2023更新
- 地域社会のなかで多様な人びととともに生きていく協調性とコミュニケーション力を育む学び地域社会のなかでもグローバル化が進展し、さまざまな文化や価値観をもつ人びとがともに暮らす時代です。
地域コミュニケーション学科では、多文化共生を実現するために必要な「文化の多様性に対する深い理解」や「自分の考えや文化を伝える表現力」を育成します。
言語のスキルを養い、ていねいに接するホスピタリティを身につけ、観光施設、ホテル・旅館をはじめとする接客・販売の仕事、多彩なニーズに応える図書館司書、本を通じて学びをサポートする学校司書など、人とかかわる仕事に役立つ総合的なコミュニケーション力を育成します。おしらせ ~ News & Topics ~- 2025.04.04
- 2025.02.28
- 2025.01.22
- 2025.01.09
- 2025.01.08
- 2024.11.25
学科長からのメッセージ
自分を成長させる学び学科長/ 岡野 幸夫 教授多様化する地域社会でイキイキと活躍するには「成長し続ける自分」を意識することが大切です。多様性を理解するには、表面的な情報や言葉の裏にある事情や思いへの想像力が欠かせません。この学科ではさまざまな他者と対話・交流して視野を広げ、正解のない課題を深く考え抜く力を養い、得られた知見を他者に説明する表現力を鍛えます。これらの学びを通して、現状に満足しない「成長し続ける自分」の基礎を培いましょう。学びのポイント
多様なコミュニケーション力を身につけ、社会で活躍できる土台をつくる。「言語」「文化」「交流」を
トータルに学ぶ言語、文化、交流をトータルに学び、多文化共生のための広い視野をもち、批判的に深く考え抜く実践的な「教養」を身につけます。地域課題を解決する
実践力を育む地域でのフィールドワークや体験学習を通じて、観光分野で求められるホスピタリティや地域課題を解決する実践力・主体性を育みます。ともに生きる協調性を養う
グループワークたくさんのグループ活動をとおして、異なる価値観をもつ他者の意見を受け入れる態度や、皆と協力して実行するコミュニケーション力を養います。学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。異文化を理解して、楽しくコミュニケーションする。国際文化交流学科(※) 2年 Iさん”とりたん”を選んだ理由は、好きな英語をもっと勉強したいというだけではなく、自文化と多文化が同時に学べるので、言語の背景を知ることができると思ったからです。授業は基本的に少人数で行われ、フレンドリーな先生方と毎回楽しく集中して学ぶことができるのも魅力です。「異文化交流」など学内外の授業では、異なる文化背景を持つ人の考え方や価値観の理解を深めることができ、より多くの人とコミュニケーションが図れるようになりました。今は、高校の英語教師になるというあらたな目標ができ、島根大学への編入をめざしています。多様な人とコミュニケーションができる英語の楽しさを伝えていける教師になりたいと思います。鳥取県の魅力を発掘し、発信していきたい。国際文化交流学科(※) 2年 Oさん愛知県で育ち、幼い頃から島根県松江市の祖母の家によく遊びに行っていたので、大好きな山陰にある“とりたん”に入学を決めました。言語やさまざまなコミュニケーションを学ぶなかで、「読書と豊かな人間性」の授業では、アニマシオンという読書指導法を体験しました。読書をゲーム感覚で楽しみ、関心を高める指導メソッドは、とても興味深く面白かったです。サークルは複数掛け持ちし、学内外でのボランティア活動にも積極的に参加しています。大学や地域を盛り上げる活動をしているサークルではサークル長を務めていて、メンバーたちと県内を歩き回るのも楽しみのひとつになっています。卒業後は、山陰で観光関係の仕事に就きたいという目標もできました。※2023年度入学生までの学科名称時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
10:45~12:153限
13:00~14:304限
14:45~16:155限
