本科(二年制)

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異なる言語や価値観をもつ人びととともに生きていくための心とコミュニケーション力を育む学び。いまや国境を越えて人や情報が行き交いさまざまな文化や価値観をもつ人びとが共に暮らす時代です。 国際文化交流学科では、グローバル化が進む現代社会で必要な「異文化や他者を理解する姿勢」や「自分の考えや文化を伝える発信力」の育成をめざします。
文化を学んで知識を深め、言語のスキルを身につけ、国境を越えて複雑化する多文化社会で力を発揮する総合的なコミュニケーション力を高めます。おしらせ ~ News & Topics ~- 2023.05.23
- 2023.05.16
- 2023.05.08
- 2023.05.01
- 2023.03.23
- 2023.03.07
学科長からのメッセージ
文化の多様性を学ぶ学科長/ 渡邊 太 教授地域社会でもグローバル化が進展し、異なる文化や価値観と出会う機会は今後さらに増えるでしょう。互いの文化を尊重し、ともに生きる社会を築くには、文化の多様性を理解することが大切です。複数の視点を学び幅広い視野を獲得することで、新しい「自分」を発見すること。未知のものへの関心を高めるとともに、見慣れたものさえ新鮮に感知できる感受性を育むこと。そうした経験を通じて、総合的なコミュニケーション力を高めます。学びのポイント
多様なコミュニケーション力を身につけ、社会で活躍できる土台をつくる。「言語」「文化」「交流」を
トータルに学ぶ言語、文化、交流をトータルに学び、多文化共生のための広い視野をもち、批判的に深く考え抜く実践的な「教養」を身につけます。自文化・異文化を学び
表現力を伸ばす自文化・異文化を学び、言語の背景を理解することで着実な言語力を身につけ、さまざまな場面で自分の考えを効果的に表現する力を伸ばします。コミュニケーション力を養う
グループワークたくさんのグループ活動を通して、異なる価値観をもつ他者の意見を受け入れる態度や、皆と協力して実行するコミュニケーション力を養います。学生インタビュー
会話力を鍛えることで、英語への興味がさらに高まった。国際文化交流学科 2年 Sさん進路選択の条件は、英語が学べ、自宅から通えるところ。その両方をかなえてくれるのが“とりたん”でした。英語の勉強はずっと好きで取り組んできましたが、“とりたん”での学びが高校までと大きく違うのは、コミュニケーション力を重視していること。学生同士や先生と会話する時間が豊富にあり、みんなリラックスした雰囲気のなか、楽しみながらスピーキング力が鍛えられていく感じです。またカナダ出身のレヴィ先生のネイティブな英語にふれることで、広くその背景の文化までを理解することができ、英語に対して学びたい意欲がますます高まりました。この体験を礎に、卒業後は地元で塾講師になり、子どもたちに英語の面白さ、コミュニケーションの楽しさを伝えていきたいと思います。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
10:45~12:153限
13:00~14:304限
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16:30~18:00MON 異文化コミュニケーション キャリアデザイン入門 現代鳥取学 図書館概論 TUE 基礎英語演習 実践スポーツ 日本語表現法 日本国憲法 WED プレゼンテーション基礎 韓国・朝鮮語Ⅰ 情報処理演習 ★地域社会体験A THU 読書と豊かな人間性 リスニング演習 スタディスキル ★地域社会体験B FRI 基礎英会話 交流とホスピタリティ 宗教と文化 図書館情報資源概論 春休み集中講義:「地域と観光Ⅰ」★印の科目は集中講義地域・ひとと、未来とつながる。
地域を知り、コミュニケーション力を磨く日々の活動がたくさんの可能性が待つ未来へとつながっています。板倉先生 入学してすぐに韓国語の検定試験を受けてみたいと相談に来てくれましたね。Kさん 私は東アジアに興味があって、高校生のときに韓国語を独学で勉強していたので。英語も好きですが、とりたんでは中国語を選択しました。独学でも勉強を続けながら、広く語学を学んでいきたいと思っています。そのために検定試験も積極的に受けていきたいと考えていて、先生にご相談したところ、すぐにメールで返信してくださって具体的な目標が定まりました。あと鳥取大学の特別聴講生にも興味があって、機会が合えば受講してみたいと考えているんです。板倉先生 特別聴講生は1年後期と2年前期に受講のチャンスがありますからね。