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「ToCoToN FAST」が一日消防隊に任命され防災訓練を実施しました

令和元年11月8日(金)、消防防災サークル「ToCoToN(トコトン) FAST(ファスト)が一日消防隊に任命され、キャンパス内で防災訓練を実施しました。防災訓練に先立ち、ToCoToN FASTの学生5名が秋季全国火災予防運動の一環として、一日消防隊に任命され、倉吉消防署 小椋由己署長から委嘱状を受け取りました。

 

委嘱式に続いて、鳥取看護大学棟でストレッチャーの使い方のデモンストレーションと、はしご車を使用した避難訓練を実施しました。

ストレッチャーのデモンストレーションでは、担架・ストレッチャーの組み立て方や、担架を移動させるときは、何人かで協力すると体重の重い人でも運べることなど、実践的な知識を学びました。

はしご車での避難訓練では、はしごを看護大学の5階と屋上まで伸ばし、サークルのメンバーが実際に建物から脱出しました。はしごを最大限に伸ばした状態(地上から約30m)の高さを体験した学生は、少し怖がりながらも、頼りがいのある消防士のみなさんに感銘を受けていました。

 

午後は、鳥取短期大学 生活学科 住居・デザイン専攻の学生を中心に、屋内消火栓を使った放水訓練と電気火災実験・防炎実験を行いました。

屋内消火栓はいざというときに、消防車の到着を待たず、近くにいる人が使用することができる設備で、放水を体験した学生は水圧の強さに驚いていました。

電気火災実験では、熱や家具等による擦れで起こるコードの劣化や、タコ足配線が危険であること、プラグとタップ穴の周りにホコリなどがたまっていると、場合によっては電気機器を使用していなくても火事の原因となることなどを学びました。

防炎実験では、防炎加工が施された布とそうでない布に実際に火をつけ、燃えやすさの違いを体験しました。

 

今後もToCoToN FASTの活動や防災訓練をとおして、学生や教職員の防災意識の向上に取り組んでいきます。

 

※「ToCoToN(トコトン) FAST(ファスト)( Tottori College & Tottori College of Nursing Fire And Safety Team )」:鳥取看護大学・鳥取短期大学の学生による防災意識の向上を目的とした消防防災サークル

 

委嘱式の様子

△委嘱式の様子

 

ストレッチャーのデモンストレーション。学生や教職員が多数見学しました。

△ストレッチャーのデモンストレーション。学生や教職員が多数見学しました。

 

はしご車による訓練の様子

△はしご車による訓練の様子

 

屋内消火栓放水訓練・電気火災実験の様子

△屋内消火栓放水訓練・電気火災実験の様子

 

防炎実験の様子(左の青い布:非防炎素材 右の白い布:防炎素材)。防炎素材にはなかなか火が着きません。

△防炎実験の様子。
(左の青い布:非防炎素材 右の白い布:防炎素材)
防炎素材にはなかなか火が着きません。