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2023更新

  • ビジネスの実践的スキルを身につける ビジネスの実践的スキルを身につける
    進展する情報化時代に対応する実践的スキルを身につけ地域を支える人材に。
    社会の価値観が変わり、情報化が進むビジネス環境のなかでいま求められているのは、ネットワークを活用したクラウドコンピューティングなどの実務的技能です。
    さらに、目まぐるしく変わる世界の動向をつかむビジネス知識、チームで課題を解決できる主体性やコミュニケーション力も不可欠です。
    情報・経営専攻では、進化しつづける情報活用能力とビジネス実務能力を身につけたこれからの地域社会を担う人材を育成します。
    授業風景画像

    学科長からのメッセージ

    自分で考え、行動し、そして振り返る!
    学科長/ 野津 伸治 教授
    大学生活において、さまざまな知識や経験を積んでいきます。そこでの答えは必ずしも一つでなかったり、誰も知らなかったりすることの方が多いかもしれません。遠回りでもまずは自分で考え、さらにぜひ実行してみてください。うまくいくこと以上に失敗も多いかもしれません。それを次回にぜひ活かすため振り返ってみてください。そのことが人生で学び続ける習慣につながっていきます。私たちも全力でサポートします。
    学科長

    学びのポイント

    社会人基礎力をベースに、情報活用スキルとビジネス実務能力を養成。
    1
    グループワークで
    社会人基礎力を身につける
    社会人として必要とされる「主体的に動く力」や「チームワーク」をグループによる課題解決型学習を通して身につけます。
    社会人基礎力を身につける
    2
    ビジネスに役立つ
    PCスキルを磨く
    パソコンを「使える」ことよりも「使って何ができるか」を重視したビジネスコンピューティングスキルを磨きます。
    ビジネスコンピューティングスキルを磨く
    3
    資格習得とゼミ学習で
    専門性と実践力を高める
    日商簿記やITパスポートなど、実用的な資格取得をサポートします。また、特別研究ではより専門的な学びを深めます。
    資格取得とゼミ学習で専門家としての実践力を高める

    学生インタビュー

    就職を視野に入れ、幅広くスキルアップを続ける。
    生活学科 情報・経営専攻 2年 Oさん
    金融機関への就職をめざし、必要なことはすべてやろうと入学当初からモチベーションを保って取り組みました。学習面や就活のことなどしつこいくらい先生に質問し、資格取得にも積極的にチャレンジしました。その都度ていねいにサポ-トをしていただいたおかげで、目標だった地元の金融機関への内定をいただくことができました。生活面でもいろいろな考えをもつ友人に恵まれたこと、また、こども食堂でのボランティア活動を通し、ものごとの捉え方が柔軟になり、視野が広がったことも私自身の大きな変化です。社会に出てからもスキルアップしていけるように、簿記、語学、情報系などの資格の勉強を、この先も続けていきたいと考えています。
    在校生写真
    時間割
    (1年次/参考)
    1限
    9:00~10:30
    2限
    10:45~12:15
    3限
    13:00~14:30
    4限
    14:45~16:15
    5限
    16:30~18:00
    MON ビジネス実務概論 基礎数学 ビジネス実務演習A 実践スポーツ
    TUE 経営学 英語B 現代鳥取研究 インターンシップB
    WED ビジネス実務演習B 基礎演習B
    THU 簿記Ⅰ 簿記Ⅰ 資格簿記B 生活と法律
    FRI ウェブデザインB キャリアデザイン プロジェクト演習