とりたんの授業との兼ね合いもありますが、学ぶ機会を広く、意欲的に取り組んでいこうとするKさんの姿勢はすばらしいですよ。将来の目標は定まっていますか?Kさん まだ漠然としていますが、鳥取と海外をつなげるような仕事につきたいと思っています。板倉先生 ということは、観光業とか? ちょうど2021 年度から国際文化交流学科では観光について専門的に探究する「創造的観光人材育成プログラム」がスタートしましたが、プログラムに参加して興味が深まったことはありますか?Kさん 地域社会体験Aで私のグループは倉吉商工会議所を訪ねたのですが、担当者の方からいろいろなお話を聞くなかで、地域をもっと盛り上げていきたいという熱意を感じました。また、別の授業では、倉吉打吹太鼓を体験しました。地域の方々と交流することで、まだまだ知らない地元の良さがあると知ることができました。板倉先生 観光業を志す人にとって、地域を深く知っていくことはとても大切ですね。元々とりたんの学生たちは、地域に貢献したいと志している人たちが多いですから、自分の得意を生かしながら、観光や、その他の業種でも、目に見えるかたちで実現していってもらったら嬉しいなと思っています。Kさん 私は人の話を聞くことが好きなので、これからも地域の人たちとたくさん交流しながら、自分ができることを見つけ、地域を盛り上げる一員になっていきたいと思っています。接客の醍醐味はお客さまの「ありがとう」国際文化交流学科 令和元年度卒業
観水庭こぜにや Mさん旅館の玄関口でお迎えしたお客さまをお部屋までご案内し、お帰りの際にはチェックアウトの手続きをしてお見送りするところまで、直接お客さまと接しています。お客さまは一人ひとり異なる背景をお持ちですから、柔軟に対応する必要があり、その方に合わせた接し方を常に意識しています。“とりたん”では、コミュニケーションについて多くのことを学びました。とくに「敬語」や「挨拶」についての授業は、日々の実践で役に立っており、誰に対しても自然に挨拶することや、お客さまに対してだけでなく従業員同士でもていねいな言葉遣いをすることなどに、しっかり活かせているのではと感じています。旅館の仕事で一番嬉しいことは、お客さまに「ありがとう」と言ってもらえることです。まだまだ修行中ですが、イレギュラーな事態にも、状況を冷静に判断し迅速に行動できるようになり、「この人がいれば安心」だと思ってもらえるような、接客のプロになることを目標に頑張っています。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●図書館司書 ●旅行代理店 ●ホテル・旅館 ●観光施設 ●銀行 ●自動車販売店 ●葬祭業 ●一般企業 など[ 進学 ]●本学 専攻科国際文化専攻(二年制) ●四年制大学編入(島根大学法文学部、美作大学生活科学部 など) ●留学(慶煕大学国際教育院 など)国際文化交流学科のメニュー一覧
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進化する情報化時代に対応する実践的スキルを身につけ地域を担うビジネスリーダーをめざす社会の価値観が変わり、情報化が進むビジネス環境のなかでいま求められているのは、ネットワークを活用したクラウドコンピューティングなどの実務的技能です。
さらに、目まぐるしく変わる世界の動向をつかむビジネス知識、チームで課題を解決できるリーダーシップやコミュニケーション力も不可欠です。
情報・経営専攻では、進化しつづける情報活用能力とビジネス実務能力を身につけたこれからの地域社会を担う人材を育成します。おしらせ ~ News & Topics ~- 2023.05.17
- 2023.03.09
- 2023.02.27
- 2023.02.27
- 2022.12.20
- 2022.12.20
令和5年度入学者の方へ学科長からのメッセージ
自分で考え、行動し、そして振り返る!学科長/ 野津 伸治 教授大学生活において、さまざまな知識や経験を積んでいきます。そこでの答えは必ずしも一つでなかったり、誰も知らなかったりすることの方が多いかもしれません。遠回りでもまずは自分で考え、さらにぜひ実行してみてください。うまくいくこと以上に失敗も多いかもしれません。それを次回にぜひ活かすため振り返ってみてください。そのことが人生で学び続ける習慣につながっていきます。私たちも全力でサポートします。学びのポイント
社会人基礎力をベースに、情報活用スキルとビジネス実務能力を養成。グループワークで
社会人基礎力を身につける社会人として必要とされる「主体的に動く力」や「チームワーク」をグループによる課題解決型学習を通して身につけます。ビジネスに役立つ
