幼児教育保育学科_2023


子どもから保護者支援まで、地域に暮らすあらゆる人びとの発達や生活を支えるキーパーソンとして
地域社会のなかで、子どもの健やかな育ちを支える保育者の役割は重要度を増しています。
そして、その役割は「保育」にとどまらず、子育ての背景にある保護者の思いや悩みに寄り添い、地域の人びとから信頼される高度な専門職の役割も担っています。 幼児教育保育学科では、人を大切にする心を育みながら、広く豊かな視野と確かな専門性を身につけた現場に強い保育者の養成をめざします。
そして、その役割は「保育」にとどまらず、子育ての背景にある保護者の思いや悩みに寄り添い、地域の人びとから信頼される高度な専門職の役割も担っています。 幼児教育保育学科では、人を大切にする心を育みながら、広く豊かな視野と確かな専門性を身につけた現場に強い保育者の養成をめざします。

おしらせ ~ News & Topics ~
- 2025.04.08
- 2025.04.07
- 2025.03.27
- 2025.02.10
- 2025.01.16
- 2025.01.16
学科長からのメッセージ
社会の「まんなか」で輝く保育者へ
学科長/國本 真吾 教授
「こどもまんなか」と言われる時代です。しかし、これは決して新しいものではありません。日本が国連・子どもの権利条約を批准して30 年。保育現場では、常に「子どもの最善の利益」を意識して保育を行ってきました。そして、子どもの育ちを支える保育者もまた「まんなか」にいる存在です。子どもとともに保育者も輝く社会にしていくことが、今求められています。保育が社会にとっての光となる営みに、あなたも加わってみませんか?

学びのポイント
子どもたちの育ちを支え、地域社会に貢献する保育力と人間力を磨く
人間力を磨くと
幅広い教養を身につける
幅広い教養を身につける
人間性を豊かに育みながら、保育、教育、福祉、保健、心理、表現、運動など、幅広い専門知識と技能を学びます。

保育現場での実習を重視し、
実践力を鍛える
実践力を鍛える
1年次から附属こども園や地域の保育現場での実習を行い、卒業後すぐに活躍するための実践的力を鍛えます。

一人ひとりの"良さ"を
引き出すカリキュラム
引き出すカリキュラム
少人数指導、グループワークを積極的にとりいれ、きめ細かな指導で一人ひとりの得意分野を引き出すことをめざします。

学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。

交流をとおし、積極的な自分を見つけることができた。
幼児教育保育学科 2年 Aさん
「地元鳥取で保育士になりたい」。これが私の“とりたん” を選んだ理由です。夢にむかう授業はどれも楽しく、何でも気兼ねなく相談できる先生方や仲間に支えられ、積極的な自分を見つけることもできました。「児童文化」の授業では、排泄の仕組みをエプロンシアターで表現し、オープンキャンパスで発表も。「特別研究」で選択したオペレッタでは、みんなで協力して台本や小道具をつくり、大学祭や保育園で公演しました。学内外でのたくさんの人たちとの交流から得た経験が、「できない」と思っていたことを「できる」に変え、自信へとつなげてくれました。これからもチャレンジし続け、人間力を高めながら、いつも笑顔で子どもたちに寄り添える保育士になりたいと思います。

保育の深さと、子どものための環境づくりを学ぶ。
幼児教育保育学科 2年 Yさん
高校卒業後に上京してイラストの専門学校に通いましたが、就職を考えたとき、子どもが好きなこともあって、保育士として地元で働きたいという思いが募り、“とりたん”で学び直しをスタートさせました。年上でも違和感なく接してくれる友人たちと、どんなことにも対応してくださる先生方に恵まれ、楽しい学生生活が送れています。保育に対する考え方を深めるきっかけとなったのが「社会的養護」の授業です。虐待の現状を知り、続く障がい児施設の実習では、子どもの周辺環境を整えることがいかに重要であるかを思い知りました。将来は保育士に加え、子どもたちのより良い環境をつくる支援のための仕組みづくりができる、公務員という選択肢も視野に入れています。
時間割 (1年次/参考) |
1限 9:00~10:30 |
2限 10:45~12:15 |
3限 13:00~14:30 |
4限 14:45~16:15 |
5限 16:30~18:00 |
---|---|---|---|---|---|
MON | (ピアノレッスン) | 子どもの運動指導法 | 図画工作Ⅰ | 保育・教育基礎演習 | |
TUE | キャリアデザイン入門 | 幼児理解と教育相談 | 子どもの保健 | 現代鳥取研究 | インターシップB |
WED | 乳児保育Ⅰ | 英語B | 保育内容(言葉) | ||
THU | 保育内容(環境) | 社会的養護Ⅰ | 保育実習指導Ⅰ | ||
FRI | 児童文化Ⅱ | 子どもの運動指導法 | レクリエーション概論 | 保育・教育課程論 |
地域での取り組み
「地域をキャンパスに」を実践し、学びのフィールドを広げる
学びのフィールドを地域に広げることで、より実践的な学びを得ようと試みています。保育実習や教育実習など2 年間で9 週間の学外実習はその代表例。保育経験を蓄積するだけではなく、地域の幼児教育・保育の現状を理解する重要な機会となります。また、学びの成果を地域に還元する機会を通じて、学習意欲を高めます。例えば、「子どもの造形指導法」( 1年次)では、季節に応じた造形表現の理解のため、七夕飾りを製作し、JR 倉吉駅前に飾る取り組みをしています。まさに「地域をキャンパスに」を実践しています。さらに、児童館や公民館などの主催で行われる地域のイベントは、「歌う、踊る、つくる、語る、うごく」などの保育技術を提供する絶好の機会です。学外実習だけでは補えない「実践力」を培い、不安を自信や得意へ変えるチャンスも提供してくれます。
地域に飛び出す“とりたん”の学びは、保育者としての自信や将来の地域の担い手という役割を自覚したり、ボランティア精神を学んだりする貴重な機会となっています。
地域に飛び出す“とりたん”の学びは、保育者としての自信や将来の地域の担い手という役割を自覚したり、ボランティア精神を学んだりする貴重な機会となっています。

社会で活躍する先輩たち

子どもたちの豊かな想像力と笑顔が日々の活力に
幼児教育保育学科 令和4年度卒業
Sさん
Sさん
仕事のやりがいは?
0歳児クラスの担任をしていますが、子どもたちが日々成長し、毎日たくさんの笑顔を見られることが活力になっています。子どもたちが想像力豊かに、いろいろな遊びを生み出している姿を見られることも、日々の発見があり面白いところです。
とりたんの学びで得たものは?
実習の機会が多く、さまざまな保育者の子どもたちへの関わり方を実際に見て、知ることができ、今の保育の現場での援助や声かけの仕方などの参考にさせていただいています。読み聞かせや、制作遊びなどのノウハウも実践で活かされています。
今後の目標は?
子どもたちが園での生活を楽しみながら、健やかに成長できる環境づくりを第一に考え、保護者と子どもの成長を一緒に喜び合える関係を築いていきたいです。保護者に相談したいと思ってもらえるような保育者になれるよう学び続けたいと思います。
[ 就職・進学実績 ]
[ 主な就職先 ]
●認定こども園 ●児童福祉施設(保育所、児童養護施設、ほか) ●幼稚園 ●障がい児(者)支援施設 ●高齢者福祉施設 ●一般企業 など
[ 進学 ]
●本学 専攻科幼児教育専攻(一年制) ●四年制大学編入(日本福祉大学、山口県立大学、中部学院大学、川崎医療福祉大学など)
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