大学と地域社会を結ぶ大学間連携ソーシャルラーニング

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大学間連携ソーシャルラーニングとは?

授業「実践スポーツ 山野実習」を行いました

平成26年9月15日(月・祝)~17日(水)、大山隠岐国立公園内にて教養科目「実践スポーツ 山野実習」を行いました。参加者は、本学10名、島根県立大学浜田キャンパス2名、出雲キャンパス7名、計19名でした。

 

本科目は、以下に示す3つの目的を掲げて実施しましたが、本実習を通して体験する各種のアウトドア・アクティビティを、大山の自然環境を十分に生かしたスポーツ文化、観光資源としてとらえることで、「山陰地域の自然、文化、歴史といった地域資源の保全と活用による地域の活性化」の事例として理解を深めることも狙い加えての実施となりました。

 

①大山周辺の自然環境において、トレッキングや個人別選択活動(カヤック、乗馬、フィッシングなど)を経験し、今後の生活においてアウトドアスポーツを十分に満喫できるようになるための基本的な知識、技術、態度を習得する
②大山周辺の素晴らしい自然環境の中で実習を展開することで、山陰地方の文化・風土について発見、再確認する
③学生相互、また教員・学生間の人間関係を深めるとともに、集団内における個人の役割について学習する

 

本学で行われた事前学習では、各自が大山について異なるテーマでリサーチし、歴史・環境、楽しみ方・注意点などについて発表しました。

 

3日間の実習では、初めにソーシャルスキルの重要性を理解することをねらいとしたイニシアティブゲーム(仲間作りのためのアクティビティ)を行い、自己開示と他者受容の必要性を確認しつつ、ぎこちなかった学生同士も和気あいあいとした雰囲気での活動となりました。2日目の大山トレッキングは、全員が頂上まで登るチャレンジコースを選択し、その行程の中、山頂保護活動にも協力しつつ、大山ならではの植物観察や、大神山神社・大山寺などの見学も行い、大山の自然や歴史について学びました。最終日の個人別選択活動では、カヤックコースとフィッシングコースに分かれて活動を行い、山陰の自然環境を生かしたアウトドア・アクティビティを満喫する機会を得ました。

 

これらの活動の最後には、連携校の学生間で実習を通した振り返りを実施しました。各々が、具体的な体験を通した気づきを発表し合い、そして互いにシェアすることで、自らの学びの確認や異なる視野、視点、意見の獲得に努めました。

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△大山についてのリサーチ発表(事前学習)   △仲間作りレクリエーション

 

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△大山トレッキング

 

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△個人別選択活動 カヌー体験

 

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△個人別選択活動 フィッシング体験      △振り返り