地(知)の拠点大学による地方創生推進事業 | COC+

ホーム > 新着情報 > 新着情報詳細

とっとりプラットフォーム5+α連携講座「鳥取県立美術館に向けて~建築の公共性を考える~」を開講しました

令和3年6月25日(金)、交流センターにて、とっとりプラットフォーム5+α連携講座「鳥取県立美術館に向けて~建築の公共性を考える~」を開講しました。

 

この講座は、令和7年春に開館予定の鳥取県立美術館を設計された槇総合計画事務所 取締役副所長の長谷川 龍友 氏にご講演いただき、生活学科住居・デザイン専攻の1、2年生(49名)が授業として受講しただけでなく、とっとりプラットフォーム5+αの構成機関である鳥取大学、鳥取環境大学、米子工業高等専門学校へもWEBで繋ぎ、教員および学生が受講されるとともに、地域の方々や建築業界関係者にも一般公開し、約200名の方に参加いただきました。

 

講演では、長谷川氏が今までに手掛けた公共施設や研究所、公園などの特徴や機能について、どのような視点でデザインしたかを設計図やデザイン画を使用し、具体的に説明されました。

また、鳥取県立美術館を設計するにあたり、「気軽に立ち寄ることができ、県の施設としての品格を備えた美術館との両立」をめざした経緯を紹介されました。

 

学生からは「建築の世界は、自分が思っていたよりもずっと奥が深い」「建築士をめざすものとして公共性とはどんなものなのか、価値ある建築物は何なのかについて深く考えさせられた」「多くの人に愛される美術館というのがとても素晴らしいと思った」等の感想が寄せられました。

 

今後も県立美術館を学びの場として活用するとともに、県民で県立美術館を支えていくための機運醸成を行っていく予定です。

 

△会場の様子

                     △会場の様子

 

                   △鳥取県立美術館のパネル