    地域・ひとと、未来とつながる。

    互いに切磋琢磨しながらチームワークで鍛えた実践的な力を強みにたくさんの先輩が地域社会へはばたいています。
    地域・ひととつながる 技術と思いをもって地域を次代へつなぐ人材に
    Tさん 私が”とりたん”を選んだ理由のひとつが「プロジェクト演習」です。
    植木先生 そうなんですね。私が担当するのは地域課題に対する解決策を、大学生らしい発想で提案する授業ですが、フィールドワークで地域と関わることによって社会や現場の課題がリアルにわかりますからね。
    Tさん 倉吉の中心市街地を地元の方に説明を受けながら歩いて回ったときは楽しかったですが、倉吉市の計画書を読んだときは全然わからなくて(笑)。
    植木先生 面食らったよね(笑)。初めて読む難しい行政文書だからね。地域の現状や課題を行政がどのように分析して具体的な対策を打ち出しているのかを知ったうえで、グループの4人で話し合いながら各グループが重点を置く地域課題を絞り込んでいきました。Tさんはしっかりメモをとってグループの進む方向を支えていましたね。
    Tさん 植木先生は答えを言うのではなく、私たちに考えさせてくれたのが良かったです。考えたことと現場で必要とされていることがイコールじゃなくて、例えばネットショッピングはインターネット自体が難しくて使えない方がいるとか、売る商品が少ないとか、費用面でも難しいとか。実際に商店街の経営者の方にインタビューして私たちが気付かなかった課題が見つかるなど、フィールドワークは面白かったです。
    植木先生 キャンパスの中だけでなく、知らないことや自分たちだけでは解決できないことを、地域の人たちに質問して答えていただく機会は本当に貴重です。
    Tさん 私は授業をとおして、町おこしにはIoTの活用が必要で、そのためにも若者が中心になるべきだと思い、また地域イベントに積極的に参加して幅広い年代の方と交流することは、自分の可能性を広げるきっかけにもなると思いました。主体性や協調性も鍛えられたので、企業に入っても周囲の方と協力して課題を解決する役を担いたいと思っています
    植木先生 社会に出るとなかなか学ぶ時間が少なくなるけれど、Tさんは学ぶ姿勢をちゃんと持っています。ここで得たものをもとに学び続け考え続け、自分なりのものの見方や考え方、世界観を身につけていってほしいと思います。
    未来とつながる
    未来とつながる
    お客さまに顔を覚えていただける職員に
    生活学科 情報・経営専攻 令和3年度卒業
    鳥取信用金庫 Yさん
    窓口係(テラー)として、お客さまからお預かりしている預金の入出金や、定期預金、定期積金の契約や解約、納税や公共料金の支払い、各種変更届けの手続きなどを主に担当しています。業務においては一つの処理でも複数の確認箇所がある場合が多く、一箇所でも漏れがあるとお客さまに迷惑をかけてしまうため、一つひとつ確認を怠らないように心がけています。懸命に業務をこなす毎日のなかで、お客さまから感謝の言葉をいただいたときや、先輩に教えていただいたことを自分一人でできたときにはやりがいと達成感も感じます。商品知識やお客さまに説明する力はまだまだ未熟ですが、”とりたん”の学びで身についた「自分から行動すること、勉強を続けること」を、これからも実践していこうと思っています。
    今の目標は、まずは閉店後に入出金の締め作業をするメインテラーとしての仕事ができるようになることです。そしてお客さまには、顔と名前を憶えてもらえ、頼ってもらえるような職員になれるよう頑張ります。
    [ 就職・進学実績 ]
    [ 主な就職先 ]
    銀行 証券会社 保険会社 一般企業の事務・営業 販売 システムエンジニア ホテル・旅館 官公庁 など
    [ 進学 ]
    本学 専攻科経営情報専攻(一年制) 四年制大学編入(大阪電気通信大学など)

    生活学科 情報・経営専攻のメニュー一覧

  • 豊かな発想力をもとに建築、インテリア、デザイン、アートの世界を知る 豊かな発想力をもとに建築、インテリア、デザイン、アートの世界を知る
    豊かな発想力をもとに、暮らしのなかのデザインの可能性とあたらしい価値を生み出す。
    私たちは、さまざまなデザインに囲まれて生活しています。
    デザインはアートの領域だけでなく情報を伝えたり、あたらしい機能や価値を生み出す役割も担い、その重要性があらゆる分野で認識されています。
    住居・デザイン専攻では、住居とデザインの分野を幅広く学び、豊かな感性を生かした、企画力、表現力、技術力を育成し、多領域の職種に対応し、活躍できる人材を送り出します。
    授業風景画像

