鳥取短期大学

大学からのお知らせ

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教養科目「山陰論」~第5回&第6回山陰の歴史(古代&近代)発見!

 本学は、平成23年度後期から新たに1年生の教養科目「山陰論」(全学科共通)を開講し、地元山陰に根ざした大学として、その立脚地である山陰について文化・歴史・風土・産業・教育・言語などさまざまな分野と立場からアプローチを試み、山陰独自の特性を明らかにしようと、多角的な「山陰論」を展開しています。今年度の受講生は189名で、本学A館309の階段教室は学生たちの熱気に満ちあふれています。
 「山陰論」第5回の1114日(月)は「輝ける古代山陰の歴史」と題して、倉吉博物館の根鈴輝雄館長が奈良時代の山陰(とくに伯耆と因幡)について講義しました。山上憶良と大伴家持は奈良時代初期の万葉歌人として有名ですが、彼らはそれぞれ伯耆と因幡に国司として赴任した役人です。根鈴館長は、彼らの歌をとおして、奈良時代の一地方である山陰がどのような状況にあったのか、また伯耆の国府跡(現在の倉吉市国府)に目をむけ奈良時代当時の国庁や国分寺などについて興味深い講義をしました。
 「山陰論」第6回の1121日(月)は「開けゆく山陰の近代」と題して、鳥取県立公文書館の伊藤康総括専門員が明治維新後の鳥取県史について講義しました。明治時代初期に、鳥取県が消滅して隣の島根県に吸収合併された時期があるという興味深い史実を紹介され、明治維新後の鳥取県の発展がなぜ停滞したのかということの要因について、また古来より山陰原産の砂鉄を用いた「たたら」に注目し、「たたら」製鉄をとおして山陰の独自な文化史を見る必要があることなど、ていねいに説明しました。
 第7回以降にも魅力的な山陰論のテーマがつづきます。山陰の伝統的な営み、さまざまな問題点、将来への可能性など、学生たちがこの「山陰論」で学んだ知識や経験を将来の地域生活に活かしてくれることを期待しています。