関連施設現場研修 島根県立古代出雲歴史博物館・竹中大工道具館 -美術館フィールド活用支援事業-
とっとりプラットフォーム5 +αの課題として取り組んでいる「県立美術館のサポート・活用」事業のひとつとして、学生による関連施設の現場研修を行いました。
まず、令和4年9月16日(金)に、現在建設中の鳥取県立美術館の設計を手掛ける著名な建築家 槙 文彦氏の設計による島根県立古代出雲歴史博物館へ、米子工業高等専門学校の学生他6名、鳥取短期大学学生・教員等13名の計19名で出かけました。現場では、設計概要等の説明の他、普段は公開されていないバックヤード(収蔵庫等)を学芸員に解説いただきながら見学しました。
続いて、令和4年10月21日(金)には、鳥取県立美術館の施工者である竹中工務店が運営する竹中大工道具館(神戸市)を、鳥取大学学生8名、公立鳥取環境大学学生5名、鳥取短期大学学生・教員等18名の計31名で訪れました。こちらでも学芸員のていねいな解説により、道具はもとより大工技術の奥深さを学びました。
コロナ禍で昨年は実施できませんでしたが、今年は建築を学ぶ4つの高等教育機関の学生たちに対する研修として行うことができました。いずれの現場でも、学生たちは写真を撮ったり質問をするなどし、熱心に見学していました。とても貴重な体験となったと思います。ご協力いただきましたみなさま、大変ありがとうございました。
県立美術館の建設工事も順調に進んでいるようです。そのフィールドを、これからを担う学生たちの学びに活用させていただいていることに心より感謝いたします。