    教員からのメッセージ

    感性を磨き、創造力を育む
    学科長/前田 夏樹 教授
    みなさんはデザインというと「カッコいいもの」やオシャレなもの」と思っていませんか? それもデザインの持つ一面ではありますが、本当に大事なのは、「どうすればわかりやすいか」「どんな形だと使いやすいか」というように、そのデザインを見る人や使う人、暮らす人の立場に立ってデザインを考えることです。
    本専攻では建築・インテリア・デザイン・アートの各分野の学びをとおして、ユーザーを意識したデザインを考えます。
    学科長

    学びのポイント

    社会を豊かにするデザインスキルを磨き、多分野で活躍できる人材を育成する。
    1
    多様なデザイン分野から
    専門科目を選択
    建築・インテリア、デザイン・アートなど、自分の将来の目標に向けて、専門科目を選択し学ぶことができます。
    個々の目的に合わせた学習内容
    2
    最短で建築士資格取得を
    可能にするカリキュラム
    卒業後すぐに一級・二級建築士試験を受験できるよう必要な科目が充実しており、受験指導も行っています。
    建築士実現への最短距離です
    3
    多彩なCG制作で
    デザイン力を磨く
    コンピュータを用いたグラフィックデザインの授業が多く、多彩で完成度の高いデザイン作品を制作することができます。
    CGによるデザイン力を究める

    学生インタビュー

    建築やデザインの学びを深めコンペや資格取得に挑戦する。
    生活学科 住居・デザイン専攻 1年 Yさん
    子どもの頃から大工の祖父への憧れもあって建築の道に進みたいと考えていたので、建築について学べる”とりたん”を選びました。また四年制大学に編入できることも可能性が広がると思いました。授業では、実際に建築現場に行って見たり聞いたりして幅広い知識を得るだけでなく、仲間とともにディスカッションできる面白さや、学生向けのデザインコンペに応募するという実践的な学びもあります。建築とデザインの関係性についても少しずつ理解が深まり、今ではインテリアデザインにも興味が湧いています。いろいろな場面で寄り添ってくださる先生たちの指導のもと、高めあえる仲間とともにさらに学びを深め、二級建築士の資格や色彩検定などにも挑戦したいと思っています。
    在校生写真
    時間割
    (1年次/参考)
    1限
    9:00~10:30
    2限
    10:45~12:15
    3限
    13:00~14:30
    4限
    14:45~16:15
    5限
    16:30~18:00
    MON ビジネス実務概論
    人間関係論
    構造力学Ⅱ カラーコーディネーション 実践スポーツ
    TUE デザインソフトウェアⅡ 中国語Ⅱ デザイン基礎Ⅱ ヒトの科学
    WED 建築計画Ⅰ 建築構造論 ビジネス実務演習Ⅰ
    THU インテリアデザイン パース演習 レイアウトデザイン
    FRI 造形基礎Ⅱ 建築CADⅠ 建築設計製図 建築設計製図