PCスキルを磨くパソコンを「使える」ことよりも「使って何ができるか」を重視したビジネスコンピューティングスキルを磨きます。少人数編成の授業で
専門性と実践力を高める日商簿記やITパスポートなど、実用的な資格取得をサポートします。また、特別研究ではより専門的な学びを深めます。学生インタビュー
就職を視野に入れ、幅広くスキルアップを続ける。生活学科 情報・経営専攻 2年 Oさん金融機関への就職をめざし、必要なことはすべてやろうと入学当初からモチベーションを保って取り組みました。学習面や就活のことなどしつこいくらい先生に質問し、資格取得にも積極的にチャレンジしました。その都度ていねいにサポ-トをしていただいたおかげで、目標だった地元の金融機関への内定をいただくことができました。生活面でもいろいろな考えをもつ友人に恵まれたこと、また、こども食堂でのボランティア活動を通し、ものごとの捉え方が柔軟になり、視野が広がったことも私自身の大きな変化です。社会に出てからもスキルアップしていけるように、簿記、語学、情報系などの資格の勉強を、この先も続けていきたいと考えています。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
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16:30~18:00MON ビジネス実務演習A 生活と法律 実践スポーツ インターンシップB TUE 経営学 英語B 基礎演習B 現代鳥取研究 WED 基礎数学 ビジネス実務演習B THU 簿記Ⅰ 簿記Ⅰ 資格簿記B ビジネス実務概論 FRI キャリアデザイン ウェブデザインB プロジェクト演習 地域・ひとと、未来とつながる。
互いに切磋琢磨しながらチームワークで鍛えた実践的な力を強みにたくさんの先輩が地域社会へはばたいています。Aさん 三沢先生には1年次の選択科目「プロジェクト演習」でたいへん鍛えていただきました(笑)。三沢先生 1年次に取り組む授業としては、かなりハードな科目と自負しています(笑)。課題を見つけて、問題解決まで、1チーム5人で制限時間の中で進めていく。現役のIT企業の経営者の方にも講師として参加していただいて、かなり実践に特化しているからね。教員は見守りつつ、口を出しすぎないようにしているので、先輩にヘルプをお願いしたりね。Aさん 最初は何をどう進めていいのか、チーム全体が困惑しているときに、先輩から問題を整理する方向とか、情報を共有する方法とかアドバイスをいただいて、ほんとうに助かりました。先生から最後のプレゼン発表前のチェックで9割修正されたのは、かなりショックでしたけど(笑)。三沢先生 プレゼン力は社会に出てから重要なスキルだからね。そこはどうしても厳しめで(笑)。大変だったぶん、問題解決能力などの社会人基礎力が確実に向上したと思いますよ。また、三朝町との連携授業でも、町長や町の担当者の方々の前でプレゼンもしましたね。Aさん 三朝町の観光ルートをチームで考えていくという授業でしたが、コロナ禍で実際に現地に行けなかったので、資料やネットでさまざまな情報を集めて、予算や移動時間も計算しながら、満足していただけるルートをメンバーで検討を重ねました。最後のプレゼンで学んだのは、伝える側が三朝町の魅力を深く理解することが大切ということです。三沢先生 要求への理解力と見せ方、伝え方を学んだ貴重な体験になったはずですよ。Aくんは地元のIT企業への就職が決まっていますが、将来をどう描いていますか?Aさん 1年生のときにITパスポ-トの資格を取得しましたが、卒業までに国家資格である基本情報技術者試験を取得することが当面の目標です。データベースやプログラミングの技術を習得しながら、将来はIT技術を活用して地域に役立つシステムの開発をしていきたいと考えています。三沢先生 しっかり考えていますね。技術を磨いていきながら、同時に地域を深く知ることも忘れずに。技術と思いをもって、地域を次代につなぐ中心になってやるという意気込みで、ぜひ頑張ってください。充実したキャンパスライフのサポーターに生活学科 情報・経営専攻 2018年度卒業
鳥取短期大学 Tさん奨学金の手続きや各種証明書の交付、サークル活動や学友会活動などの支援、アパートやアルバイトの紹介など、学生生活に必要なこと全般をサポートしています。学生一人ひとりに寄り添いながら、きめ細かく臨機応変な対応ができるよう心がけています。煩雑な事務手続きや困りごとが解決したとき、学生のほっと安心したような笑顔を見ると、とてもやりがいを感じますね。
