本科(二年制)

多文化共生の態度とコミュニケーション力を育む
地域社会のなかで多様な人びととともに生きていく協調性とコミュニケーション力を育む学び
「国際文化交流学科」は、2024年度入学生から「地域コミュニケーション学科」へ学科名称を変更しました。

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進展する情報化時代に対応する実践的スキルを身につけ地域を支える人材に。社会の価値観が変わり、情報化が進むビジネス環境のなかでいま求められているのは、ネットワークを活用したクラウドコンピューティングなどの実務的技能です。
さらに、目まぐるしく変わる世界の動向をつかむビジネス知識、チームで課題を解決できる主体性やコミュニケーション力も不可欠です。
情報・経営専攻では、進化しつづける情報活用能力とビジネス実務能力を身につけたこれからの地域社会を担う人材を育成します。おしらせ ~ News & Topics ~- 2025.05.30
- 2025.05.07
- 2025.02.27
- 2025.02.07
- 2024.12.24
- 2024.12.23
学科長からのメッセージ
自分で考え、行動し、そして振り返る!学科長/ 野津 伸治 教授大学生活において、さまざまな知識や経験を積んでいきます。そこでの答えは必ずしも一つでなかったり、誰も知らなかったりすることの方が多いかもしれません。遠回りでもまずは自分で考え、さらにぜひ実行してみてください。うまくいくこと以上に失敗も多いかもしれません。それを次回にぜひ活かすため振り返ってみてください。そのことが人生で学び続ける習慣につながっていきます。私たちも全力でサポートします。学びのポイント
社会人基礎力をベースに、情報活用スキルとビジネス実務能力を養成。グループワークで
社会人基礎力を身につける社会人として必要とされる「主体的に動く力」や「チームワーク」をグループによる課題解決型学習を通して身につけます。ビジネスに役立つ
PCスキルを磨くパソコンを「使える」ことよりも「使って何ができるか」を重視したビジネスコンピューティングスキルを磨きます。資格習得とゼミ学習で
専門性と実践力を高める日商簿記やITパスポートなど実用的な資格取得をサポートします。また、特別研究ではより専門的な学びを深めます。学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。プロジェクトリーダーとしての経験が自信に。生活学科 情報・経営専攻 2年 Yさん県内での就職に強い“とりたん”を選び、簿記や情報系の資格取得をめざしています。授業で特に印象に残っているのがグループワークです。これまでは受け身タイプでしたが、自分を変えたいとリーダーに手を挙げ、チーム全体をまとめることを意識しながら取り組みました。チーム全体の進捗を把握し、みんながスムーズに作業できるよう、必要な場面では意見をすることもありました。大変でしたが最終的には無事にプロジェクトを成功させることができ、自信にもつながりました。卒業後は鳥取県内のコーヒーや紅茶を扱う企業に就職が決まっており、在学中に専門知識を習得しながら必要な資格を取り、プロとしてのスキルを磨きたいと考えています。社会で役立つコミュニケーション力を鍛えた。生活学科 情報・経営専攻 2年 Oさん情報・経営専攻のカリキュラムを調べるなかで、プロジェクト演習に興味をひかれました。社会に出る前に、たくさんのグループワークを経験して、自分のコミュニケーション力を高めたいと思ったからです。入学後、大きな影響を与えてくれたのが、ロールモデルにしたい先生との出会いです。先生の“伝える力” は圧倒的で、相手に合わせた話し方がとても勉強になりました。また、グループワークのリーダーを経験したことで、相手の良い面を見つけることを心がけるようになり、苦手意識があった人との関わりが楽しくなってきました。これからも社会に役立つコミュニケーション力をブラッシュアップしながら、地域に貢献できる人になりたいです。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
10:45~12:153限
13:00~14:304限
14:45~16:155限