    地域・ひとと、未来とつながる。

    オープンな環境で豊かな創造性を育み、技術力を磨いた“とりたん”生がさまざまなフィールドで活躍しています。
    地域・ひととつながる 地域のものづくりを支える人材としての期待
    石田先生 鳥取県立美術館建設に関連して隣接地にポケットパークをデザインする学生コンペが実施され、ちょうど1年生後期のインテリアデザインの授業の中で、コンペ案を作成できるというグッドタイミングでしたね。
    Aさん 私のグループでは3人でアイデアを出し合い、半球状で大きさが異なる3つのドームを連ねてそれぞれに役割を持たせました。他グループの考え方を聞きながら作成できたことも勉強になりました。しかも、クラスメイトの作品が最優秀賞というすごい結果になって、実際に地元に建設されるのが今から楽しみです。
    石田先生 Aさんたちのアイデアも面白かったですよ。現地に何度も足を運び、市が公表しているデータを調べたりしながら、地域の人や県外から来る人、さまざまな年代の人がそれぞれに楽しめる場所がつくれたらいいねと授業の名kで話していましたから、それに応えた提案でした。本やネットの情報だけでなく、実際に自分の目で見たり地域の人たちの話を聞いたりするなかで、感じることをこれからも大事にしてほしいと思います。Aさん デザインが学びたいと思ってこの専攻を選んだ私にとって初めての建築のコンペでしたが、建築士って格好いいなぁと(笑)。石田先生のCADの授業も図面をただ写すのではなく、先生が実際に建築された建物の写真と図面とを照らし合わせながらていねいに説明してくださるので、とても面白くて図面が書きやすかったです。
    石田先生 Aさんはとにかく何でもやってみようというタイプですよね。それは大事なことです。この専攻の特徴は住居とデザインの両方が学べ、どちらかを深掘りしていく学生も多いけれど、いろいろな扉を押して開いた先に広がる世界を見ることはいい経験になります。これから四年制大学編入試験にチャレンジですね。
    Aさん はい。大学では舞台芸術を学びたいので、まずは合格が目標です。やりたいと思ったことは諦めずに全部やっていきたいと思います。
    石田先生 Aさんの好奇心はひとつの才能、チャレンジ精神は強みです。多分野の学びで異なる背景を持つ人たちの考えに接する機会をたくさん持てるのはいいことですし、間違えることを恐れずこれからもさまざまなことにチャレンジしていってください。
    未来とつながる
    未来とつながる
    デザインでお客さまを笑顔にしたい
    生活学科 住居・デザイン専攻 令和3年度卒業
    株式会社キリンクラフト Kさん
    オリジナルウェアの製作、チラシやパンフレットなどのデザインが主な仕事で、店舗に来られたお客さまへの接客もしています。自分がデザインしたものがカタチになることはとてもワクワクしますし、時間をかけたデザインをお客さまが想像以上に喜んでくださったときは本当に嬉しいです。今の仕事には、”とりたん”で学んだIllustratorの基本操作やデザインの組み立て方が役立っています。
    短大の2年間は、学びながら未来のビジョン固めをすると同時に就活も始まるというハードなものです。すべてを完璧にこなそうとすると空回りして辛くなってしまうので、少し力を抜いて自分が何をしたいのかをじっくり考えるといいと思います。入社してから学ぶことも多く、私は日々学びであふれる充実した毎日を過ごしています。今はまだ先輩に頼ったり、過去のデータを参考にしながらデザイン制作をすることが多いですが、最初から最後まで自分の力で、お客さまを笑顔にできるデザインをつくれるよう、ひとつずつ確実な仕事を積み重ねたいと思います。
    [ 就職・進学実績 ]
    [ 主な就職先 ]
    ハウスメーカー 建築設計事務所 建設会社 広告代理店 印刷会社 インテリアコーディネーター 福祉住環境コーディネーター ウェブデザイナー グラフィックデザイナー 図書館司書 など
    [ 進学 ]
    本学 専攻科住居・デザイン専攻(一年制) 四年制大学編入(島根大学総合理工学部など)

    住居・デザイン専攻のメニュー一覧

  • 地域の健康を守る食のスペシャリスト 地域の健康を守る食のスペシャリスト
    食べたものが、未来をつくる。
    地域や家族の健康と笑顔を支える。
    “食”は生きていくための基本です。
    健康なカラダをつくるばかりでなく、健康なココロも育む「食育」や、病気を予防する「予防医学」の観点からも重要性が高まっています。
    多くの実習や体験をとおして“食”の大切さを学び、自分の、家族の、そして地域社会の未来をつくる知識と技能をそなえた“食”のスペシャリストを養成します。
    授業風景画像