16:30~18:00MON 異文化コミュニケーション キャリアデザイン入門 現代鳥取学 図書館概論 TUE 基礎英語演習A 実践スポーツ 日本語表現法 日本国憲法 WED プレゼンテーション基礎 韓国・朝鮮語Ⅰ 情報処理演習 ★地域社会体験A THU ★地域社会体験B 読書と豊かな人間性 共生のためのプロジェクト演習A スタディスキル FRI コミュニケーション英語A 交流とホスピタリティ 宗教と文化 図書館情報資源概論 ★印の科目は集中講義地域での取り組み
自分の興味関心を深める 豊富なフィールドワーク地域社会で求められるコミュニケーション力を高めるために、地域に出かけ地域の方と交流する機会が豊富にあります。1年次の授業では鳥取県立博物館と連携した「対話型鑑賞」に関する講座を受け、県内の小学生に対してファシリテーションを実践します。「地域社会体験A」では県内の施設・企業で体験実習を行い、「異文化交流」では県内在住の外国籍の方など文化背景の異なる方と交流します。2年次の「地域交流」では、グループごとに地域に出かけてリサーチ活動を行い、地域の方との意見交換を行います。また、授業以外でも毎年「くらよし国際交流フェスティバル」など地域のイベントに積極的に参加しています。こうした学生全員が関わる取り組みに加えて、「創造的観光人材育成プログラム」では現場での観光体験やフィールドワークを通じて実践的に学び、学校司書科目では近隣の学校図書館に出かけて理解を深め、英語の科目では地域のイベントで英語絵本のおはなし会を行い英語の表現力を養います。自分の興味関心や得意に応じてより深く学び、コミュニケーション力を伸ばします。社会で活躍する先輩たち
地域の魅力を取材し、ニュースとして発信する国際文化交流学科(※) 令和4年度卒業 Hさん※2023年度入学生までの学科名称仕事のやりがいは?管轄である鳥取県中部3町の地域イベントや行事を取材し、編集、放送までを行っています。自分が取材したものを多くの方に観ていただき「よかったよ」と声をかけていただくと嬉しいですね。先輩にもほめていただくとやる気も高まります。とりたんの学びで得たものは?県内の観光について学んだ「創造的観光人材育成プログラム」では、地元に住んでいても知らなかった魅力がたくさんあることに気づきました。その魅力を、テレビを媒体に発信することが地域貢献につながると思い、TCCへの志望動機にもなりました。今後の目標は?取材力をあげていきたいですね。結構な人見知りなので、インタビューにはまだ苦労します。地域の方や今後取材を通して出会う方とのコミュニケーションを大切にし、まずは顔と名前を覚えてもらえるよう、地道に地域を歩き回りたいと思います。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●図書館司書 ●旅行代理店 ●ホテル・旅館 ●観光施設 ●銀行 ●自動車販売店 ●葬祭業 ●一般企業 など[ 進学 ]●本学 専攻科国際文化専攻(二年制) ●四年制大学編入(島根大学法文学部、皇學館大学文学部 など) ●留学(慶煕大学国際教育院 など)※ 国際文化交流学科 卒業生実績地域コミュニケーション学科のメニュー一覧
- 進展する情報化時代に対応する実践的スキルを身につけ地域を支える人材に。社会の価値観が変わり、情報化が進むビジネス環境のなかでいま求められているのは、ネットワークを活用したクラウドコンピューティングなどの実務的技能です。
さらに、目まぐるしく変わる世界の動向をつかむビジネス知識、チームで課題を解決できる主体性やコミュニケーション力も不可欠です。
情報・経営専攻では、進化しつづける情報活用能力とビジネス実務能力を身につけたこれからの地域社会を担う人材を育成します。おしらせ ~ News & Topics ~- 2025.02.27
- 2025.02.07
- 2024.12.24
- 2024.12.23
- 2024.12.12
- 2024.12.11
令和5年度入学者の方へ学科長からのメッセージ
自分で考え、行動し、そして振り返る!学科長/ 野津 伸治 教授大学生活において、さまざまな知識や経験を積んでいきます。そこでの答えは必ずしも一つでなかったり、誰も知らなかったりすることの方が多いかもしれません。遠回りでもまずは自分で考え、さらにぜひ実行してみてください。うまくいくこと以上に失敗も多いかもしれません。それを次回にぜひ活かすため振り返ってみてください。そのことが人生で学び続ける習慣につながっていきます。私たちも全力でサポートします。学びのポイント
社会人基礎力をベースに、情報活用スキルとビジネス実務能力を養成。グループワークで
