とりたん 食材まるごと活用プロジェクト

新着情報

『2019〝とりたん食材まるごと活用〞料理コンクール』を開催しました

2019.10.28

2019(令和元)年9月15日(日)に、鳥取短期大学「とりたん食材まるごと活用プロジェクト」主催の『2019〝とりたん食材まるごと活用〞料理コンクール』を本学で開催しました。
この料理コンクールは、鳥取県内産農産物の規格外やB級品食材など未利用食材の有効な活用方法および新たな価値を見出し、美味しい手づくり料理を考え調理することによって、食べものを大切にする心を育み、地場産物の良さを普及啓発することを目的とした今年度の新たな事業です。
応募作品数60点(応募者総数73名)のうち、第一次書類審査を通過した9組11名が本学会場で行う第二次調理審査に出場し、自ら創作した料理4人分を60分間で調理・披露しました。審査は、鳥取県内産農産物の未利用食材の活用度のほか、普及性、アイデアや独創性、色彩や盛り付けなどについて、鳥取県栄養士会福田節子会長をはじめとした審査員5名により行われました。審査の結果、米村絵美さん(本学食物栄養専攻1年)の「ねばりっこのはさみ焼き」が最優秀賞に選ばれました。鳥取県中部特産の新鮮でおいしい長芋端材に、かつお節の出がらしを刻んで加え旨味をプラスし、手軽に食べられる一品に仕上がっていました。また山本美咲さんと森尾朱音さん(米子南高校)の「皮ごと丸ごとカルボナーラ」が優秀賞を受賞しました。ごぼうは皮ごと薄くむいて入れ、特有の食感とごぼうの香りが楽しめ、ブロッコリーは茎まで無駄なく使い有効活用の工夫の見られる料理でした。そのほかにも地元産のトマトやキャベツ、大根、かぼちゃ、スイカなどを使った美味しいまるごと活用料理が多い料理コンクールとなりました。
これらの料理のレシピは「〝とりたん食材まるごと活用〞料理レシピ集」として今後公開をする予定です。

△調理審査の様子

△最優秀賞のねばりっこのはさみ焼き

△本学学長による表彰の様子

△出場者全員で記念撮影