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「とっとり防災フェスタ2025」に防災サークルが共同参加しました!

令和7年9月20日(土)、ウインズ米子(米子市)で開催された「とっとり防災フェスタ2025」に、とっとりプラットフォーム5+αに参画する各高等教育機関の防災サークル「鳥取看護大学・鳥取短期大学消防防災サークルToCoToN FAST」、「鳥大防災Lab.(鳥取大学)」、「防災サークルmu-TUES(公立鳥取環境大学)」の学生8名が共同で活動しました。

 

今回は、鳥取大学工学部附属 地域安全工学センターの出展ブースに、防災サークルの学生たちがスタッフとして参加しました。ブースは「地震ブース」「津波ブース」「防災グッズコーナー」の3つで構成され、各ブースでは鳥取大学の先生と研究室の学生が主体となり、防災サークルの学生が交代で担当しました。

 

地震ブースでは、長周期・短周期振動模型や液状化模型を使った展示が行われ、子どもから大人まで熱心に模型をのぞき込み、説明を聞く姿が印象的でした。さらに、現地の地面の揺れをリアルタイムで観測できる「地震計」の画面に見入ったり、地震による建物の共振を再現する「電動ぶるる」や、建物倒壊の実験ができる「ピノキオぶるる」をとおして耐震や免震の大切さを学んだりしていました。

 

津波ブースでは、津波の映像や模型を通じて、津波の発生メカニズムや被害の大きさをわかりやすく紹介。自分で波を起こして津波の発生を再現する「津波模型」には、子どもたちが興味津々の様子でした。

 

防災グッズコーナーでは、紙スリッパやポンチョづくりが行われ、完成したグッズを手にした来場者の笑顔があふれていました。また、防災クイズも実施され、親子で答えを考える光景が見られるなど、防災を身近に感じてもらえるきっかけになりました。

 

当日は多くの来場者でにぎわい、防災サークルの学生にとっても防災の知識を深めるとともに、幅広い世代に防災を伝える貴重な機会となりました。参加した学生からは、「他大学の学生との交流ができて良かった」「共同での活動が楽しかった」「各ブースを担当して、自分自身もとても勉強になった」といった声が聞かれました。

 

今回の活動にあたり、ご指導いただいた鳥取大学工学部附属 地域安全工学センターの黒岩先生(海岸工学研究室 教授)、香川先生(地圏環境工学研究室 教授)、野口先生(構造工学研究室 准教授)、中村先生(施工学研究室 准教授)ならびに各研究室の学生のみなさま、そして鳥大防災Lab.事務局 畑岡様に心より感謝申し上げます。

 

とっとりプラットフォーム5+αでは、今後も学生による地域防災活動の推進に取り組んでまいります。

 

※この活動は、とっとりプラットフォーム5+αの課題5「地域リスクマネジメント体制の強化」に関する取組み項目14「若者による地域防災活動の推進」の一環です。