私自身も“とりたん”で学生時代を過ごし、当時から先生方と学生との距離の近さが居心地よく、たくさん助けていただきました。授業時間外にも個別にサポートしていただき、苦手意識を持っていたパソコン操作を克服でき、今、事務仕事でとても役立っています。
ご縁をいただき、職員として“とりたん”に帰ってきて、学生たちとふれあうなかで、日々“とりたん愛”が深まっています。本学に通う学生にとって今しか経験できないキャンパスライフがより充実したものになるよう、学生側の視点を忘れることなく、サポートに徹していきたいと思います。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●銀行 ●証券会社 ●保険会社 ●一般企業の事務・営業 ●販売 ●システムエンジニア ●ホテル・旅館 ●官公庁 など[ 進学 ]●本学 専攻科経営情報専攻(一年制) ●四年制大学編入(大阪電気通信大学など)生活学科 情報・経営専攻のメニュー一覧
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豊かな発想力をもとに、暮らしのなかのデザインの可能性とあたらしい価値を生み出す。私たちは、さまざまなデザインに囲まれて生活しています。
デザインはアートの領域だけでなく情報を伝えたり、あたらしい機能や価値を生み出す役割も担い、その重要性があらゆる分野で認識されています。
住居・デザイン専攻では、住居とデザインの分野を幅広く学び、豊かな感性を生かした、企画力、表現力、技術力を育成し、多領域の職種に対応し、活躍できる人材を送り出します。おしらせ ~ News & Topics ~- 2023.05.01
- 2023.04.20
- 2023.01.31
- 2022.11.14
- 2022.10.19
- 2022.10.11
教員からのメッセージ
感性を磨き、創造力を育む学科長/宮脇 儀裕 教授私たちの周りにある、ほぼすべてのモノは誰かがデザインし、誰かが創作したもの。
建築・インテリア分野でも、デザイン・アート分野でも、先人が作ったモノを見て、触れて、感動し、自らの感性が触発されることから始まります。
最初は模倣から始まるかもしれませんが、誰もあなたの創作意欲を妨げる権利はありません。
既成概念にとらわれず、先人たちさまざまなモノづくりから、あなたの感性に響くものを吸収し、磨き、創造力を育んでください。学びのポイント
社会を豊かにするデザインスキルを磨き、多分野で活躍できる人材を育成する。多様なデザイン分野から
専門科目を選択建築・インテリア、デザイン・アートなど、自分の将来の目標に向けて、専門科目を選択し学ぶことができます。最短で建築士資格取得を
可能にするカリキュラム卒業後すぐに一級・二級建築士試験を受験できるよう必要な科目が充実しており、受験指導も行っています。多彩なCG制作で
デザイン力を磨くコンピュータを用いたグラフィックデザインの授業が多く、多彩で完成度の高いデザイン作品を制作することができます。学生インタビュー
建築やインテリアなど、幅広く学べるのが魅力。生活学科 住居・デザイン専攻 1年 Oさんデザインについて学びたいと思い、「とりたん特待生奨学金」の制度で入学することができました。デザインはすべてのものに関わっているので、“とりたん” では建築とインテリアなど幅広く学べるのが魅力です。整った設備環境のなか、授業でわからないことがあればその場で先生に聞きやすい雰囲気も“とりたん” の特徴。デザインに関係するパソコンソフトのフォトショップやイラストレーターについても基礎的なことからしっかり学ぶことができます。動画編集に興味がありますが、それがどのように就職に結びつくのかいまは未知数。これから友人たちと切磋琢磨して、いろいろな資格や検定にチャレンジし、さまざまなコンペに応募しながら実力をつけたいと思います。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
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16:30~18:00MON 人間関係論 構造力学Ⅱ カラーコーディネーション 実践スポーツ TUE デザインソフトウェアⅡ 中国語Ⅱ ヒトの科学 WED デザイン基礎Ⅱ 建築構造論 レイアウトデザイン THU パース演習 インテリアデザイン ビジネス実務演習 ビジネス実務概論 FRI 造形基礎Ⅱ 建築CADⅠ 建築設計製図 建築設計製図 地域・ひとと、未来とつながる。