    教員からのメッセージ

    人生100年時代と食
    学科長/野津 あきこ 教授
    人生100年時代を迎え、長寿社会をどのように生き抜いていくのかが、問われる時代になりました。そのなかでも「食」は重要な位置づけとなっています。栄養士は健康長寿を支えていく仕事です。人間、食物、環境などの関係性に着目し、ライフステージや身体状況に応じた栄養や食べたものが体にどのように消化吸収され、健康状態の維持・改善につながるのかを学びます。持続可能な開発目標(SDGs)に向けて一緒に学んでみませんか。
    学科長

    学びのポイント

    地域に密着したカリキュラムで、広い知識と技能をそなえた食の専門家をめざす。
    1
    基礎から実践まで栄養士に
    必要な知識と技能を習得
    栄養学や衛生学などの基礎から、調理の手法や対象者に合わせた献立作成法などの現場で必要となる専門的な内容まで、幅広く学びます。
    食の専門家として活躍するために必要な知識と技能を
    2
    強みとなるプラスアルファの
    力を身につける
    栄養士だけでなく、栄養教諭や医療秘書実務士など、強みとなるプラスアルファの知識・資格を持った食の専門家をめざすことができます。
    食の専門家として“プラスアルファ”を身につける!
    3
    体験をとおして
    実践力を磨く
    地域イベントに参加したり、地域のプロのシェフや栄養士の方から指導を受けたりと、さまざまなかたちでの学びの機会があります。
    地域社会も学びのフィールドに

    学生インタビュー

    たくさんの人を笑顔にする頼れる栄養士に。
    生活学科 食物栄養専攻 2年 Hさん
    幼い頃から食に関わることに興味があり、調理が学べる高校に通いましたが、さらに栄養や食材について学びを深めたいと思い”とりたん”に進学しました。大学生活2年間はコロナ禍の影響でイベントなどへの参加ができませんでしたが、そのぶん実習をたくさんさせていただき、準備など友だちと協力して能動的に動けるようになりました。「給食管理実習」では、自分たちで献立を立て、学生や教職員のみなさんに食券を販売して給食を提供します。実習の中で改善点を発見できたり、食べてくださる方の意見を直接聞くことができ、自分の成長につながります。もともと人のお手伝いをすることが好きなので、食を通じたくさんの人を助け、笑顔になってもらえる「頼れる栄養士」になれるようこれからも学び続けます
    在校生写真
    時間割
    (1年次/参考)
    1限
    9:00~10:30
    2限
    10:45~12:15
    3限
    13:00~14:30
    4限
    14:45~16:15
    5限
    16:30~18:00
    MON 健康科学 生化学 解剖生理学実験 臨床栄養学概論
    TUE 食品加工学 英語B ヒトの科学
    WED 栄養指導論実習 コミュニケーション論
    THU 給食管理 調理学実習Ⅰ 栄養学総論
    FRI 給食管理実習Ⅰ

