オーヴェールの教会
画像を拡大
作品データ
油彩画(カンヴァス・油彩)
制作者
:
佐伯 祐三(さえき ゆうぞう)
制作年
:
1924
年
サイズ
:
58.9cm × 71.0cm
所 蔵
:
鳥取県立美術館(
公式サイト
)
解説文
:
最初の滞仏期に制作され、セザンヌ的な量感表現から独特の激しいタッチへの移行を示す作品である。佐伯は、ゴッホの作品に描かれたオーヴェール・シュル・オワーズの教会を同じアングルから描き、かの画家へオマージュを捧げている。
また、佐伯は、この地でヴラマンクを訪ね、自作に対する痛烈な批判を浴びたことも、よく知られたエピソードである。
〔出典:Google Arts&Culture 鳥取県立博物館〕
選定者情報
氏 名
:
原田 桃花
学校名
:
鳥取短期大学
学 科
:
生活学科 住居・デザイン専攻
紹介コメント
迫力のある描き方の作品だと思いました。教会が暗くて重圧があるのに対して空は鮮やかなのが印象的だと思いました。建物のバランスが独特で大きさが伝わりやすく表現されていると感じました。ゴッホの描いた教会よりタッチが強いのがこの作品の大きな特徴となっています。(2025年3月)