オープンな環境で豊かな創造性を育み、技術力を磨いた“とりたん”生がさまざまなフィールドで活躍しています。宮脇先生 Kくんは学友会の会長も務めましたね。Kさん 先生方にめちゃくちゃ背中を押していただいて(笑)。おかげで卒業式や入学式で壇上に立ってあいさつをしたり、自分の殻を破る貴重な経験ができました。宮脇先生 なかなか堂に入っていましたよ。建築士の資格取得にも熱心に取り組んでいましたね。Kさん 在学中に2級建築士の資格をとるという目標設定をして、夏休み中も先生方に試験対策をしていただいたのでとても感謝しています。今年の結果は一次の学科試験まで合格することができたので、来年また二次の製図試験にチャレンジします。宮脇先生 とりたんは建築士試験の履修を、四年制大学で学ぶ内容を、ギュッと凝縮して2年間で学べるカリキュラムをベースに組んでいるので、しっかり頑張れば最短コースで建築士の資格をとることが可能ですからね。ぜひ最短コースで一級建築士取得をめざしてください。Kさん 頑張ります!宮脇先生 印象に残っている授業はありますか?Kさん 「建築材料実習」で建築に関わる県内の企業へおじゃまさせていただいたことです。建築物の構成要素を学ぶというのが主な目的でしたが、生産現場を実際に見ると、こうした産業が地域の生活を支えているのだということも学べて、とても印象に残っています。宮脇先生 建築は、現場を自分の目で見て、現場の人の話を聞くことが、座学の何倍もの勉強になります。デザイン系の授業では、地元の企業と連携してパッケージデザインに取り組んだりしましたね。地域と関わる機会が多いぶん、とりたんの学生は地元企業からも、将来の地域産業を支える貴重な人材として期待されているんですよ。Kさん 僕は将来、地域を活性化させるような建築物を建てて、地元を盛り上げていくのが夢です。そのために専門知識を深めるために、島根大学に編入することを選択しました。国内外のいろいろな建築物を見て歩きたいですし、まだまだ学びたいことがたくさんあります。宮脇先生 いいですね。とりたんでの2年間の学びを生かして、さらに知識と経験を積み上げていってください。ぜひ地域の発展の一躍を担う建築士として活躍することを期待していますよ。CADオペレーターとして建物の完成を楽しみに生活学科 住居・デザイン専攻 令和2年度卒業
有限会社前畑鉄工所 Kさん鉄工所でのCAD オペレーターの仕事は、設計図面をもとに施工図を作成するだけでなく、設計者や施工者との打ち合わせや提案、使用する部材などの発注や現場実測など多岐にわたります。現場や工場の方に考慮した図面を描くという点では理解と知識が必要ですから、上司や先輩、工場の方などに指示やアドバイスをいただきながら、経験不足をカバーし進めています。“とりたん” の授業でこの会社を訪問していたので、働いたときのイメージがあらかじめあったことは強みになりました。また、鉄骨造に関する知識や建築全般については、“とりたん” で学んだことの復習や肉付けとなってスムーズな理解につながっています。私自身、専門用語などまだ知らないことが多いですが、一つひとつ知識が増えていくことに、この仕事の面白さを感じています。そして、自分が担当した物件が、実際に建つことをイメージしながら、ミスなくスピーディーに図面を描くことができる知識と技術を身につけていくのが目標です。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●ハウスメーカー ●建築設計事務所 ●建設会社 ●広告代理店 ●印刷会社 ●インテリアコーディネーター ●福祉住環境コーディネーター ●ウェブデザイナー ●グラフィックデザイナー ●図書館司書 など[ 進学 ]●本学 専攻科住居・デザイン専攻(一年制) ●四年制大学編入(島根大学総合理工学部など)住居・デザイン専攻のメニュー一覧
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食べたものが、未来をつくる。
地域や家族の健康と笑顔を支える。“食”は生きていくための基本です。
健康なカラダをつくるばかりでなく、健康なココロも育む「食育」や、病気を予防する「予防医学」の観点からも重要性が高まっています。
多くの実習や体験をとおして“食”の大切さを学び、自分の、家族の、そして地域社会の未来をつくる知識と技能をそなえた“食”のスペシャリストを養成します。おしらせ ~ News & Topics ~- 2023.05.17
- 2023.03.15
- 2023.02.07
- 2022.12.16
- 2022.12.15
- 2022.12.05
教員からのメッセージ