16:30~18:00MON ビジネス実務概論 基礎数学 ビジネス実務演習A 実践スポーツ TUE 経営学 英語B 現代鳥取研究 インターンシップB WED ビジネス実務演習B 基礎演習B THU 簿記Ⅰ 簿記Ⅰ 資格簿記B 生活と法律 FRI ウェブデザインB キャリアデザイン プロジェクト演習 地域での取り組み
情報とビジネスの分野で地域の課題解決に取り組む1年次後期に開講される「プロジェクト演習」は情報分野とビジネス分野に分かれ、それぞれが地域の課題解決を図る取り組みを行っています。「プロジェクト演習」(ビジネス)では、倉吉市の中心市街地である打吹地区を舞台に、毎年行政や地元商店街の方と連携し、地域をいかに活性化させるかを考えています。これまでに、「空き店舗対策としてどのような店を出せば良いか」、「伝統的建造物保存地区を訪れる観光客をいかにして商店街に呼び込むか」などの課題に取り組んできました。「プロジェクト演習」(情報)では、三朝町と連携して行政の業務のDX化につながる取り組みを実施しています。令和6年度は、令和5 年度に試作した三朝町温泉街の観光マップを拡張するために、フィールドワークで得た情報(観光名所の写真スポット、バス停、自動販売機、健康施設、休憩場所など)を地図アプリへ登録する活動を展開しています。授業の最後には関係者にむけて半年間の成果を発表する機会もあり、学生は本気で取り組みます。毎年、この授業を通して彼らが大きく成長していく姿がみられます。社会で活躍する先輩たち
プログラミングの仕事は、チームワーク力も必要なスキル生活学科 情報・経営専攻 令和5年度卒業 Nさん仕事のやりがいは?地方自治体むけのシステム開発・保守を行っています。自分の知識を使いプログラミングをしているときと、新しい知識を得たときに面白さを感じます。苦戦続きですが、先輩にフォローしていただきながら成果物が完成したときやりがいを感じます。とりたんの学びで得たものは?プログラミング・IT関連の授業は、今の仕事に直結していて、事前知識として習得することができていたのでとても役に立っています。また、仕事はチームで動くので、グループワークで得た経験も社会に出て必要不可欠だと実感しています。今後の目標は?今は何をするにもわからないことばかりで、先輩方にサポートしていただきながら仕事を進めているので、不足している知識と技術を習得していくことが最優先ですね。できることを増やして、成果で応えていきたいなと思っています。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●銀行 ●証券会社 ●保険会社 ●一般企業の事務・営業・販売 ●システムエンジニア ●ホテル・旅館 ●官公庁 など[ 進学 ]●本学 専攻科経営情報専攻(一年制) ●四年制大学編入(島根大学法文学部など)生活学科 情報・経営専攻のメニュー一覧
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豊かな発想力をもとに、暮らしのなかのデザインの可能性とあたらしい価値を生み出す。私たちは、さまざまなデザインに囲まれて生活しています。
デザインはアートの領域だけでなく情報を伝えたり、あたらしい機能や価値を生み出す役割も担い、その重要性があらゆる分野で認識されています。
住居・デザイン専攻では、住居とデザインの分野を幅広く学び、豊かな感性を生かした、企画力、表現力、技術力を育成し、多領域の職種に対応し、活躍できる人材を送り出します。おしらせ ~ News & Topics ~- 2025.06.11
- 2025.03.04
- 2024.08.02
- 2024.05.30
- 2024.05.30
- 2024.01.23
教員からのメッセージ
デザインをするうえで大事なこと学科長/前田 夏樹 教授みなさんはデザインというと「カッコいいもの」やオシャレなもの」と思っていませんか? それもデザインの持つ一面ではありますが、本当に大事なのは、「どうすればわかりやすいか」「どんな形だと使いやすいか」というように、そのデザインを見る人や使う人、暮らす人の立場に立ってデザインを考えることです。
本専攻では建築・インテリア・デザイン・アートの各分野の学びをとおして、ユーザーを意識したデザインを考えます。学びのポイント
社会を豊かにするデザインスキルを磨き、多分野で活躍できる人材を育成する。多様なデザイン分野から
専門科目を選択建築・インテリア、デザイン・アートなど、自分の将来の目標に向けて、専門科目を選択し学ぶことができます。最短で建築士資格取得を
