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令和2年度「とっとりプラットフォーム5+α」共同FD・SD研修会を開催しました

令和2年9月24日(木)、今年度の「とっとりプラットフォーム5+α」共同FD・SD研修会を開催しました。昨年実施し好評であった「業務をめぐる多様なリスクと危機管理について~クレーム対応、個人情報管理、不祥事等~」の第2弾として、弁護士法人TNLAW鈴木・曽我法律事務所の曽我紀厚弁護士を講師としてお招きしました。

 

また、今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、本学教職員等関係者は本学シグナスホール大講義室で、それ以外の構成メンバーの方々はZoomもしくはDVDでの視聴という形をとり、当日は計168人の参加がありました。

 

今回の内容は昨年の第2弾ということで、クレーマーへの対応は「ていねいかつ毅然と」行うこと、具体的には「理想とする対応ができたかではなく、適法な対応か否かの判別」「あいまいな対応はしない」「納得をしてもらおうとは考えない」「記録化、証拠化」「基本的には均一な対応」「一人で抱え込まない(抱え込ませない)」「組織として対応する」「(場合によっては)弁護士に対応させる」などの基本を確認したのち、実際にロールプレイングを取り入れ、さらに具体的、実践的なものとなりました。

 

また、ハラスメントについては、違法行為であるか、つまり社会通念上相当性を欠くか否かが重要であり、職場は加害者とも、被害者とも対峙する可能性があること、疑われた場合は一人での解決はNGであり、弁護士に相談する必要がある等も話されました。

 

参加者からは、「具体的な対応策やロールプレイングによる演習を数多く目にすることができ、今後の業務に役立てることができると思いました」「クレーム対応時には一人で抱え込まないことや周りに相談報告すること、ていねいに相手側の話を聞くことなど大切なことを教わりました」「WEBで参加できることがとてもよかった。鳥取県内の複数機関で同じ研修が受けられる点がとてもいいと思いました」等の感想をいただきました。

 

今後も地域のさらなる発展をめざして、有意義な情報を提供できる研修会の運営に努めていきます。

 

△3密とならないよう開催しました

△3密とならないよう開催いたしました