人生100年時代と食学科長/野津 あきこ 教授人生100年時代を迎え、長寿社会をどのように生き抜いていくのかが、問われる時代になりました。そのなかでも「食」は重要な位置づけとなっています。栄養士は健康長寿を支えていく仕事です。人間、食物、環境などの関係性に着目し、ライフステージや身体状況に応じた栄養や食べたものが体にどのように消化吸収され、健康状態の維持・改善につながるのかを学びます。持続可能な開発目標(SDGs)に向けて一緒に学んでみませんか。学びのポイント
地域に密着したカリキュラムで、広い知識と技能をそなえた食の専門家をめざす。基礎から実践まで栄養士に
必要な知識と技能を習得栄養学や衛生学などの基礎から、調理の手法や対象者に合わせた献立作成法などの現場で必要となる専門的な内容まで、幅広く学びます。強みとなるプラスアルファの
力を身につける栄養士だけでなく、栄養教諭や医療秘書実務士など、強みとなるプラスアルファの知識・資格を持った食の専門家をめざすことができます。体験をとおして
実践力を磨く地域イベントに参加したり、地域のプロのシェフや栄養士の方から指導を受けたりと、さまざまなかたちでの学びの機会があります。学生インタビュー
鳥取の魅力いっぱいの商品を開発したい。生活学科 食物栄養専攻 2年 Aさん高校生のとき“とりたん”のオープンキャンパスに3回参加し、座学、実験、調理実習を体験しました。気軽に相談できる“とりたん”の雰囲気も心地よく、入学後のイメージをしっかり持って進学を決めました。食物栄養専攻はグループ実習が多く、いろいろな人と関わり、協力しながら課題に向き合うことで多くの気づきを得ることができました。2年次の学外実習では、栄養士として病院給食の現場に立ち、現場の厳しさと最後まで粘り強く取り組むことの大切さを学び、社会に出てからの心構えができました。第一志望の地元食品会社への就職が決まり、今は夢への一歩を踏み出すワクワク感でいっぱいです。地元愛にあふれた商品を開発し、鳥取の魅力を全国に発信していくことが夢です。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
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16:30~18:00MON 食品加工学 生化学 解剖生理学実験 健康科学 TUE 英語B 臨床栄養学概論 ヒトの科学 WED 調理学実習Ⅰ 栄養情報処理演習 THU 栄養指導論実習 給食管理 栄養学総論 FRI 給食管理実習Ⅰ 地域・ひとと、未来とつながる。
食が好き、地域が好き。
そんな学生たちが2年間でたくさんの経験を積み、地域の健康を守る担い手として一歩ずつ進んでいます。Fさん 先生方はとても話しやすくて、私は特に古都先生の真面目な話の途中に出る面白アクションが好きです(笑)。古都先生 あら、初めて聞きました(笑)。みなさんは本当に明るくて元気ですよね。栄養士養成課程は科目が多く2年間で学ぶのは大変だけれど、料理を作ることや食べることが好きなみなさんだからこそ、計画性を持って動く力も身につくのではと思います。Fさん やりがいのある授業が多いので学ぶことが楽しいです。実習前の準備や献立作成のことなど、わからないことがあれば適切な指導をしてくださいますし、「Fさんならできる」と声かけしてくださったことが自信につながりました。古都先生 そう言ってもらえると、私も嬉しいです。視野を広げることができる地域イベントが激減した時期ではあったけれど、学外実習では高齢者施設の入所者さんの様子を知り、施設の栄養士さんから具体的なお話も聞けましたね。栄養士が考えた食事を、いろいろな背景を持つ人においしく楽しく食べてもらうためには、まず相手を知ることが重要です。調理学実習では地域で活躍するプロのシェフに来ていただき、調理技術や地域食材について学ぶこともできました。地域の人に地域の食材をおいしく食べてもらえるよう、幅広く学んでほしいです。Fさん 座学では鳥取をさまざまな視点から知ることができ、調理学実習では、地域の方から郷土料理や地魚のさばき方なども教えていただき面白かったです。学ぶうちに、私は特に食品官能や食品開発の分野に興味が湧き、希望した食品製造の会社に就職が決まりました。鳥取には海の幸、山の幸がそろっていますから、担当した食品のおいしさを最大限に引き出すことができるようになって、鳥取をより魅力的にしていきたいと思っています。古都先生 本当に良かったですね。食品のことだけを追求するのではなく、食べる相手のことを考えた商品開発や、衛生管理の行き届いた工場内での食品製造など、栄養士として学んだことはきっと活用していけます。食べることは一生涯続きます。自分や周囲の人たちの健康を保持しながら、やりたいことや夢に向かって精一杯努力してほしいと思います。期待していますよ。Fさん 期待されちゃいました(笑)。頑張ります。食をとおして、多くの人に笑顔と元気を生活学科 食物栄養専攻 令和2年度卒業