可能にするカリキュラム卒業後すぐに一級・二級建築士試験を受験できるよう必要な科目が充実しており、受験指導も行っています。多彩で実践的な授業による
デザイン力の習得デザイン手法やソフトウェアなどといったデザインスキルの実践的な学習により、実社会で活躍できるデザイン力を習得できます。学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。安心できる家をデザインしたい。生活学科 住居・デザイン専攻 1年 Fさん幼稚園の頃から絵を描くことが好きで、デザインや建築に興味を持ちました。住居・デザイン専攻ではその両方を学べることを知り、“とりたん”への入学を決意。授業は製図やデザイン、さらにガラス工芸など幅広く、最初は「絶対にできない」と思っていたようなこともできるようになって達成感や自分自身の成長を感じています。先生方は優しく、学科の友人も明るく生き生きとしていて、毎日の勉強が楽しいです。また、将来の夢を具体的に意識するようにもなり、一級建築士として住宅設計に携わるという目標もできました。住宅は、住む人によって中身は異なります。毎日の疲れを癒し、安心できる家をつくれるよう、“とりたん” で学んでいきたいです。建築士の資格取得を最短でめざす。生活学科 住居・デザイン専攻 1年 Yさん2年という短いスパンで、一級建築士の受験資格を得られることは “とりたん” の大きな魅力です。デザインと建築の両方のカリキュラムがあり、なかでも好きなのが建築系の設計製図の授業。中学生の頃から図形を描くことが好きで建築士をめざすようになったので、図面ができあがっていくのが楽しいです。先生方は親身に話を聞いてくださり、質問に対して、いつも的確なアドバイスを返してくれます。また、他学科の学生や先輩方と親しくなる機会も多く、多様な価値観や考え方に触れて視野が広がりました。卒業後は大学に編入して、さらに建築への学びを深めたいと考えています。いずれは山陰で独立して大きな建物の設計に関わることが目標です。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
10:45~12:153限
13:00~14:304限
14:45~16:155限
16:30~18:00MON ビジネス実務概論 構造力学Ⅱ デザインソフトウェア Ⅱ 実践スポーツ TUE ビジネス実務演習Ⅰ 中国語Ⅱ ヒトの科学 WED 人間関係論 レイアウトデザイン 建築構造論 THU 建築 CAD Ⅰ パース演習 造形基礎Ⅰ デザイン基礎Ⅱ FRI インテリアデザイン カラーコーディネーション 建築設計製図 建築設計製図 地域での取り組み
鳥取県立美術館オープンに関連する官学連携プロジェクトに参画住居・デザイン専攻では、令和7年3月、倉吉市に県立美術館が開館することを機に、令和3年度より、県・市や「とっとりプラットフォーム5+α」の構成教育機関(県内の大学、短期大学、高等専門学校)と連携し、県立美術館の工事現場や関連施設などをフィールドとして活用した「建築」と「デザイン」に関する学びに取り組みました。また、開館後には短大独自の企画展を開催するなど、引き続き、地元企業や教育機関と有機的な繋がりを持ちながら学びの場として活用する予定です。美術館フィールドの活用支援事業● 県立美術館の設計概要説明会●「ほっと・くつろぐポケットパーク」アイデアコンペ● 関連施設現場研修「出雲古代歴史博物館(R4出雲市)」、「竹中大工道具館(R4・5神戸市)」、「大原本邸・美観地区(R5倉敷市)」、「アートを活かした街づくり(森の芸術祭 晴れの国)(R6岡山)」● 県立美術館整備事業工事現場研修会(R4~5計4 回開催)社会で活躍する先輩たち
技術を磨き、唯一無二のシルバーアクセサリーを全国へ生活学科 住居・デザイン専攻 令和5年度卒業 Oさん仕事のやりがいは?シルバーアクセサリーが仕上がっていく工程を、自分が作業を進めながら見ることができるのが面白いです。仕上がったアクセサリーが全国各地のお客様の手元に届き、街中で偶然アクセサリーを身にまとった人の姿を見たときは嬉しかったですね。とりたんの学びで得たものは?デザインの授業の実践的な経験が役立っています。アイデアを出してイメージを固め、仕上げまで、自分で手順を計算しながら作業を進めていくことを学びましたが、それが今の仕事を効率よく進めていけることにつながっていると思います。