社会人基礎力を身につける社会人として必要とされる「主体的に動く力」や「チームワーク」をグループによる課題解決型学習を通して身につけます。ビジネスに役立つ
PCスキルを磨くパソコンを「使える」ことよりも「使って何ができるか」を重視したビジネスコンピューティングスキルを磨きます。資格習得とゼミ学習で
専門性と実践力を高める日商簿記やITパスポートなど実用的な資格取得をサポートします。また、特別研究ではより専門的な学びを深めます。学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。地域と関わる学びで実践力が身につく。生活学科 情報・経営専攻 2年 Oさん県内就職率が高く、地域と関わる授業が多いのも“とりたん” の魅力です。三朝町について考えるグループワークでは、実践的なフィールドワークで課題を見つけ、その対策を仲間と協力しながら導き出し、達成感を味わうことができました。また、ボランティアフェスティバルにスタッフとして参加するなど学外交流にも積極的にチャレンジし、視野を広めることに努めています。インターンシップで行った書店では、地域との関わりを大切にしながら本の魅力を広めるという企業姿勢に心惹かれました。その書店に就職内定をいただきましたが、社会人になってからも、広い視野とチャレンジ精神を持ち続け、地域に役立つ人材になっていきたいと思います。技術力と社会人としての基礎力が鍛えられる。生活学科 情報・経営専攻 2年 Nさん将来は県内のIT 系企業で働きたいと考えていたので、情報処理の基礎から学べるこの学科を選びました。高校まで未経験だったプログラミングやデータベースの授業はできるようになればなるほど面白く、グループワークが多いのも楽しいです。特に「プロジェクト演習」の授業では、スケジューリングという課題のもと、半年間さまざまな意見を出し合いながら、自主的に考えることとチームワークの大切さを学び、自信につながりました。実は、インターンシップで行った地元IT 企業でもチームワークが大切だと教わり、“とりたん” で学んだことが実践の現場で役立つことを実感しました。就職内定もいただき、社会で認められる仕事ができるよう、まずは国家資格取得に挑戦します。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
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16:30~18:00MON ビジネス実務概論 基礎数学 ビジネス実務演習A 実践スポーツ TUE 経営学 英語B 現代鳥取研究 インターンシップB WED ビジネス実務演習B 基礎演習B THU 簿記Ⅰ 簿記Ⅰ 資格簿記B 生活と法律 FRI ウェブデザインB キャリアデザイン プロジェクト演習 地域での取り組み
情報とビジネスの分野で地域の課題解決に取り組む1年次後期に開講される「プロジェクト演習」は情報分野とビジネス分野に分かれ、それぞれが地域の課題解決を図る取り組みを行っています。「プロジェクト演習」(ビジネス)では、倉吉市の中心市街地である打吹地区を舞台に、毎年行政や地元商店街の方と連携し、地域をいかに活性化させるかを考えています。これまでに、「空き店舗対策としてどのような店を出せば良いか」、「伝統的建造物保存地区を訪れる観光客をいかにして商店街に呼び込むか」などの課題に取り組んできました。プロジェクト演習(情報)では、三朝町と連携して行政の業務のDX化を検討する取り組みを実施しています。令和5年度は、三朝町温泉街の観光マップを作成するために、フィールドワークで得た情報(観光名所の写真スポット、駐車場、ランチの場所、公衆トイレ、自動販売機など)を地図アプリへ落とし込む活動を展開しています。授業の最後には関係者にむけて半年間の成果を発表する機会があるため、学生は本気で取り組みます。毎年、この授業を通して彼らが大きく成長していく姿がみられます。社会で活躍する先輩たち
正しい情報が届けられる 信頼される記者になりたい生活学科 情報・経営専攻 令和4年度卒業