    地域・ひとと、未来とつながる。

    食が好き、地域が好き。
    そんな学生たちが2年間でたくさんの経験を積み、地域の健康を守る担い手として一歩ずつ進んでいます。
    地域・ひととつながる 自分の得意を生かし社会での役割をカタチにする
    古都先生 Nさんは学友会長としても頑張りましたね。
    Nさん 学友会は古都先生に誘われたからですよ。この一年はいろいろな改革の年にもしましたし、例年は改選と同時に任務終了でしたが、今年は新旧合同で活動する期間を設けて次の人たちにスムーズに引き継ごうと思っています。
    古都先生 私の目に狂いはなかった(笑)。物怖じせず何にでもチャレンジするNさんですからね。地元企業と”とりたん”のコラボ商品の開発にも携わり、「りんごとおいものクリーム大福」は山陰両県の量販店で販売されましたね。
    Nさん 企業の方と私たち学生の有志十数人とで試行錯誤しましたが、少しは栄養士っぽい意見も言えたかなと(笑)。
    古都先生 食品官能評価・鑑別演習の授業や、調理学実習では調理の基礎から和・洋・中の料理まで多様に学びました。和食のマナー講習では懐石料理を食べに行き、講師の先生が箸の持ち方が基本だと強調されましたね。
    Nさん 箸を持つ手がぷるぷるして(笑)。でも、和食のマナーを学ぶのは初めてでプロのシェフに教わったときは、栄養士とは違う視点の学びを深めることができました。
    古都先生 卒業後には地元山陰で働く人が多いので、地元の食材や料理を理解して、栄養指導やレシピ考案の際に活かしてほしいし、地元の方に喜ばれる食事を提供し、健康面をサポートできる栄養士になってほしいと思っています。卒業後の夢は?
    Nさん 就職内定はいただいているので、働きながら管理栄養士の資格と、中学高校の剣道部時代から関心があったスポーツ栄養士の資格も取りたいです。”とりたん”を選んだのもスポーツ栄養が学べることが決め手で、将来はジュニアアスリートを栄養面で支えられたらと思っています。
    古都先生 しっかり考えていますね。どんな職種でも20代は修業期間と思って管理栄養士、そこから次のステップです。地元で輝ける栄養士になってくださいね。
    Nさん 頑張ります。私もずっと地元で暮らしたいので、ここで学んだことを活かして地元をもっと活性化できるような栄養士になろうと思います。
    未来とつながる
    未来とつながる
    実務経験を積み、 管理栄養士の資格取得をめざす
    生活学科 食物栄養専攻 令和2年度卒業
    シダックスフードサービス株式会社 中国支社
    (社会福祉法人あゆみ会 トーゲン倉吉 勤務) Tさん
    主な仕事は、厨房業務の調理や盛り付け、納品と検品、献立作成、発注です。作業工程や数値を考えながらの献立作成は簡単ではなく、アレルギーや嗜好に合わせる個人対応は間違えないように覚える大変さがあります。けれど、自分が考えた献立や料理を「おいしかった」と言ってもらえたり、おはぎや恵方巻きなどいつもより手間がかかる行事食をつくったときに笑顔で喜んでもらえたときなどは、やりがいと達成感も倍増します。
    “とりたん”入学前には人見知りする性格でしたが、オープンキャンパスのスタッフやボランティア活動に積極的に参加することで他学科の人と交流する機会も増え、初対面の人とも気後れせずにコミュニケーションがとれるようになりました。おかげで職場でも良好な関係を築けています。実務経験を積みながらさらに多くの知識を吸収して管理栄養士の資格を取得し、食を通して多くの人を笑顔に元気にしたいと思っています。
    [ 就職・進学実績 ]
    [ 主な就職先 ]
    病院(栄養士、医療系事務) 委託給食会社(栄養士) 高齢者福祉施設 児童福祉施設 公務員(専門職系) 食品関連企業(製品開発・品質管理) 一般企業 など
    [ 進学 ]
    本学 専攻科食物栄養専攻(一年制) 四年制大学編入(島根大学生物資源科学部、くらしき作陽大学食文化学部栄養学科、美作大学生活科学部食物学科、四国大学生活科学部 など)

    社会人入学を希望する方へ

    生活学科 食物栄養専攻のメニュー一覧

  • 多様なニーズに対応する保育者に 多様なニーズに対応する保育者に
    子どもから保護者支援まで、地域に暮らすあらゆる人びとの発達や生活を支える
    地域社会のなかで、子どもの健やかな育ちを支える保育者の役割は重要度を増しています。
    そして、その役割は「保育」にとどまらず、子育ての背景にある保護者の思いや悩みに寄り添い、地域の人びとから信頼される高度な専門職の役割も担っています。 幼児教育保育学科では、人を大切にする心を育みながら、広く豊かな視野と確かな専門性を身につけた現場に強い保育者の養成をめざします。
    授業風景画像