今後の目標は?まずは一人前の彫金師になるために技術をマスターすることですね。また、ミュージアムの受付も担当しているので、接客をきちんとできるようになったり、いずれは革細工にも挑戦したり、一つひとつのことを正確に覚えていきたいです。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●ハウスメーカー ●建築設計事務所 ●建設会社 ●広告代理店 ●印刷会社 ●インテリアコーディネーター ●福祉住環境コーディネーター ●ウェブデザイナー ●グラフィックデザイナー ●図書館司書 など[ 進学 ]●本学 専攻科住居・デザイン専攻(一年制) ●四年制大学編入(島根大学総合理工学部など)住居・デザイン専攻のメニュー一覧
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食べたものが、未来をつくる。
地域や家族の健康と笑顔を支える。“食”は生きていくための基本です。
健康なカラダをつくるばかりでなく、健康なココロも育む「食育」や、病気を予防する「予防医学」の観点からも重要性が高まっています。
多くの実習や体験をとおして“食”の大切さを学び、自分の、家族の、そして地域社会の未来をつくる知識と技能をそなえた“食”のスペシャリストを養成します。おしらせ ~ News & Topics ~- 2025.06.13
- 2025.06.12
- 2025.06.09
- 2025.05.22
- 2025.05.22
- 2025.05.02
教員からのメッセージ
人生100年時代と食学科長/野津 あきこ 教授人生100年時代を迎え、長寿社会をどのように生き抜いていくのかが、問われる時代になりました。そのなかでも「食」は重要な位置づけとなっています。栄養士は健康長寿を支えていく仕事です。人間、食物、環境などの関係性に着目し、ライフステージや身体状況に応じた栄養や、食べたものが体にどのように消化吸収され、健康状態の維持・改善につながるのかを学びます。持続可能な開発目標(SDGs)にむけて一緒に学んでみませんか。学びのポイント
地域に密着したカリキュラムで、広い知識と技能をそなえた食の専門家をめざす。基礎から実践まで栄養士に
必要な知識と技能を習得栄養学や衛生学などの基礎から、調理の手法や対象者に合わせた献立作成法などの現場で必要となる専門的な内容まで、幅広く学びます。強みとなるプラスアルファの
力を身につける栄養士だけでなく、栄養教諭や医療秘書実務士など、強みとなるプラスアルファの知識・資格を持った食の専門家をめざすことができます。体験をとおして
実践力を磨く地域イベントに参加したり、地域のプロのシェフや栄養士の方から指導を受けたりと、さまざまなかたちでの学びの機会があります。学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。栄養教諭の資格取得がモチベーションに。生活学科 食物栄養専攻 2年 Aさん入学当初から保育園の栄養士になることを目標に、視野を広げようと地域イベントやボランティア活動などにも積極的に取り組んできました。クラスの友人たちと「グルメラボ」サークルも立ち上げ、地域イベントで販売するお菓子を作ったり、地元企業とのコラボ企画を進めたりして、大変だけど充実した毎日を過ごしています。学習面では栄養教諭の資格取得という明確な目標がモチベーションとなり、意志をもって能動的に学び続けることができたことは、自分自身の成長の糧となり、自信につながっています。子どもたちに食の大切さや楽しさを伝える仕事を生涯続けるために、これからも食の知識だけではなく、人との関わりを大切に、学びを深めていきたいと思います。体づくりと栄養を考えた食事を提供していきたい。生活学科 食物栄養専攻 2年 Hさん高校の部活動で体づくりをしていくなかで、食事について興味を持つようになり、栄養について学べる“とりたん” への進学を決めました。“とりたん” では「スポーツ栄養学」の授業があり、スポーツと栄養の関わりについて学びを深めるごとに、研究テーマとしての面白さを感じています。実習で特に面白かったのは、中学生対象のお弁当づくりですね。成長期に必要な栄養バランスを計算しながら、ボリュームと見た目を意識した豚のしょうが焼きをメインにした献立を考え、彩りよく仕上げることができました。卒業後は自衛官になり調理職への配属を希望しています。体をつくる栄養についてこれからも学び続けながら、おいしくて、元気の源となる食を提供し、たくさんの人に喜んでもらうことが夢です。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