新日本海新聞社 Iさん仕事のやりがいは?一番は記事を見た人から直接ほめていただくことです。読者の方がわざわざ「わかりやすい、読みやすい」と電話や手紙をくださったり、取材先の方から「反響があった」と報告をいただいたりすると、それが何回目であっても嬉しいですね。とりたんの学びで得たものは?「プロジェクト演習」の授業の一環として交流があった役場や観光案内所の方がたには、今取材などでかなりお世話になっています。地域に密着した実践的な授業がたくさんあるので、在学中に人脈を広げられるのはとても魅力的だと思います。今後の目標は?まずは顔と名前を覚えてもらいたいです。普段から情報収集のため、役場や地域の方がたが集まる場所に出向いていますが、何か取り上げてほしいことがあったら「伊垢離さんに頼もう」と思ってもらえるよう、信頼される記者になりたいです。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●銀行 ●証券会社 ●保険会社 ●一般企業の事務・営業 ●販売 ●システムエンジニア ●ホテル・旅館 ●官公庁 など[ 進学 ]●本学 専攻科経営情報専攻(一年制) ●四年制大学編入(島根大学法文学部など)生活学科 情報・経営専攻のメニュー一覧
- 豊かな発想力をもとに、暮らしのなかのデザインの可能性とあたらしい価値を生み出す。私たちは、さまざまなデザインに囲まれて生活しています。
デザインはアートの領域だけでなく情報を伝えたり、あたらしい機能や価値を生み出す役割も担い、その重要性があらゆる分野で認識されています。
住居・デザイン専攻では、住居とデザインの分野を幅広く学び、豊かな感性を生かした、企画力、表現力、技術力を育成し、多領域の職種に対応し、活躍できる人材を送り出します。おしらせ ~ News & Topics ~- 2025.03.04
- 2024.08.02
- 2024.05.30
- 2024.05.30
- 2024.01.23
- 2024.01.18
教員からのメッセージ
デザインをするうえで大事なこと学科長/前田 夏樹 教授みなさんはデザインというと「カッコいいもの」やオシャレなもの」と思っていませんか? それもデザインの持つ一面ではありますが、本当に大事なのは、「どうすればわかりやすいか」「どんな形だと使いやすいか」というように、そのデザインを見る人や使う人、暮らす人の立場に立ってデザインを考えることです。
本専攻では建築・インテリア・デザイン・アートの各分野の学びをとおして、ユーザーを意識したデザインを考えます。学びのポイント
社会を豊かにするデザインスキルを磨き、多分野で活躍できる人材を育成する。多様なデザイン分野から
専門科目を選択建築・インテリア、デザイン・アートなど、自分の将来の目標に向けて、専門科目を選択し学ぶことができます。最短で建築士資格取得を
可能にするカリキュラム卒業後すぐに一級・二級建築士試験を受験できるよう必要な科目が充実しており、受験指導も行っています。多彩なCG制作で
デザイン力を磨くコンピュータを用いたグラフィックデザインの授業が多く、多彩で完成度の高いデザイン作品を制作することができます。学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。建築とデザインを幅広く学べるのが面白い。生活学科 住居・デザイン専攻 1 年 Mさんインテリアコーディネーターに憧れ、建築とデザインの両方を学べるカリキュラムの内容に魅力を感じ、この学科を選びました。この分野でプロとして活躍されている先生も多く、体験に基づく実践的な授業はとてもためになります。「レイアウトデザイン」の授業では、“伝える” ことを意識しながら、文字の書体やイラストのバランスを考えていくことの大切さを学び、デザインコンテストに応募する作品に取り組みました。また、建築に関する授業では、基本的な理論を理解することで、デザインへの考え方の幅が広がりました。卒業後はデザイン関係の仕事に就くことも視野に入れながら、今は“とりたん” で得られるいろいろな学びを吸収したいと思っています。自分が設計した建物で、鳥取のまちを元気にしたい。生活学科 住居・デザイン専攻 1 年 Mさん建築築ゲームに夢中になった小学生時代から変わらず、将来は一級建築士になるのが夢。“とりたん” は卒業時に一級建築士の受験資格が得られるので、そこを目標に授業に取り組んでいます。製図の授業では線の引き方、図面に書き込む文字の重要性など、先生にアドバイスしていただきながら基礎から練習を重ねています。世界各地の住宅形式を学ぶ「住居学」の授業では、自然環境と建築の関係性を具体的に知ることができ、自分の夢である、鳥取を元気にするまちづくりともつながり、もっと研究を深めていきたいテーマになりました。自分が建築した建物に笑顔で人が集まる様子を想像しながら、まずは製図の公募コンクールに挑戦して、スキルアップを図ります。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
