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地域コミュニケーション学科
地域社会のなかで多様な人びととともに生きていく協調性とコミュニケーション力を育む学び
地域社会のなかでもグローバル化が進展し、さまざまな文化や価値観をもつ人びとがともに暮らす時代です。
地域コミュニケーション学科では、多文化共生を実現するために必要な「文化の多様性に対する深い理解」や「自分の考えや文化を伝える表現力」を育成します。
言語のスキルを養い、ていねいに接するホスピタリティを身につけ、観光施設、ホテル・旅館をはじめとする接客・販売の仕事、多彩なニーズに応える図書館司書、本を通じて学びをサポートする学校司書など、人とかかわる仕事に役立つ総合的なコミュニケーション力を育成します。
地域コミュニケーション学科では、多文化共生を実現するために必要な「文化の多様性に対する深い理解」や「自分の考えや文化を伝える表現力」を育成します。
言語のスキルを養い、ていねいに接するホスピタリティを身につけ、観光施設、ホテル・旅館をはじめとする接客・販売の仕事、多彩なニーズに応える図書館司書、本を通じて学びをサポートする学校司書など、人とかかわる仕事に役立つ総合的なコミュニケーション力を育成します。
おしらせ ~ News & Topics ~
- 2024.08.23
- 2024.08.02
- 2024.08.01
- 2024.07.24
- 2024.07.23
- 2024.07.16
学科長からのメッセージ
自分を成長させる学び
学科長/ 岡野 幸夫 教授
多様化する地域社会でイキイキと活躍するには「成長し続ける自分」を意識することが大切です。多様性を理解するには、表面的な情報や言葉の裏にある事情や思いへの想像力が欠かせません。この学科ではさまざまな他者と対話・交流して視野を広げ、正解のない課題を深く考え抜く力を養い、得られた知見を他者に説明する表現力を鍛えます。これらの学びを通して、現状に満足しない「成長し続ける自分」の基礎を培いましょう。
学びのポイント
多様なコミュニケーション力を身につけ、社会で活躍できる土台をつくる。
「言語」「文化」「交流」を
トータルに学ぶ
トータルに学ぶ
言語、文化、交流をトータルに学び、多文化共生のための広い視野をもち、批判的に深く考え抜く実践的な「教養」を身につけます。
地域課題を解決する
実践力を育む
実践力を育む
地域でのフィールドワークや体験学習を通じて、観光分野で求められるホスピタリティや地域課題を解決する実践力・主体性を育みます。
ともに生きる協調性を養う
グループワーク
グループワーク
たくさんのグループ活動をとおして、異なる価値観をもつ他者の意見を受け入れる態度や、皆と協力して実行するコミュニケーション力を養います。
学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。
異文化を理解して、楽しくコミュニケーションする。
国際文化交流学科(※) 2年 Iさん
”とりたん”を選んだ理由は、好きな英語をもっと勉強したいというだけではなく、自文化と多文化が同時に学べるので、言語の背景を知ることができると思ったからです。授業は基本的に少人数で行われ、フレンドリーな先生方と毎回楽しく集中して学ぶことができるのも魅力です。「異文化交流」など学内外の授業では、異なる文化背景を持つ人の考え方や価値観の理解を深めることができ、より多くの人とコミュニケーションが図れるようになりました。今は、高校の英語教師になるというあらたな目標ができ、島根大学への編入をめざしています。多様な人とコミュニケーションができる英語の楽しさを伝えていける教師になりたいと思います。
鳥取県の魅力を発掘し、発信していきたい。
国際文化交流学科(※) 2年 Oさん