10:45~12:153限
13:00~14:304限
14:45~16:155限
16:30~18:00MON 健康科学 ライフステージ栄養学 解剖生理学 臨床栄養学概論 TUE 英語B 生化学 ヒトの科学 WED 給食管理 調理学実習 Ⅰ THU コミュニケーション論 栄養指導論実習 栄養学総論 FRI 給食管理実習Ⅰ 地域での取り組み
共同商品開発やイベント出展など、生きた学びを達成感につなげる食物栄養専攻では「地域社会で活躍できる栄養士の育成」をめざし、地域性を取り入れた授業の実施と学生の地域活動の2点に力を入れています。授業では、地域の栄養士や食品会社の方、プロのシェフの方から、特別講師として学生に講義や実習をしていただく機会を設けています。例えば、「キャリア形成基礎」の授業では、地域で活躍している栄養士の方を招き、実際の現場での様子を聞く職業理解の機会を設けています。また、「調理学実習」では日本料理や西洋料理などのプロのシェフの方から、現場で培われた技術と理論を目と手で学ぶ機会があります。地域活動では、「くらよし国際交流フェスティバル」や「中部発! 食のパラダイスフェスタ」といった地域のイベントや、「牛乳・乳製品利用料理コンクール」などのコンクールへの積極的な参加を促しています。さらに、地域の食品会社・スーパーマーケットなどとの共同商品開発などを介して、地域の方との接点を持ち、学生の学び、達成感や満足感につながる取り組みを実施しています。社会で活躍する先輩たち
患者さんに喜んでもらえる献立を提供していきたい生活学科 食物栄養専攻 令和元年度卒業 Wさん仕事のやりがいは?行事食など、普段より大変な献立のときも職場の方がたと協力し、満足いくものが提供できたとき、やりがいを感じます。きちんと時間内に提供することへの責任を感じる経験にもなっています。患者さんが喜んでおられたと聞くとモチベーションが上がります。とりたんの学びで得たものは?栄養士といっても現場によってさまざまな業務がありますが、「給食管理実習」の内容はどの現場でも大切で、とても役立ちます。また地域イベントなどに参加し、いろいろな人と関わりながら、衛生面やコスト面などを考え調理し、販売したことも生かされています。今後の目標は?病態に応じた基準値や制限に合うような献立を考えるためには、まだまだ学ぶことがたくさんあるので、経験を重ねながら献立作成のスキルを上げていくのが目標です。また保育園や学校給食など、さまざまなライフステージの食事にも携わっていきたいですね。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●病院(栄養士、医療系事務) ●委託給食会社(栄養士) ●高齢者福祉施設 ●児童福祉施設 ●公務員(専門職系) ●食品関連企業(製品開発・品質管理) ●一般企業 など[ 進学 ]●本学 専攻科食物栄養専攻(一年制) ●四年制大学編入(島根大学生物資源科学部、くらしき作陽大学食文化学部栄養学科、美作大学生活科学部食物学科 など)社会人入学を希望する方へ
生活学科 食物栄養専攻のメニュー一覧
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子どもから家族支援まで、地域に暮らすあらゆる人びとの発達や生活を支えるキーパーソンとして地域社会のなかで、子どもの健やかな育ちを支える保育者の役割は重要度を増しています。そして、その役割は「保育」にとどまらず子育ての背景にある保護者の思いや悩みに寄り添い、地域の人びとから信頼される高度な専門職としての役割も担っています。幼児教育保育学科では、人を大切にする心を育みながら広く豊かな視野と確かな専門性を身につけ地域社会のキーパーソンとして、現場でいきいきと輝く保育者をめざします。おしらせ ~ News & Topics ~
- 2025.06.13
- 2025.06.02
- 2025.05.22
- 2025.04.08
- 2025.04.07
- 2025.03.27
学科長からのメッセージ
