
3月11日(火)「第2回短期大学間学生交流プロジェクト in 倉吉」を本学にて開催しました。この企画は、ソーシャルラーニングプロジェクトの授業等で出会った本学学生と島根県立大学短期大学部の学生が、短期大学生という共通の視点で交流を深めようと始まりました。第一回は、昨年12月21日(土)島根県立大学短期大学部(松江キャンパス)で開催され、第二回となる今回は、本学にて島根県立大学短期大学部7名、本学7名の学生が交流を図りました。
学生の司会進行により、実行委員長挨拶、出席者自己紹介の後、各大学の学生が、それぞれの大学の特徴や自分たちの学び・活動の紹介をしました。
△「鳥取短期大学~学びのプレゼン発表~」 本学 国際文化交流学科2年 綿貫大佑さん
△「島短(県短)って?」 島根県立大学短期大学部1年 青笹実香さん
△「お茶の絵本」島根県立大学短期大学部1年 三島悠希さん
続いて島根県立大学短期大学部 工藤泰子准教授が、「学生のチカラ -『観光学』からの期待-」と題し、地元を知ること、外から地域を見ることの大切さなどについて講義されました。
午後は、本学学内にある附属幼稚園、絣美術館の見学を行いました。附属幼稚園では、中嶋邦彦園長より園の教育方針や取り組みなどについて説明を受けました。絣美術館では、研究生のみなさんから倉吉絣(くらよしがすり)についてお話を伺いました。
学生同志の意見交換会では3グループに分かれ、今後の学生交流プロジェクトの方向性や新しい企画などについて話し合いました。
その中で、「全国的に短大が少なくなっている現状から、短大としてのメリット・デメリットを明確にし、短大存続のため効果的なPRをする」「短大としての交流を続けつつ、四年制大学との交流も広げていきたい」といった意見が聞かれました。
最後に、東伯郡湯梨浜(ゆりはま)町にある東郷湖(とうごうこ)ほとりの足湯に場所を移し、倉吉名菓の試食、温泉卵作りなどを体験しながら親交を深めました。今後も学生たちは、継続して交流を図っていく予定です。
【本学学生の感想】
「キラキラドリームプロジェクト、お茶の絵本」というリサーチは、松江キャンパスの学生さんが地元松江市民も意外に気づいていない松江の茶文化を知ってもらうため、分かりやすく紹介する冊子を作られたものです。文献があまりないなか、彩雲堂をはじめ、企業の方々に話しを聞いて情報を集めたということでした。「主体的な学び」を実践しておられ、感化されました。
お互いに学んでいることを共有することは教学相長になると思うので、この交流会を3回、4回と続け、交流の「和、輪」を大切にしたいと思いました。