○鳥取看護大学・鳥取短期大学研究室図書取扱基準
(趣旨)
第1条 この基準は、鳥取看護大学・鳥取短期大学研究室図書(雑誌、視聴覚資料を含む。)の管理に関し必要な事項を定めるものとする。
(研究室図書の定義)
第2条 この要領において「研究室図書」とは、教員が研究室に備え付ける図書のうち公費で購入するものをいう。
2 公費とは、教育研究経費、科学研究費、受託研究費、寄付金等をいう。
(研究室図書の管理)
第3条 研究室を管理する教員は、研究室図書を整理して適切に管理しなければならない。
(研究室図書の登録)
第4条 研究室図書は、図書館において登録しなければならない。ただし、鳥取看護大学・鳥取短期大学における研究室図書資料の取扱区分(別表)によるものとする。
(管理状況報告)
第5条 教員は、図書館長が定める方法により、1年に1回、研究室図書を点検・把握し、図書館長に報告するものとする。
(研究室図書の返納)
第6条 教員は、次の各号のいずれかに該当する場合は、直ちに研究室図書を返却しなければならない。
(1) 転出若しくは退職するとき。
(2) 教員が当該図書を利用しなくなったとき。
(3) 図書館長が返却を求めたとき。
(研究室図書の弁償)
第7条 教員は、研究室図書(消耗扱いとするものを除く)を紛失したときは、鳥取看護大学・鳥取短期大学付属図書館資料弁償取扱基準に従い、弁償しなければならない。
(研究室図書の除籍)
第8条 除籍が決定した図書・資料の処理については、図書館除籍細則の定めるところによる。
附則
この基準は、平成29年4月1日から施行する。
別表
鳥取看護大学・鳥取短期大学における研究室図書資料の取扱区分
※鳥取看護大学・鳥取短期大学付属図書館資料収集・管理規程第4条に基づき定めたもの。
区分 | 使用予定期間 | 対象資料 | 備考 |
備品(資産)扱いとするもの 【図書費による支出】 | 1年以上使用する図書資料 | ①単行書 | |
②文庫 | |||
③新書 | ブックレット含む | ||
④加除式資料の本体 | |||
⑤古地図、貴重書など | |||
⑥マイクロ資料 | |||
⑦製本雑誌 | バラバラの雑誌を合冊してまとめたもの | ||
消耗扱いとするもの 【消耗品費による支出】 | 1年未満の図書資料 | ①電子資料(CD、CD―ROM、DVDなど) | |
②加除式資料の追録、差し替え | 本体に追加された資料 | ||
③一時的な価値しか持たないもの | 試験問題集、白書、年鑑、コンピュータのマニュアル類、名簿類、電話帳、時刻表など | ||
④雑誌、学術論文、レポートなど | 雑誌の増刊号も含む(○○年版と記載のあるもの) | ||
⑤極めて利用頻度が高く、消耗しやすいと判断されるもの | 学外授業・実習等で屋外に持ち出して使用するもの、楽譜、リーフレット、パンフレット類 | ||
⑥その他図書館長が定めた資料 |
※当初より、著しい書き込みや切抜き等を目的とするものについては「私費扱い」とする。