愛知県で育ち、幼い頃から島根県松江市の祖母の家によく遊びに行っていたので、大好きな山陰にある“とりたん”に入学を決めました。言語やさまざまなコミュニケーションを学ぶなかで、「読書と豊かな人間性」の授業では、アニマシオンという読書指導法を体験しました。読書をゲーム感覚で楽しみ、関心を高める指導メソッドは、とても興味深く面白かったです。サークルは複数掛け持ちし、学内外でのボランティア活動にも積極的に参加しています。大学や地域を盛り上げる活動をしているサークルではサークル長を務めていて、メンバーたちと県内を歩き回るのも楽しみのひとつになっています。卒業後は、山陰で観光関係の仕事に就きたいという目標もできました。
※2023年度入学生までの学科名称
時間割 (1年次/参考) |
1限 9:00~10:30 |
2限 10:45~12:15 |
3限 13:00~14:30 |
4限 14:45~16:15 |
5限 16:30~18:00 |
---|---|---|---|---|---|
MON | 異文化コミュニケーション | キャリアデザイン入門 | 現代鳥取学 | 図書館概論 | |
TUE | 基礎英語演習A | 実践スポーツ | 日本語表現法 | 日本国憲法 | |
WED | プレゼンテーション基礎 | 韓国・朝鮮語Ⅰ | 情報処理演習 | ★地域社会体験A | |
THU | ★地域社会体験B | 読書と豊かな人間性 | 共生のためのプロジェクト演習A | スタディスキル | |
FRI | コミュニケーション英語A | 交流とホスピタリティ | 宗教と文化 | 図書館情報資源概論 |
★印の科目は集中講義
地域での取り組み
自分の興味関心を深める 豊富なフィールドワーク
地域社会で求められるコミュニケーション力を高めるために、地域に出かけ地域の方と交流する機会が豊富にあります。1年次の授業では鳥取県立博物館と連携した「対話型鑑賞」に関する講座を受け、県内の小学生に対してファシリテーションを実践します。「地域社会体験A」では県内の施設・企業で体験実習を行い、「異文化交流」では県内在住の外国籍の方など文化背景の異なる方と交流します。2年次の「地域交流」では、グループごとに地域に出かけてリサーチ活動を行い、地域の方との意見交換を行います。また、授業以外でも毎年「くらよし国際交流フェスティバル」など地域のイベントに積極的に参加しています。こうした学生全員が関わる取り組みに加えて、「創造的観光人材育成プログラム」では現場での観光体験やフィールドワークを通じて実践的に学び、学校司書科目では近隣の学校図書館に出かけて理解を深め、英語の科目では地域のイベントで英語絵本のおはなし会を行い英語の表現力を養います。自分の興味関心や得意に応じてより深く学び、コミュニケーション力を伸ばします。
社会で活躍する先輩たち
地域の魅力を取材し、ニュースとして発信する
国際文化交流学科(※) 令和4年度卒業 Hさん
※2023年度入学生までの学科名称
仕事のやりがいは?
管轄である鳥取県中部3町の地域イベントや行事を取材し、編集、放送までを行っています。自分が取材したものを多くの方に観ていただき「よかったよ」と声をかけていただくと嬉しいですね。先輩にもほめていただくとやる気も高まります。
とりたんの学びで得たものは?
県内の観光について学んだ「創造的観光人材育成プログラム」では、地元に住んでいても知らなかった魅力がたくさんあることに気づきました。その魅力を、テレビを媒体に発信することが地域貢献につながると思い、TCCへの志望動機にもなりました。
今後の目標は?
取材力をあげていきたいですね。結構な人見知りなので、インタビューにはまだ苦労します。地域の方や今後取材を通して出会う方とのコミュニケーションを大切にし、まずは顔と名前を覚えてもらえるよう、地道に地域を歩き回りたいと思います。
[ 就職・進学実績 ]
[ 主な就職先 ]
●図書館司書 ●旅行代理店 ●ホテル・旅館 ●観光施設 ●銀行 ●自動車販売店 ●葬祭業 ●一般企業 など
[ 進学 ]
●本学 専攻科国際文化専攻(二年制) ●四年制大学編入(島根大学法文学部、皇學館大学文学部 など) ●留学(慶煕大学国際教育院 など)
※ 国際文化交流学科 卒業生実績