社会の「まんなか」で輝く保育者へ学科長/國本 真吾 教授「こどもまんなか」と言われる時代です。しかし、これは決して新しいものではありません。日本が国連・子どもの権利条約を批准して以来、保育現場は常に「子どもの最善の利益」を意識して保育を行ってきました。そして、子どもの育ちを支える保育者もまた「まんなか」にいる存在です。子どもとともに保育者も輝く社会にしていくことが、今求められています。保育が社会にとっての光となる営みに、ぜひあなたも加わってみませんか?学びのポイント
子どもたちの育ちを支え、地域社会に貢献する保育力と人間力を磨く人間力を磨くと
幅広い教養を身につける人間性を豊かに育みながら、保育、教育、福祉、保健、心理、表現、運動など、幅広い専門知識と技能を学びます。保育現場での実習を重視し、
実践力を鍛える1年次から附属こども園や地域の保育現場での実習を行い、卒業後すぐに活躍するための実践的力を鍛えます。一人ひとりの"良さ"を
引き出すカリキュラム少人数指導、グループワークを積極的にとりいれ、きめ細かな指導で一人ひとりの得意分野を引き出すことをめざします。学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。子どもの気持ちに寄り添う保育士に。幼児教育保育学科 2年 Yさん子どもの心理について学ぶ授業がとても面白いです。行動の意図がわかってくるので、実習で理解を深めることに役立っています。たとえば子ども同士が喧嘩をしたとき、一人が泣いている裏にはもう一方の子の気持ちもあることに気づき、両方の話をていねいに聞くことの大切さを学びました。学生生活では先生方の手厚いサポートも大きな支えになっています。特に就職活動では、自分の言葉で素直に考えを伝えることが大事だとアドバイスをいただき、自信をもって面接にのぞむことができました。地元の保育所から内定をいただき、春からは念願の保育士に。一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、子どもたちと一緒に歌って踊って、楽しい保育をしたいです。人生を変えた児童養護施設での実習。幼児教育保育学科 2年 Yさん子どもが好きで、地元で子どもに関わる資格を取り、仕事に携わりたいと思いました。“とりたん” を選んだ理由のひとつが、1年の前期から教育実習があるなど、豊富な実習のカリキュラムが組まれていることです。児童養護施設での実習では、10日間寝泊まりしながら子どもたちと深く関わる経験をすることができました。さまざまな背景をもつ子どもたちにとって、施設は“家” のような場所。温かい雰囲気のなかで、愛情と信頼関係をもとに、ときに厳しさを持ちながら子どもたちを支える存在になることが、施設職員としての役割だと気づきました。この経験を通じて、子どもたちが安心して成長できる環境を整える施設職員になることが大きな目標になりました。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
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16:30~18:00MON (ピアノレッスン) 保育原理Ⅰ 児童文化Ⅰ 保育・教育入門 TUE 体育Ⅰ 子どもの造形指導法Ⅰ 発達心理学 日本国憲法 WED 情報科学 英語A 音楽1 THU 保育内容総論 社会福祉 保育実習指導Ⅰ FRI 保育内容(健康) 教育実習指導 地域での取り組み
「地域をキャンパスに」を実践し、学びのフィールドを広げる学びのフィールドを地域に広げることで、より実践的な学びを得ようと試みています。保育実習や教育実習など2年間で9週間の学外実習はその代表例。保育経験を蓄積するだけではなく、地域の幼児教育・保育の現状を理解する重要な機会となります。また、学びの成果を地域に還元する機会を通じて、学習意欲を高めます。例えば、「子どもの造形指導法」(1年次)では、季節に応じた造形表現の理解のため、七夕飾りを製作し、JR倉吉駅前に飾る取り組みをしています。まさに「地域をキャンパスに」を実践しています。さらに、児童館や公民館などの主催で行われる地域のイベントは、「歌う、踊る、つくる、語る、うごく」などの保育技術を提供する絶好の機会です。学外実習だけでは補えない「実践力」を培い、不安を自信や得意へ変えるチャンスも提供してくれます。
地域に飛び出す“とりたん” の学びは、保育者としての自信や将来の地域の担い手という役割を自覚したり、ボランティア精神を学んだりする貴重な機会となっています。社会で活躍する先輩たち