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16:30~18:00MON ビジネス実務概論 構造力学Ⅱ カラーコーディネーション 実践スポーツ TUE ビジネス実務演習Ⅰ 中国語Ⅱ 建築計画Ⅰ ヒトの科学 WED 人間関係論 建築構造論 レイアウトデザイン THU インテリアデザイン パース演習 造形基礎Ⅱ デザイン基礎Ⅱ FRI デザインソフトウェアⅡ 建築CADⅠ 建築設計製図 建築設計製図 地域での取り組み
企業が抱える問題を「デザインすること」で解決を図る地元企業から受けるさまざまな相談を背景に、令和5年度からスタートした「デザインプロジェクトⅠ」では、地元企業が抱える課題を学生たちがデザインとして具体化し、解決を図る取り組みを行っています。授業では倉吉市内の老舗和菓子メーカーに参加いただき、従来の伝統的なスタイルにとらわれない、若い世代が発想する「新しい売り場・売り方」を課題に開発を進めていきました。授業の成果は和菓子メーカー担当者の方を招いてのプレゼンテーション発表で締め括る場を設けました。ただ開発するだけではなく、その根拠となる問題提起から具体的な解決策までを整理し、わかりやすく伝えるという、より実践的な経験を重ねました。企業からは「非常に新しい提案で、すべての社員にこういった考え方もある、こういった発想をしなければいけない、ということを示したい」との意見もいただくほど反響の高い授業となりました。企業にとっても「デザインすること」とは何かを考えてもらうきっかけとなる授業になっています。社会で活躍する先輩たち
自分がデザインしたものが製品になるやりがい生活学科 住居・デザイン専攻 令和4年度卒業 Fさん仕事のやりがいは?はがき、名刺、帳票、カタログなど、いろいろな書類関係のデータ作成と編集を行っています。実際に自分が制作したものが製品見本として手元に届いたときに、制作時に苦労したことが報われたような気がして、やりがいを感じる瞬間です。とりたんの学びで得たものは?グラフィックデザインやDTP演習など、デザイン全般の基礎的な学習で得た知識と技術は、今の仕事に直結しています。加えて、図書館司書も履修していたので、本についてのさまざまな知識も、制作の仕事をするうえでとても役に立っています。今後の目標は?学生時代はじっくり考えて課題を作成していましたが、仕事では締め切りまでに効率よく作業しなくてはいけません。私はまだデザインのレパートリーが少ないので、どんな制作物でも臨機応変に対応でき、一人でこなせるようになるのが目標です。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●ハウスメーカー ●建築設計事務所 ●建設会社 ●広告代理店 ●印刷会社 ●インテリアコーディネーター ●福祉住環境コーディネーター ●ウェブデザイナー ●グラフィックデザイナー ●図書館司書 など[ 進学 ]●本学 専攻科住居・デザイン専攻(一年制) ●四年制大学編入(島根大学総合理工学部など)住居・デザイン専攻のメニュー一覧
- 食べたものが、未来をつくる。
地域や家族の健康と笑顔を支える。“食”は生きていくための基本です。
健康なカラダをつくるばかりでなく、健康なココロも育む「食育」や、病気を予防する「予防医学」の観点からも重要性が高まっています。
多くの実習や体験をとおして“食”の大切さを学び、自分の、家族の、そして地域社会の未来をつくる知識と技能をそなえた“食”のスペシャリストを養成します。おしらせ ~ News & Topics ~- 2025.03.21
- 2025.02.27
- 2025.02.19
- 2025.02.19
- 2025.01.09
- 2025.01.06
教員からのメッセージ
