棟梁の家族
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作品データ
油彩画(カンヴァス・油彩)
制作者
:
前田 寛治(まえた かんじ)
制作年
:
1928
年
サイズ
:
131.0cm × 162.5cm
所 蔵
:
鳥取県立美術館(
公式サイト
)
解説文
:
前田のアトリエを新築した大工の棟梁の家族をモデルに描かれた作品。赤、青、白、茶の配色のリズムと、縦横に引かれた直線のリズムが小気味よく呼応している。前田の群像図を代表する大作である。
〔出典:Google Arts&Culture 鳥取県立博物館〕
選定者情報
氏 名
:
横田 結渚
学校名
:
鳥取短期大学
学 科
:
生活学科 住居・デザイン専攻
紹介コメント
この作品は、前田寛治がアトリエを新築した際の棟梁とその家族をモデルに描いたものです。選んだ理由は、既にこの作品を知っていて、彼と同じ北栄町出身ということもあり興味を持ったからです。さらに、私自身建築を学んでいたため印象に残りました。赤や青等の鮮やかな色調や机上の製図用具もそうですが、家族が集まって違う方向を向いていたり図面を見ているような子がいたりする様子を、棟梁が微笑ましい表情で見ているような点が特に興味深いと感じました。(2025年3月)