子どもの成長の瞬間に立ち合えることが幸せ幼児教育保育学科 令和5年度卒業
Mさん仕事のやりがいは?オマルで排泄できた、一人でズボンがはけるようになったなど、子どもの成長に立ち合える瞬間が、何よりも嬉しいですね。今まで積み重ねてきたことや、保護者の方と連携をとってきたことがつながったと感じ、やりがいを実感します。とりたんの学びで得たものは?子どもの発達について学んだ「乳児保育」や、子どもの病気や病児対応について学んだ「子どもの保健演習」が、大きな学びだったと実感する場面が多いです。またレポート提出などで培った期限を守って提出物を出す習慣も活かされています。今後の目標は?子どもたちが遊びに集中できる環境や、子どもたちの様子に合わせた遊びを考える対応力をつけ、「明日もこども園に来たい!」と思ってもらえるよう、保育スキルを上げていくことが目標です。常に笑顔を絶やさず、信頼される保育教諭になります。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●認定こども園 ●児童福祉施設(保育所、児童養護施設、ほか) ●幼稚園 ●障がい児(者)支援施設 ●高齢者福祉施設 ●一般企業 など[ 進学 ]●本学 専攻科幼児教育専攻(一年制) ●四年制大学編入(日本福祉大学、山口県立大学、中部学院大学、川崎医療福祉大学など)見たい!知りたい! 教育実習の実態Q&A
社会人入学を希望する方へ
幼児教育保育学科のメニュー一覧
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異なる言語や価値観をもつ人びととともに生きていくための心とコミュニケーション力を育む学び。いまや国境を越えて人や情報が行き交いさまざまな文化や価値観をもつ人びとが共に暮らす時代です。 国際文化交流学科では、グローバル化が進む現代社会で必要な「異文化や他者を理解する姿勢」や「自分の考えや文化を伝える発信力」の育成をめざします。
文化を学んで知識を深め、言語のスキルを身につけ、国境を越えて複雑化する多文化社会で力を発揮する総合的なコミュニケーション力を高めます。おしらせ ~ News & Topics ~- 2025.05.29
- 2025.05.22
- 2025.05.19
- 2025.04.04
- 2025.02.28
- 2025.01.22
学科長からのメッセージ
文化の多様性を学ぶ学科長/ 渡邊 太 教授地域社会でもグローバル化が進展し、異なる文化や価値観と出会う機会は今後さらに増えるでしょう。互いの文化を尊重し、ともに生きる社会を築くには、文化の多様性を理解することが大切です。複数の視点を学び幅広い視野を獲得することで、新しい「自分」を発見すること。未知のものへの関心を高めるとともに、見慣れたものさえ新鮮に感知できる感受性を育むこと。そうした経験を通じて、総合的なコミュニケーション力を高めます。学びのポイント
多様なコミュニケーション力を身につけ、社会で活躍できる土台をつくる。「言語」「文化」「交流」を
トータルに学ぶ言語、文化、交流をトータルに学び、多文化共生のための広い視野をもち、批判的に深く考え抜く実践的な「教養」を身につけます。自文化・異文化を学び
表現力を伸ばす自文化・異文化を学び、言語の背景を理解することで着実な言語力を身につけ、さまざまな場面で自分の考えを効果的に表現する力を伸ばします。コミュニケーション力を養う
グループワークたくさんのグループ活動を通して、異なる価値観をもつ他者の意見を受け入れる態度や、皆と協力して実行するコミュニケーション力を養います。学生インタビュー
会話力を鍛えることで、英語への興味がさらに高まった。国際文化交流学科 2年 Sさん進路選択の条件は、英語が学べ、自宅から通えるところ。その両方をかなえてくれるのが“とりたん”でした。英語の勉強はずっと好きで取り組んできましたが、“とりたん”での学びが高校までと大きく違うのは、コミュニケーション力を重視していること。学生同士や先生と会話する時間が豊富にあり、みんなリラックスした雰囲気のなか、楽しみながらスピーキング力が鍛えられていく感じです。またカナダ出身のレヴィ先生のネイティブな英語にふれることで、広くその背景の文化までを理解することができ、英語に対して学びたい意欲がますます高まりました。この体験を礎に、卒業後は地元で塾講師になり、子どもたちに英語の面白さ、コミュニケーションの楽しさを伝えていきたいと思います。時間割