人びとの健康を守り向上させるスペシャリストへ学科長/御舩 斎紀 教授現代では、美味しく便利で手ごろな食品が満ちあふれている一方で、栄養バランスの偏り、糖尿病・肥満、精神性疾患まで「食」の招く問題が深刻化しています。栄養士は科学的で専門的な知識・技術に基づいた栄養指導、栄養バランスのとれた食事の提供により、こうした問題を解決していきます。本学で専門的な知識と技術を学び、「人びとの健康を守り、向上させる」使命感に満ちたスペシャリストをめざしませんか。学びのポイント
地域に密着したカリキュラムで、広い知識と技能をそなえた食の専門家をめざす。基礎から実践まで栄養士に
必要な知識と技能を習得栄養学や衛生学などの基礎から、調理の手法や対象者に合わせた献立作成法などの現場で必要となる専門的な内容まで、幅広く学びます。強みとなるプラスアルファの
力を身につける栄養士だけでなく、栄養教諭や医療秘書実務士など、強みとなるプラスアルファの知識・資格を持った食の専門家をめざすことができます。体験をとおして
実践力を磨く地域イベントに参加したり、地域のプロのシェフや栄養士の方から指導を受けたりと、さまざまなかたちでの学びの機会があります。学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。栄養教諭の資格取得がモチベーションに。生活学科 食物栄養専攻 2年 Aさん入学当初から保育園の栄養士になることを目標に、視野を広げようと地域イベントやボランティア活動などにも積極的に取り組んできました。クラスの友人たちと「グルメラボ」サークルも立ち上げ、地域イベントで販売するお菓子を作ったり、地元企業とのコラボ企画を進めたりして、大変だけど充実した毎日を過ごしています。学習面では栄養教諭の資格取得という明確な目標がモチベーションとなり、意志をもって能動的に学び続けることができたことは、自分自身の成長の糧となり、自信につながっています。子どもたちに食の大切さや楽しさを伝える仕事を生涯続けるために、これからも食の知識だけではなく、人との関わりを大切に、学びを深めていきたいと思います。体づくりと栄養を考えた食事を提供していきたい。生活学科 食物栄養専攻 2年 Hさん高校の部活動で体づくりをしていくなかで、食事について興味を持つようになり、栄養について学べる“とりたん” への進学を決めました。“とりたん” では「スポーツ栄養学」の授業があり、スポーツと栄養の関わりについて学びを深めるごとに、研究テーマとしての面白さを感じています。実習で特に面白かったのは、中学生対象のお弁当づくりですね。成長期に必要な栄養バランスを計算しながら、ボリュームと見た目を意識した豚のしょうが焼きをメインにした献立を考え、彩りよく仕上げることができました。卒業後は自衛官になり調理職への配属を希望しています。体をつくる栄養についてこれからも学び続けながら、おいしくて、元気の源となる食を提供し、たくさんの人に喜んでもらうことが夢です。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
10:45~12:153限
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16:30~18:00MON 健康科学 ライフステージ栄養学 解剖生理学 臨床栄養学概論 TUE 英語B 生化学 ヒトの科学 WED 給食管理 調理学実習 Ⅰ THU コミュニケーション論 栄養指導論実習 栄養学総論 FRI 給食管理実習Ⅰ 地域での取り組み
共同商品開発やイベント出展など、生きた学びを達成感につなげる食物栄養専攻では「地域社会で活躍できる栄養士の育成」をめざし、地域性を取り入れた授業の実施と学生の地域活動の2点に力を入れています。授業では、地域の栄養士や食品会社の方、プロのシェフの方から、特別講師として学生に講義や実習をしていただく機会を設けています。例えば、「キャリア形成基礎」の授業では、地域で活躍している栄養士の方を招き、実際の現場での様子を聞く職業理解の機会を設けています。また、「調理学実習」では日本料理や西洋料理などのプロのシェフの方から、現場で培われた技術と理論を目と手で学ぶ機会があります。地域活動では、「くらよし国際交流フェスティバル」や「中部発! 食のパラダイスフェスタ」といった地域のイベントや、「牛乳・乳製品利用料理コンクール」などのコンクールへの積極的な参加を促しています。さらに、地域の食品会社・スーパーマーケットなどとの共同商品開発などを介して、地域の方との接点を持ち、学生の学び、達成感や満足感につながる取り組みを実施しています。社会で活躍する先輩たち
