
授業「山陰地域フィールド体験学習」(国際文化交流学科1年次・通年)では、「伝統文化の保存継承と地域活性化の課題」について学生たちが学びます。今年度は、みつぼし踊り、因幡の傘踊り、因州和紙、和太鼓、書道パフォーマンスの5種目が学びのテーマです。
現在、学生たちは8月下旬~9月上旬に行う実習(伝統文化のリサーチ・技能の習得)に向けて事前学習を行っています。
△2年生による昨年の実習内容紹介 △グループに分かれて最初の話し合い
今年度は、事前学習の一環として7月4日(土)鳥取県立博物館に伺い、学芸員の方から「鳥取の伝統文化の現状・課題」についての講義を受けました。
△学芸員の方による講義の様子 △歴史・民俗展示の見学
講義では、「伝統文化とは何か」「鳥取県の歴史的地域区分(因幡国、伯耆国等)」などの基礎知識を学び、実際に地域で行われている「因幡の傘踊り」「南部町八金(やかね)の申し上げ」の映像資料を視聴しました。
その後、常設展示の歴史・民俗展示室などを見学しながら、鳥取県の歴史や人々の暮らしの様子、現在も行われている祭りや伝統行事などについて学びました。
今後、学生たちは各種目に分かれて伝統文化への理解を深め、地域の方と交流しながら技術の習得を行っていきます。
この授業の最終回には、成果発表会として、地域伝統文化のリサーチ内容発表・伝統文化の披露及び意見交換が行われます。成果発表会の詳細については、後日情報を掲載いたします。