
12月7日(日)伯耆しあわせの郷にて「学生シンポジウム in くらよし国際交流フェスティバル2014」を開催しました。
学生シンポジウムは、文部科学省補助事業ソーシャルラーニングの一環として行うもので、学生が企画・運営し、本学13名、島根大学7 名、島根県立大学短期大学部10名、鳥取環境大学1名、高校生1名、留学生3名、一般5名の計40名が参加しました。
シンポジウムは、学生発表とワークショップの2部構成で行われ、前半の学生発表では、「山陰地域の観光・地域の活性化」をテーマにそれぞれの大学から1名が発表を行いました。学生発表とワークショップの内容は次のとおりです。
【学生発表】(13:00~13:30)
○鳥取短期大学
鳥取県東部の魅力「砂と海」(鳥取県東部)
鳥取県中部さんぽ(鳥取県中部)
○鳥取環境大学
鳥取県西部は見どころ満載(鳥取県西部)
○島根大学
「島根ってステキ!」では足りない(島根県)
○島根県立大学短期大学部
島根県の観光と国際交流 松江の茶文化から世界へ(島根県松江市)
【ワークショップ】(13:30~14:30)
「私の好きな山陰」と題して、7つのグループに分かれて意見交換を行いました。まず、山陰に暮らしている中で感じる山陰の「好きなところ・場所」、また反対に「いまいちなところ」をふせんに書き出し、説明しながら台紙に貼っていきました。
「好きなところ・場所」については、お気に入りの店や食べ物、山陰の自然の豊かさや人の優しさがすばらしいといった意見などが出されました。
また、「いまいちなところ」として、山陰をもっと活性化させるためには何が必要か?に焦点をあてて話し合いました。その中では、交通機関の不便さ、雪・雨の多さなどが挙げられ、車での移動が日常的な山陰において「歩く観光」の難しさを考察するグループもありました。
ワークショップ
アイディアの書き出し
<参加者コメント>(アンケートより抜粋)
・「山陰=何もない、田舎」というイメージから、探せば面白い観光地、文化、景観にあふれていることに気付かされました。
・「人が少ない」ことは私の中でデメリットだと思っていましたが、それが良いんだよと言われる方がおられて物事の両極について考えるいい機会になりました。
・海外の方にももっと山陰を知ってもらい、都会に無い魅力をアピールしたい。
・他大学の人と交流することが出来て、山陰の気付かなかった、知らなかった魅力を知ることができてよかったです。
【国際文化交流学科の授業の成果も発表】
「くらよし国際交流フェスティバル2014」では、前期「山陰地域フィールド体験学習」で学んだ5種目の中から、みつぼし踊りと因幡の傘踊りの成果を披露しました。