患者さんに喜んでもらえる献立を提供していきたい生活学科 食物栄養専攻 令和元年度卒業 Wさん仕事のやりがいは?行事食など、普段より大変な献立のときも職場の方がたと協力し、満足いくものが提供できたとき、やりがいを感じます。きちんと時間内に提供することへの責任を感じる経験にもなっています。患者さんが喜んでおられたと聞くとモチベーションが上がります。とりたんの学びで得たものは?栄養士といっても現場によってさまざまな業務がありますが、「給食管理実習」の内容はどの現場でも大切で、とても役立ちます。また地域イベントなどに参加し、いろいろな人と関わりながら、衛生面やコスト面などを考え調理し、販売したことも生かされています。今後の目標は?病態に応じた基準値や制限に合うような献立を考えるためには、まだまだ学ぶことがたくさんあるので、経験を重ねながら献立作成のスキルを上げていくのが目標です。また保育園や学校給食など、さまざまなライフステージの食事にも携わっていきたいですね。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●病院(栄養士、医療系事務) ●委託給食会社(栄養士) ●高齢者福祉施設 ●児童福祉施設 ●公務員(専門職系) ●食品関連企業(製品開発・品質管理) ●一般企業 など[ 進学 ]●本学 専攻科食物栄養専攻(一年制) ●四年制大学編入(島根大学生物資源科学部、くらしき作陽大学食文化学部栄養学科、美作大学生活科学部食物学科 など)社会人入学を希望する方へ
生活学科 食物栄養専攻のメニュー一覧
- 子どもから保護者支援まで、地域に暮らすあらゆる人びとの発達や生活を支えるキーパーソンとして地域社会のなかで、子どもの健やかな育ちを支える保育者の役割は重要度を増しています。
そして、その役割は「保育」にとどまらず、子育ての背景にある保護者の思いや悩みに寄り添い、地域の人びとから信頼される高度な専門職の役割も担っています。 幼児教育保育学科では、人を大切にする心を育みながら、広く豊かな視野と確かな専門性を身につけた現場に強い保育者の養成をめざします。おしらせ ~ News & Topics ~- 2025.04.08
- 2025.04.07
- 2025.03.27
- 2025.02.10
- 2025.01.16
- 2025.01.16
学科長からのメッセージ
社会の「まんなか」で輝く保育者へ学科長/國本 真吾 教授「こどもまんなか」と言われる時代です。しかし、これは決して新しいものではありません。日本が国連・子どもの権利条約を批准して30 年。保育現場では、常に「子どもの最善の利益」を意識して保育を行ってきました。そして、子どもの育ちを支える保育者もまた「まんなか」にいる存在です。子どもとともに保育者も輝く社会にしていくことが、今求められています。保育が社会にとっての光となる営みに、あなたも加わってみませんか?学びのポイント
子どもたちの育ちを支え、地域社会に貢献する保育力と人間力を磨く人間力を磨くと
幅広い教養を身につける人間性を豊かに育みながら、保育、教育、福祉、保健、心理、表現、運動など、幅広い専門知識と技能を学びます。保育現場での実習を重視し、
実践力を鍛える1年次から附属こども園や地域の保育現場での実習を行い、卒業後すぐに活躍するための実践的力を鍛えます。一人ひとりの"良さ"を
引き出すカリキュラム少人数指導、グループワークを積極的にとりいれ、きめ細かな指導で一人ひとりの得意分野を引き出すことをめざします。学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。交流をとおし、積極的な自分を見つけることができた。幼児教育保育学科 2年 Aさん「地元鳥取で保育士になりたい」。これが私の“とりたん” を選んだ理由です。夢にむかう授業はどれも楽しく、何でも気兼ねなく相談できる先生方や仲間に支えられ、積極的な自分を見つけることもできました。「児童文化」の授業では、排泄の仕組みをエプロンシアターで表現し、オープンキャンパスで発表も。「特別研究」で選択したオペレッタでは、みんなで協力して台本や小道具をつくり、大学祭や保育園で公演しました。