(1年次/参考)1限
9:00~10:302限
10:45~12:153限
13:00~14:304限
14:45~16:155限
16:30~18:00MON 異文化コミュニケーション キャリアデザイン入門 現代鳥取学 図書館概論 TUE 基礎英語演習 実践スポーツ 日本語表現法 日本国憲法 WED プレゼンテーション基礎 韓国・朝鮮語Ⅰ 情報処理演習 ★地域社会体験A THU 読書と豊かな人間性 リスニング演習 スタディスキル ★地域社会体験B FRI 基礎英会話 交流とホスピタリティ 宗教と文化 図書館情報資源概論 春休み集中講義:「地域と観光Ⅰ」★印の科目は集中講義地域・ひとと、未来とつながる。
地域を知り、コミュニケーション力を磨く日々の活動がたくさんの可能性が待つ未来へとつながっています。板倉先生 入学してすぐに韓国語の検定試験を受けてみたいと相談に来てくれましたね。Kさん 私は東アジアに興味があって、高校生のときに韓国語を独学で勉強していたので。英語も好きですが、とりたんでは中国語を選択しました。独学でも勉強を続けながら、広く語学を学んでいきたいと思っています。そのために検定試験も積極的に受けていきたいと考えていて、先生にご相談したところ、すぐにメールで返信してくださって具体的な目標が定まりました。あと鳥取大学の特別聴講生にも興味があって、機会が合えば受講してみたいと考えているんです。板倉先生 特別聴講生は1年後期と2年前期に受講のチャンスがありますからね。とりたんの授業との兼ね合いもありますが、学ぶ機会を広く、意欲的に取り組んでいこうとするKさんの姿勢はすばらしいですよ。将来の目標は定まっていますか?Kさん まだ漠然としていますが、鳥取と海外をつなげるような仕事につきたいと思っています。板倉先生 ということは、観光業とか? ちょうど2021 年度から国際文化交流学科では観光について専門的に探究する「創造的観光人材育成プログラム」がスタートしましたが、プログラムに参加して興味が深まったことはありますか?Kさん 地域社会体験Aで私のグループは倉吉商工会議所を訪ねたのですが、担当者の方からいろいろなお話を聞くなかで、地域をもっと盛り上げていきたいという熱意を感じました。また、別の授業では、倉吉打吹太鼓を体験しました。地域の方々と交流することで、まだまだ知らない地元の良さがあると知ることができました。板倉先生 観光業を志す人にとって、地域を深く知っていくことはとても大切ですね。元々とりたんの学生たちは、地域に貢献したいと志している人たちが多いですから、自分の得意を生かしながら、観光や、その他の業種でも、目に見えるかたちで実現していってもらったら嬉しいなと思っています。Kさん 私は人の話を聞くことが好きなので、これからも地域の人たちとたくさん交流しながら、自分ができることを見つけ、地域を盛り上げる一員になっていきたいと思っています。接客の醍醐味はお客さまの「ありがとう」国際文化交流学科 令和元年度卒業
観水庭こぜにや Mさん旅館の玄関口でお迎えしたお客さまをお部屋までご案内し、お帰りの際にはチェックアウトの手続きをしてお見送りするところまで、直接お客さまと接しています。お客さまは一人ひとり異なる背景をお持ちですから、柔軟に対応する必要があり、その方に合わせた接し方を常に意識しています。“とりたん”では、コミュニケーションについて多くのことを学びました。とくに「敬語」や「挨拶」についての授業は、日々の実践で役に立っており、誰に対しても自然に挨拶することや、お客さまに対してだけでなく従業員同士でもていねいな言葉遣いをすることなどに、しっかり活かせているのではと感じています。旅館の仕事で一番嬉しいことは、お客さまに「ありがとう」と言ってもらえることです。まだまだ修行中ですが、イレギュラーな事態にも、状況を冷静に判断し迅速に行動できるようになり、「この人がいれば安心」だと思ってもらえるような、接客のプロになることを目標に頑張っています。[ 就職・進学実績 ][ 主な就職先 ]●図書館司書 ●旅行代理店 ●ホテル・旅館 ●観光施設 ●銀行 ●自動車販売店 ●葬祭業 ●一般企業 など[ 進学 ]●本学 専攻科国際文化専攻(二年制) ●四年制大学編入(島根大学法文学部、美作大学生活科学部 など) ●留学(慶煕大学国際教育院 など)国際文化交流学科のメニュー一覧