○鳥取短期大学入学者選考委員会規程細則
(目的)
第1条 この細則は、鳥取短期大学入学者選考委員会規程第1条第2項及び第3項に基づき、入学者の選考に関して必要な事項を定める。
(選抜区分)
第2条 入学者の選考として、以下の区分を設ける。学校推薦型選抜、一般選抜、総合型選抜、外国人留学生選抜
(調査書審査)
第3条 調査書審査部会の委員(以下「審査委員」という)は次により審査を行う。
1 審査委員は、その学科の「入学者選考調査書台帳」(以下「調査書台帳」という。)の調査書欄に次の事項と調査書点の原案を記入する。書類不備のときは、入試広報課をとおして出身高校に確認する。
(1) 教科平均・・・・・・「学習成績の状況」
(2) 学習成績概評・・・・「学習成績概評」
(3) 健康・・・・・・・「出欠の記録」の3年間の各学年欠席日数10日以上にわたる者の日数と理由及び「健康の状況」の特記事項
(4) 行動・・・・・・「出席状況」、「クラブ活動歴」、「業績(役員歴、資格取得 等)」
(5) その他の問題事項・・特に問題となると思われる事項
(6) 調査書点・・・・・・「教科点」50点+「行動点」10点の60点満点とし、学校推薦型選抜では50点満点に換算し、一般選抜・総合型選抜(探究学習型・オープンキャンパス参加型・自己推薦型・多文化型)では20点満点に換算する。
2 調査書点は、審査委員の原案に基づいて審査委員全員の合議により決定する。
第2志望を確かめる必要のある者その他特に注意する事項は、備考欄にその旨を記入する。
(問題作成)
第4条 問題作成部会の委員は次により学力試験(学科試験、小論文)の問題作成を行う。
1 学科試験は国語と英語とし、一般選抜では1教科選択、学業特待選抜では2教科とも課す。
(1) 出題の範囲は、次のとおりとする。
ア 国語・・・・・・現代の国語、言語文化(古文・漢文を除く)
イ 英語・・・・・・英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ(リスニングは含まない)
(2) 評価は、一般選抜は60点満点、学業特待選抜は100点満点とする。
(3) 解答時間は、学業特待選抜1次・2次は1科目45分、一般選抜(A日程・B日程)及び学業特待選抜3次・4次は1科目60分とする。
2 小論文は学校推薦型選抜、一般選抜(C日程)及び専攻科試験選抜において課す。
(1) 小論文の形態は、学校推薦型選抜は思考表現型、一般選抜及び専攻科試験選抜は文章読解型とする。
(2) 字数は、思考表現型300字、文章読解型800字程度とし、時間は思考表現型40分、文章読解型60分とする。
(3) 評価は、学校推薦型選抜20点満点、一般選抜(C日程)60点満点、専攻科試験選抜25点満点とする。
(採点)
第5条 採点部会の委員は次により採点を行う。
1 学力試験の採点は、学科試験は2名以上、小論文は学校推薦型選抜2名、一般選抜(C日程)及び専攻科試験選抜は3名で行う。
2 学科試験の採点は100点満点で行い、第4条のとおり選抜区分により換算する。
(試験監督)
第6条 試験監督者は学力試験(小論文を含む)に際し、次の点に留意する。
1 学力試験開始後20分以降は受験者の入室を認めない。
2 学力試験開始後は受験者の途中退室を認めない。
3 受験者に不正行為がないか注意する。
4 その他、別に定める試験監督者用の業務マニュアルに従う。
(面接)
第7条 面接は次の手順で行う。
1 面接の形態は、幼児教育保育学科は集団面接、その他の学科・専攻及び専攻科は個人面接とし、個人面接は当該学科の教員を含む2名、集団面接は3名で行うことを原則とする。
2 面接は、受験者に受験票を提出させ、本人を確認したうえで行い、時間は個人面接の場合10分程度、集団面接の場合30分程度とする。
