幼児教育保育学科

子どもたちの育ちを支え、人と地域社会に貢献する「保育者」をめざします

幼稚園・保育所そしてこども園は、地域の子育て支援の中心です。そこで活躍する保育者には、子どもの発達を保障するため、教育・保育の理論にもとづく確かな実践を生み出すことが求められます。
また、保護者の思いや悩みに寄り添って、地域の人たちから信頼される専門職の役割を果たさなければなりません。そのために、思いやりとやさしさ、人を大切にする心を育みながら、広く豊かな視野と確かな専門性を身につけます。
- 2021.01.28
- 2021.01.27
- 2021.01.26
- 2021.01.25
- 2020.12.16
- 2020.12.09
学科の特徴
幅広い教養と専門知識を学ぶ
人間性を豊かにはぐくみながら、保育・教育・福祉・保健・心理・表現・運動などの専門知識や技能を学びます。
保育現場で必要な実践力・応用力
附属こども園や地域の保育現場を活用して、卒業後すぐに活躍するための実践的能力を身につけます。
得意を伸ばし、そして活かします
専門性を高めつつ、個人の得意分野を引き出すことを目指し、少人数指導、グループワークの機会を積極的に取り入れます。
在学生メッセージ

足りないものを手に入れる場所
地元で保育士として就職したいという希望があり、高校の先生に相談したところ、保育に関する専門の先生が多く、自分の学びたいことをより深く学べること、地元の就職に強いことなどの理由で“とりたん”を勧められました。
“とりたん”は担任制なので、進路に関する相談はもちろん、勉強が学生生活などの悩みごとについても相談でき、安心して学生生活を送れます。ピアノに不安を感じる方もあるかもしれませんが、週一度の個人レッスンがあり、初心者の方でも曲が弾けるようになるので安心してください。私も“とりたん”でたくさんのことを学ぶことができたので、保育者として働くのを楽しみにしています。

学びを活かせる保育者をめざしたい
もともと子どもと遊ぶのが大好きで、将来は地元で保育士をめざしたいと思うようになりました。“とりたん”に入学して間もない5月に附属こども園で実習があったのですが、現場の先生方に指導していただき、子どもの思いをしっかりと受け止めたうえで、保育者として子どもとどうかかわるか、という大切なことに気づくことができました。秋にも保育実習がありましたが、2週間という限られた時間の中で子ども一人ひとりとていねいにかかわることを心がけました。このように、実習と学校の学びとの繰り返しによって、保育に対しての考えもだんだん深まっていると感じます。
普段の授業では、保育に関する基本的な理論のほか、手遊びやピアノ、絵本の読み方など、実践的な内容も学んでいます。実習に行くときや就職したときに役立つよう、いろいろな引き出しを増やすべくがんばっています。
時間割(1年次/参考)
my weekly schedule | MON | TUE | WED | THU | FRI |
---|---|---|---|---|---|
1 限 09:00~10:30 |
保育内容(環境) | キャリアデザイン入門 | 子どもの保健 | 子どもの造形指導法 | 保育・教育課程論 |
2 限 10:45~12:15 |
保育内容(言葉) | 英語B | (ピアノレッスン) | 児童文化Ⅱ | 図画工作Ⅰ |
3 限 13:00~14:30 |
音楽2 | 幼児理解と教育相談 | 子どもの音楽指導法 | 社会的養護 | レクリエーション概論 |
4 限 14:45~16:15 |
乳児保育Ⅱ | 手話コミュニケーション | 保育実習指導Ⅰ | ||
5 限 16:30~18:00 |
図書館サービス概論 | 情報サービス論 |
先生からのメッセージ

「この子らを世の光に」のメッセージの受け手に
学科長 教授 國本 真吾
戦後日本の障害児福祉を牽引した糸賀一雄(1914-1968、滋賀県立近江学園長)は、本学が位置する鳥取県の出身です。糸賀が遺した「この子らを世の光に」という有名な言葉は、障害児福祉の領域に留まらず、広く子どもの世界に関わる保育・教育の関係者に共有された大切なメッセージです。糸賀が生まれ育ったこの地で保育・教育を学ぶ本学科の学生たちは、先人から託されたそのメッセージの意味を深め、子どもを中心とした社会の構築に寄与する保育者へと成長していきます。
子どもの権利条約を手にしたこの時代において、子どもの幸せをねがい、子どもとともに輝く保育者をめざして、ぜひ“とりたん”で学んでみませんか?
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