学内外でのたくさんの人たちとの交流から得た経験が、「できない」と思っていたことを「できる」に変え、自信へとつなげてくれました。これからもチャレンジし続け、人間力を高めながら、いつも笑顔で子どもたちに寄り添える保育士になりたいと思います。保育の深さと、子どものための環境づくりを学ぶ。幼児教育保育学科 2年 Yさん高校卒業後に上京してイラストの専門学校に通いましたが、就職を考えたとき、子どもが好きなこともあって、保育士として地元で働きたいという思いが募り、“とりたん”で学び直しをスタートさせました。年上でも違和感なく接してくれる友人たちと、どんなことにも対応してくださる先生方に恵まれ、楽しい学生生活が送れています。保育に対する考え方を深めるきっかけとなったのが「社会的養護」の授業です。虐待の現状を知り、続く障がい児施設の実習では、子どもの周辺環境を整えることがいかに重要であるかを思い知りました。将来は保育士に加え、子どもたちのより良い環境をつくる支援のための仕組みづくりができる、公務員という選択肢も視野に入れています。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
10:45~12:153限
13:00~14:304限
14:45~16:155限
16:30~18:00MON (ピアノレッスン) 子どもの運動指導法 図画工作Ⅰ 保育・教育基礎演習 TUE キャリアデザイン入門 幼児理解と教育相談 子どもの保健 現代鳥取研究 インターシップB WED 乳児保育Ⅰ 英語B 保育内容(言葉) THU 保育内容(環境) 社会的養護Ⅰ 保育実習指導Ⅰ FRI 児童文化Ⅱ 子どもの運動指導法 レクリエーション概論 保育・教育課程論 地域での取り組み
「地域をキャンパスに」を実践し、学びのフィールドを広げる学びのフィールドを地域に広げることで、より実践的な学びを得ようと試みています。保育実習や教育実習など2 年間で9 週間の学外実習はその代表例。保育経験を蓄積するだけではなく、地域の幼児教育・保育の現状を理解する重要な機会となります。また、学びの成果を地域に還元する機会を通じて、学習意欲を高めます。例えば、「子どもの造形指導法」( 1年次)では、季節に応じた造形表現の理解のため、七夕飾りを製作し、JR 倉吉駅前に飾る取り組みをしています。まさに「地域をキャンパスに」を実践しています。さらに、児童館や公民館などの主催で行われる地域のイベントは、「歌う、踊る、つくる、語る、うごく」などの保育技術を提供する絶好の機会です。学外実習だけでは補えない「実践力」を培い、不安を自信や得意へ変えるチャンスも提供してくれます。
地域に飛び出す“とりたん”の学びは、保育者としての自信や将来の地域の担い手という役割を自覚したり、ボランティア精神を学んだりする貴重な機会となっています。社会で活躍する先輩たち
子どもたちの豊かな想像力と笑顔が日々の活力に幼児教育保育学科 令和4年度卒業
Sさん仕事のやりがいは?0歳児クラスの担任をしていますが、子どもたちが日々成長し、毎日たくさんの笑顔を見られることが活力になっています。子どもたちが想像力豊かに、いろいろな遊びを生み出している姿を見られることも、日々の発見があり面白いところです。とりたんの学びで得たものは?実習の機会が多く、さまざまな保育者の子どもたちへの関わり方を実際に見て、知ることができ、今の保育の現場での援助や声かけの仕方などの参考にさせていただいています。読み聞かせや、制作遊びなどのノウハウも実践で活かされています。今後の目標は?子どもたちが園での生活を楽しみながら、健やかに成長できる環境づくりを第一に考え、保護者と子どもの成長を一緒に喜び合える関係を築いていきたいです。保護者に相談したいと思ってもらえるような保育者になれるよう学び続けたいと思います。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●認定こども園 ●児童福祉施設(保育所、児童養護施設、ほか) ●幼稚園 ●障がい児(者)支援施設 ●高齢者福祉施設 ●一般企業 など[ 進学 ]●本学 専攻科幼児教育専攻(一年制) ●四年制大学編入(日本福祉大学、山口県立大学、中部学院大学、川崎医療福祉大学など)見たい!知りたい! 教育実習の実態Q&A
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