    学科長からのメッセージ

    子どもの欲求を実践につなげる保育者へ
    学科長/國本 真吾 教授
    乳幼児期は人間発達の土台となる時期です。幼い子どもの成長過程で「できる」ことが増えていく姿を目にすると、周囲の大人も笑顔がこぼれます。しかし、「できる」ことを過剰に追い求めてしまうなかで、子どもの内面から湧きおこる欲求を見落としてしまうことはないでしょうか。子ども自らが「○○したい」と思えるような幼児教育・保育を保育者はどのように創造するのか、そのような学びを“とりたん”ではじめてみませんか?
    学科長

    学びのポイント

    子どもたちの育ちを支え、地域社会に貢献する保育力と人間力を磨く
    1
    人間力を磨くと
    幅広い教養を身につける
    人間性を豊かに育みながら、保育、教育、福祉、保健、心理、表現、運動など、幅広い専門知識と技能を学びます。
    人間力を磨く幅広い教養を身につける
    2
    保育現場での実習を重視し、
    実践力を鍛える
    1年次から附属こども園や地域の保育現場での実習を行い、卒業後すぐに活躍するための実践的力を鍛えます。
    保育現場での実習を重視し、実践力を鍛える
    3
    一人ひとりの"良さ"を
    引き出すカリキュラム
    少人数指導、グループワークを積極的にとりいれ、きめ細かな指導で一人ひとりの得意分野を引き出すことをめざします。
    一人ひとりの「良さ」を引き出すカリキュラム

    学生インタビュー

    大好きな歌やダンスを強みに表現の楽しさを伝えたい。
    幼児教育保育学科 2年 Iさん
    “とりたん”には附属こども園が併設されているため、充実した実習カリキュラムが組まれているのが魅力です。入学して間もない1年生の5月から保育現場に入らせていただいた貴重な経験は、私自身、その後の学びの意識を高めるスイッチになったと感じています。実習では、目的を明確にすることの重要性を学び、日頃から「○○のために○○をする」という考え方の習慣が身につくようになりました。また、私は合唱団やミュージカルの経験があり、それらを活かして「特別研究」の一環として地域の施設やイベントで歌やダンスを披露することができました。“とりたん”で培ったさまざまな経験をもとに、子どもたちの発達に合わせて表現の楽しさを伝えていけるよう、今後も保育の現場でも取り組んでいきたいと思います。
    在校生写真
    時間割
    (1年次/参考)
    1限
    9:00~10:30
    2限
    10:45~12:15
    3限
    13:00~14:30
    4限
    14:45~16:15
    5限
    16:30~18:00
    MON 図画工作Ⅰ (ピアノレッスン) 児童文化Ⅱ 保育・教育基礎演習
    TUE キャリアデザイン入門 幼児理解と教育相談 子どもの保健 現代鳥取研究 インターシップB
    WED 乳児保育Ⅰ 英語B 音楽2
    THU 保育内容(環境) 保育内容(言葉) 社会的養護Ⅰ 保育実習指導Ⅰ
    FRI 子どもの音楽指導法 子どもの運動指導法 保育・教育課程論 レクリエーション概論

