大学からのお知らせ
教養科目「山陰論」~第12回&第13回山陰の教育と地域づくり~熱く語る!
「山陰論」は今年度から新しく開講された教養科目です。1年生約190名が受講しています。
1月23日(月)に第12回の「山陰論」が行われました。「山陰の教育~鳥取県教育のめざすところと課題~」と題して、鳥取県教育委員会の前教育長中永廣樹氏が近年の教育の現状について講義しました。「子どもたちに見られる気になる状況」として、総じて子どもたちはおとなしくなった、と中永氏は印象的な分析を述べられました。日本が物質的に豊かになったために、子どもたちは社会に向かって活発に出ていくよりも、自分の個人生活の中でつつましく内向きに楽しもうとする傾向があると指摘し、「しかし鳥取県は自然環境や人と人とのつながりが豊かな県であり、これがこれからの教育・子育てに有利に働く」との展望をもって講義を結びました。
1月30日(月)、第13回の「山陰論」では、「地域づくりと若者の役割」と題して、長年にわたって倉吉のまちづくりコーディネーターを務めてこられた福井功氏が、地域活性化について講義しました。福井氏は地域活性化に関する企画・デザインを提案する民間コンサルト会社キャメルスタジオを運営しています。「田舎とは住んでいる場所を言うのではありません。何もしないで待っているから、田舎になってしまうのです」と説き、「何もないと思えるところでも、アイデア次第で変えることができる」と熱く語りました。そして福井氏がみずから手がけた関金の「里見時代行列」、燕趙園の「中華コスプレ」、山陰地方での薬膳料理の普及活動など、地域活性化の実例を紹介しました。
学生たちは、これまで13回の「山陰論」を通じて、風土・歴史・経済・文化・言語・福祉・教育といったさまざまな観点から、地元山陰の特徴や魅力を再発見し、現状と課題について知り、改めて自分たちが住む山陰を見直し、大切にする必要を感じているようです。中永廣樹前教育長「山陰の教育」の授業風景
福井功氏「地域づくりと若者の役割」の授業風景
「山陰論」の授業風景