シダックスフードサービス株式会社 中国支社
(社会福祉法人あゆみ会 トーゲン倉吉 勤務) Tさん厨房業務の、主に調理、盛り付け、洗浄、納品、検品を担当しています。提供時間に間にあうよう作業効率を考えながら行動することや、アレルギーだけでなく嗜好にあわせた個人対応など、覚えることも多く大変です。揚げ物を爆発させるという失敗をしたときには調理技術不足も感じました。でも、喫食者の方においしいと言ってもらえたときは本当に嬉しく、調理や盛り付けが早くきれいにできたときには達成感とやりがいを感じます。“とりたん”に入学する前は、初対面の人とコミュニケーションをとるのが苦手でした。オープンキャンパスのスタッフやボランティアに参加することで他学科の人とも交流する機会が増え、次第にコミュニケーションをとれるようになりました。今では職場でも人見知りせずに良好な関係が築けていますから、ぜひいろいろな機会を見つけて積極的に参加することをおすすめします。食を通して多くの人を笑顔に、元気にするため、これからもっと実務経験を積んで管理栄養士の資格を取得し、知識の幅を広げていきたいと思います。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●病院(栄養士、医療系事務) ●委託給食会社(栄養士) ●高齢者福祉施設 ●児童福祉施設 ●公務員(専門職系) ●食品関連企業(製品開発・品質管理) ●一般企業 など[ 進学 ]●本学 専攻科食物栄養専攻(一年制) ●四年制大学編入(島根大学生物資源科学部、くらしき作陽大学食文化学部栄養学科、美作大学生活科学部食物学科、四国大学生活科学部 など)社会人入学を希望する方へ
生活学科 食物栄養専攻のメニュー一覧
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子どもから保護者支援まで、地域に暮らすあらゆる人びとの発達や生活を支える地域社会のなかで、子どもの健やかな育ちを支える保育者の役割は重要度を増しています。
そして、その役割は「保育」にとどまらず、子育ての背景にある保護者の思いや悩みに寄り添い、地域の人びとから信頼される高度な専門職の役割も担っています。 幼児教育保育学科では、人を大切にする心を育みながら、広く豊かな視野と確かな専門性を身につけた現場に強い保育者の養成をめざします。おしらせ ~ News & Topics ~- 2023.05.08
- 2023.03.20
- 2023.03.10
- 2023.03.10
- 2023.03.07
- 2023.02.24
学科長からのメッセージ
失敗を恐れず、チャレンジしよう学科長/近藤 剛 教授保育・幼児教育の世界は、試行錯誤の世界(トライ&エラー)とも言われます。子どもたちは日々新しいことに出会い、失敗を繰り返しますが、それらを積み重ねて糧にして、強い心身と賢い知恵を手に入れます。保育者をめざす我々にも同じことが言えますね。"とりたん"は意味ある失敗を大歓迎します。失敗は成功の糧であることを忘れず、新しい時代の幼児教育・保育を切り拓く主体者として、多くの仲間とともに学んでいきましょう。学びのポイント
子どもたちの育ちを支え、地域社会に貢献する保育力と人間力を磨く人間力を磨くと
幅広い教養を身につける人間性を豊かに育みながら、保育、教育、福祉、保健、心理、表現、運動など、幅広い専門知識と技能を学びます。保育現場での実習を重視し、
実践力を鍛える附属こども園や地域の保育現場を活用して、卒業後すぐに活躍するための実践的能力を身につけます。一人ひとりの"良さ"を
引き出すカリキュラム小人数指導、グループワークを積極的にとりいれ、きめ細かな指導で一人ひとりの得意分野を引き出すことをめざします。学生インタビュー
子どもたちといっしょに成長を続ける保育士に。幼児教育保育学科 2年 Yさん子育て支援や保育・教育などさまざまな専門的視点から学べる"とりたん"は、附属こども園の存在が大きなポイントです。実習の最初が附属なので、その後に子どもたちが成長していく姿を間近で見ることができ、学生として学びながら喜びも実感できます。5分前行動の大切さも先生の姿から教わりました。私も下準備やスケジュール確認などで実行し、保育の現場や生活面で役立てています。大切なことはすぐにメモをとる習慣もつきました。講義や実習を通して新たな発見や気づきをもらい、"とりたん"での学びを通して得た、しっかりと人の話を聞くこと、表情を豊かにすることを忘れずに、子どもたちとともに成長し続けられる保育士になりたいと思います。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
