“mottainai” ~ 地場食品 『食材ロス』の有効活用 ~
食の現代社会において食を取り巻く問題の1つに「食品ロス」があります。食品ロスは「本来は食べられるのに廃棄されている食べ物」のことで、賞味期限切れ等の食品、売れ残りや食べ残し、農水産品の規格外品などがあります。日本全体では年間約600万トンの食品ロスが発生し
1)、鳥取県の調査においても生ごみの4割は食品ロスとされています
2)。
食のみやこ鳥取県」は豊富な農水産物に恵まれていますが、一方で、この農水産物の規格外品(食材ロス)が排出されています。鳥取短期大学は地域に根ざす大学として、特にこの食材ロスに着目し、「地域食材をあますことなく丸ごと使うことを考えるプロジェクト」すなわち『とりたん食材まるごと活用プロジェクト』に取り組んでいます。
参照
1)環境省『食品廃棄物等の利用状況等(概念図)』
2)鳥取県生活環境部ホームページ掲載