    地域・ひとと、未来とつながる。

    人とのつながりを大切にしながら、学びを深めた先輩たち。
    やりがいを見つけ、自分らしく輝く新しい場所で成長を続けています。
    地域・ひととつながる 地域性を理解してより質の高い保育につなげる
    Yさん 就活のとき、頻繁に先生の研究室に相談に行かせていただきました。県外に就職するか県内にするか迷っていて、そのとき先生に背中を押されて結局県外に決めました。
    仙田先生 Yさんと話をしていると、自分が見つけた県外の保育施設へ気持ちが傾いているのが、なんとなく伝わってきましたからね。
    Yさん いろいろな場所を経験したいという思いがあってチャレンジするなら今かなと。
    仙田先生 “とりたん”での2年間はどうでしたか? コロナの影響でほとんど地域活動はできませんでしたが。
    Yさん 一日だけ鳥取市内の子ども食堂へボランティアに行かせていただきました。実際に何組かの親子とふれあって、子ども食堂に来るのにはいろいろな理由があって、ただ食事をするだけではなく、さまざまな役割がある場所だと知りました。
    仙田先生 Yさんはあらゆる方向にアンテナを立てて、このボランティアにも自分から手を挙げて参加していましたね。一日だったかもしれないけれど、とても貴重な経験になったと思いますよ。一方、2年間で実習の機会はたくさんありましたね。
    Yさん いろいろな保育施設に行かせていただくなかで、先生によって対応がさまざまなことがわかったのも大きかったです。
    仙田先生 実習は子どもたちへの対応だけでなく、現場の雰囲気や社会を知るという経験のできる場でもあるんですよね。
    Yさん 一番印象に残っているのが障がい者福祉施設実習です。実習に行く前に「特別ニーズ保育・教育」や「社会的養護」などの授業で障がいのある方についての勉強をしていましたが、実際に現場を経験すると、あのとき学んだことはこういうことかと、ストンと理解できることが多くて。私は成人の方の施設に行かせていただいたのですが、交わす言葉が少ないなかでもコミュニケーションをとっていくことに支援の奥深さを感じて、こういう施設で一人ひとりの方とじっくりと関わるのもいいなと思いました。
    仙田先生 一つひとつの経験から、ちゃんと自分なりの課題を見つけ、学びを獲得できるYさん、改めて凄いなと感心しました。向き合い方が真摯で、吸収力が素晴らしい。その力はどんな場所に行っても強みになります。これからYさんを待っている子どもたちがたくさんいると思いますよ。Yさんの素敵なところをたくさん発揮して、子どもたちと関わっていってくださいね。
    Yさん ありがとうございます。待っている子どもたちのところで頑張ります。
    未来とつながる
    未来とつながる
    子どもたちの成長を保護者と共有できる喜び
    幼児教育保育学科 令和3年度卒業
    鳥取市立富桑保育園 Nさん
    保育園で1歳児クラスの担任をしています。食事や排泄、着脱などの際には子どもたちの意欲や気持ちを高められるよう、日々試行錯誤しながら声かけや援助をしています。一人ひとりに応じて異なるアプローチや関わり方が求められる難しさもありますが、子どもたちが自分でやってみようと頑張る姿を目にしたときや、「できた」と笑顔で教えてくれたときは、本当に喜びとやりがいを感じます。
    "とりたん”での学びは私の基盤です。日々の保育計画や保育記録の作成をするうえで、保育内容の5領域やいわゆる「10の姿」の学びが活かされていますし、また実践的な技術習得につながった絵本の選び方や読み方、エプロンシアターの作成は、子どもたちと一緒に楽しめる保育教材として役立っています。保育士は子どもたちの成長を特等席で見守ることができます。子どもたちが「やってみたい」「楽しい」と思える遊びや環境を設定し、子どもたちの気持ちに寄り添いながら、保護者の方とも成長の喜びを共有できる保育士をめざしたいと思っています。
    [ 就職・進学実績 ]
    [ 主な就職先 ]
    認定こども園 児童福祉施設(保育所、児童養護施設、ほか) 幼稚園 障がい児(者)支援施設 高齢者福祉施設 一般企業 など
    [ 進学 ]
    本学 専攻科幼児教育専攻(一年制) 四年制大学編入(日本福祉大学、山口県立大学、中部学院大学、川崎医療福祉大学など)

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  • 国際文化交流学科
    多文化共生の態度とコミュニケーション力を育む
    地域社会のなかで多様な人びととともに生きていく協調性とコミュニケーション力を育む学び。
    国際文化交流学科
    社会で役立つコミュニケーション力
    「言語」「文化」「交流」の3つの学びの分野をとおして、「実践的な教養」を修得します。
    ※「国際文化交流学科」は、令和6年度から「地域コミュニケーション学科」に学科名称を変更します。
    生活学科 情報・経営専攻
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    生活学科 住居・デザイン専攻
    暮らしを豊かにするデザイン力を養成
    豊かな発想力をもとに、暮らしのなかのデザインの可能性とあたらしい価値を生み出す。
    生活学科 食物栄養専攻
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    幼児教育保育学科
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