10:45~12:153限
13:00~14:304限
14:45~16:155限
16:30~18:00MON 音楽2 子どもの運動指導法 (ピアノレッスン) 保育・教育課程論 TUE キャリアデザイン入門 幼児理解と教育相談 子どもの保健 現代鳥取研究 WED 乳児保育Ⅰ 英語B 保育内容(言葉) THU 保育・教育課程論 図画工作Ⅰ 保育内容(環境) 社会的養護Ⅰ 保育実習指導Ⅰ FRI 児童文化Ⅱ レクリエーション概論 地域・ひとと、未来とつながる。
人とのつながりを大切にしながら、学びを深めた先輩たち。
やりがいを見つけ、自分らしく輝く新しい場所で成長を続けています。Iさん 就職活動が進まず困っていたとき、先生は丁寧にお話を聞いてくださいました。何か所か実習に行き、自分には幼稚園が合っているかなと感じて先生に話しましたよね。山村先生 保育士か幼稚園教諭になるのかはすごく悩むところですからね。Iさん 希望した認定こども園に決まったのは、すごく時間をかけてアドバイスしていただいた先生のおかげだと思っています。山村先生 学生時代に多くの異なる職種の人に出会うことが大事ですが、ボランティア体験や地域の活動が非常に制限された時期でしたから、実習はとても貴重でしたね。Iさん はい。保育は地域の環境や特色を生かすものだと実習で感じたので、地域を理解することで保育の理解にもつながると思いました。特別研究も学外での実践演習も思うようにできなかったけれど、地域交流もなくさないように工夫しました。山村先生 実習と並行して、授業では布製の人形を使っての赤ちゃん抱っこ体験もしましたね。身体計測や健康観察、環境設定、排泄の援助を通しての感染対策など、一連の流れを短時間に負担なくやる練習をペアで協力しました。社会に出れば即実践になりますが、手技を理解しておけば自然と身体が動くと思います。Iさん わからないことはわからないと、その場で先生に伝えやすかったので、私も理解を深めることができたと思います。山村先生 保育者の評価は社会的には十分でない反面、保護者支援や事故防止、虐待予防の視点など、求められるものは増えて、ますます期待される職種です。評価と期待のバランスは難しいけれど、関わった親子がより良く変化していったり、子どもたちが大人になっても覚えてくれたり、そんなことが実は一番嬉しいんですね。Iさん 先生、私の理想は、子ども一人ひとりに寄り添い、小さなことでも子どもと保護者の方と一緒に喜ぶことができる保育教諭なんです。山村先生 Iさんは自然と人が集まってくる存在だから、子どもが好き、人が好きという思いは、地域や周りの人に熱量となって伝わります。ここで勉強したことを土台に、自信をもって次のステージにつなげていってほしいと思います。日々の保育を大切に 子どもたちと成長する幼児教育保育学科 令和2年度卒業
K町立こども園 Nさん保育園で2歳児クラスの担任をしています。子どもたちが元気に遊び、笑顔で見せてくれたときや、排泄、着脱など生活のいろいろな面での成長を見ると、この仕事のやりがいを感じます。子どもたちが育ってほしい姿に向けて日々どんな活動をしたらいいのか、どんな関わり方や環境構成があれば子どもたちが楽しめるのかなど、試行錯誤する保育計画やクラスだよりの作成には、"とりたん"の情報授業で学習したWordやExcelが活きています。また、子どもたちと楽しく歌えるように伴走法や楽譜の読み方を学んだことで多くの知識と技術が身に付き、今の自信にもつながっています。園の職員だけでなく、さまざまな人と関わる機会もあり、とくに保護者の方には園の様子を伝え、家庭の様子を聞くこともあるため、人前で話す力や話の組み立て方、表現する力も重要だということを実感しています。子どもたちが「たのしい」と感じるクラスづくりをめざし、先輩方に学びながら、日々の保育を大切に頑張っていきたいと思います。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●認定こども園 ●児童福祉施設(保育所、児童養護施設、ほか) ●幼稚園 ●障がい児(者)支援施設 ●高齢者福祉施設 ●一般企業 など[ 進学 ]●本学 専攻科幼児教育専攻(一年制) ●四年制大学編入(日本福祉大学、山口県立大学、中部学院大学、川崎医療福祉大学など)見たい!知りたい! 教育実習の実態Q&A
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