3 面接の評価は、別に定める「面接記録」の項目(個人面接は4つ、集団面接は2つ)について行い、学校推薦型選抜は30点満点、一般選抜は20点満点、専攻科試験選抜は25点満点とする。「修学困難」とみなされる場合は理由を記入する。
(面談)
第8条 面談は次の手順で行う。
1 総合型選抜(専攻科も同様)の面談は、当該学科・専攻の教員2名で行う。
2 面談は、事前に提出された「エントリーシート」に記載されている志望動機、探究学習内容、授業体験との関連及び「授業体験レポート」の内容、自己推薦内容をもとに、総合型選抜(オープンキャンパス参加型・自己推薦型・多文化型・社会人・帰国生徒)及び専攻科総合型選抜(自己推薦型・社会人)は学科・専攻に関連する口頭試問、総合型選抜(探究学習型)は口頭表現を含めて行う。
3 面談の評価は、別に定める「面談記録」の4つの項目について行い、総合型選抜(探究学習型・オープンキャンパス参加型・自己推薦型・多文化型)及び専攻科総合型選抜(自己推薦型)は40点満点、総合型選抜(社会人・帰国生徒)及び専攻科総合型選抜(社会人)は50点満点とする。「修学困難」とみなされる場合は理由を記入する。
4 「エントリーシート」及び「授業体験レポート」の評価は当該面談者が行うこととし、総合型選抜(探究学習型)の「志望動機」は10点満点、「探究学習内容」は30点満点、総合型選抜(オープンキャンパス参加型)の「志望動機」、「授業体験との関連」は各10点満点、「授業体験レポート」は20点満点、総合型選抜(自己推薦型)及び専攻科総合型選抜(自己推薦型)の「志望動機」、「自己推薦内容」は各20点満点とする。総合型選抜(多文化型)は「志望動機」を中心に「エントリーシート」を総合的に40点満点で評価する。総合型選抜(社会人・帰国生徒)及び専攻科総合型選抜(社会人)は「志望動機」を中心に「エントリーシート」を総合的に50点満点で評価する。「修学困難」とみなされる場合は理由を記入する。
5 面談について協議すべき問題が生じたときは、面談者及び当該学科・専攻で協議する。
(合否の判定)
第9条 合否の判定は、選抜区分ごとに以下のように定める。
1 学校推薦型選抜、一般選抜(C日程)及び専攻科試験選抜は、調査書、小論文、面接の各評価を総合して行う。
2 一般選抜(A日程・B日程)及び学業特待選抜は、調査書、面接、学力試験の各評価を総合して行う。
3 総合型選抜(探究学習型・自己推薦型・多文化型)及び専攻科総合型選抜(自己推薦型)は、調査書、面談、エントリーシートの各評価を総合して行う。総合型選抜(オープンキャンパス参加型)はこれらに加え授業体験レポートの各評価を総合して行う。
4 総合型選抜(社会人・帰国生徒)及び専攻科総合型選抜(社会人)は、エントリーシートと面談の各評価を総合して行う。
5 外国人留学生選抜は、書類審査、小論文、面接の各評価を総合して行う。
(合否の決定)
第10条 合否は、入学者選考委員会で審議を行い、教授会の議を経て学長が決定する。ただし、急を要するときは入学者選考委員会が教授会を代行する。
(改廃)
第11条 この細則の改廃は、規定管理規程の定めによる。
附則
この細則は、昭和62年度入学者の選考から施行する。
この細則は、昭和63年度入学者の選考から施行する。
この細則は、平成2年度入学者の選考から施行する。
この細則は、平成4年度入学者の選考から施行する。
この細則は、平成12年度入学者の選考から施行する。
この細則は、平成25年度入学者の選考から施行する。
この細則は、平成28年度入学者の選考から施行する。
この細則は、令和3年度入学者の選考から施行する。
この細則は、令和7年度入学者の選考から施行する。