お知らせ
とりたん市民講師による万葉集の講義を行いました
10月20日(金)、とりたん市民講師による授業が行なわれました。「とりたん市民講師」とは、本学が今年度より実施している特別企画で、地域の方の教育力を本学の教育に活かし、学生の学びを活性化させようというものです。
国際文化交流学科2年次授業科目「日本の文学」でお願いした今回のテーマは「日本の古典に親しもう―万葉集の愛の歌鑑賞」です。今年度は、古典和歌を味読する、というテーマで授業を行い、万葉集、古今和歌集、新古今和歌集の和歌を講読しています。講師としてお招きしたのは鳥取市在住の小林平人さん。定年後、古典に親しむようになり、現在「因幡万葉を読む会」の会長をされている方です。
授業では、「古典文学は日本人のアイデンティティであり、万葉集の歌を通じて、当時も今も変わらない日本人の心や感性を発見できる!」と熱く語られました。
昔の恋人との歌のやり取り、逢えない新婚夫婦、流罪の夫と別れる妻の歌、片思いの恋の歌、親子の情愛、兄弟愛…… などなど、さまざまな愛の形が歌となってうたわれていることや、歌人の心情は現代にも通じるものであることなどを、万葉集の歌を読みながら講義されました。
当時の社会情勢や、風俗習慣といった、古典文学を読む上で欠かせない基礎知識も随所に盛り込まれ、学生は最後まで熱心に受講していました。
この他にも、とりたん市民講師にはいろんな科目でご活躍いただき、学生たちは、新鮮な気持ちでユニークな角度から学びを深めています。
