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4つのポリシー

本科

鳥取短期大学は、「地域に貢献する人材を育成する」という建学の精神にもとづいて、次の4つのポリシーをかかげる。

アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)

本学の教育目的および各学科・専攻の教育目的と目標にもとづき、適切な選考方法と基準により合否を判定し、次の要件をそなえている人を、入学者として受け入れる。

  1. 本学で学ぶために必要な基礎学力のある人。
  2. 自分の考えを主体的に表現することができる人。
  3. ひととのつながりや地域社会を大切にしようとする人。

さらに、各学科・専攻はそれぞれの教育目的および学問分野の特性にあわせて、以下のアドミッション・ポリシーを定める。

地域コミュニケーション学科
(国際文化交流学科)
  1. 言語、文化、交流に関心をもち、自律的に学習する意欲をもつ人。
  2. ひととのかかわりについて主体的に学び将来に活かそうとする人。
  3. コミュニケーションの大切さを自覚し、その力を高めたい人。
生活学科
情報・経営専攻
  1. 情報と経営に関する専門知識と技術を学ぶことを望む人。
  2. 情報とビジネスに関するスペシャリストとして活躍したいと望む人。
  3. 情報とビジネスに関する合理的判断力と論理性を身につけたいと望む人。
生活学科
住居・デザイン専攻
  1. 建築あるいはデザイン分野を学ぶための基本的な能力をもつ人。
  2. 住宅の設計やデザイン制作に興味や意欲をもつ人。
  3. 建築士あるいはデザイナーとして活躍したい人。
生活学科
食物栄養専攻
  1. 食と健康に興味があり、学習意欲のある人。
  2. 栄養士の仕事に関心があり、栄養士をめざす人。
  3. 食の立場から他のひとを思いやる心をもつ人。
幼児教育保育学科
  1. 保育・幼児教育を学ぶ意志が明確な人。
  2. 集団の中で学び、身につけた知識や技能を活かす努力のできる人。
  3. 子どもと接する責任感や感性の豊かな人。

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

教育目的および教育目標に合致し、各学科・専攻の所定の教育課程を学修し、次の要件をそなえているときは、卒業を認定し学位を授与する。

  1. 人間関係を大切にし、幅広い視野をもって社会生活を送ることができる。
  2. 職業および実際生活における専門的・実践的能力をそなえている。
  3. 社会の構成員として、よりよい地域社会を形成しようとする。

本学を卒業するには、2年以上在学し、各学科所定の教養科目を含む62単位以上を修得する必要がある。成績評価の基準は秀、優、良、可、不可の5段階とし、可以上の場合に単位を認定する。

地域コミュニケーション学科(国際文化交流学科)

地域コミュニケーション学科(国際文化交流学科)は次の能力を身につけ、本学所定の卒業要件を満たした者に短期大学士(国際文化交流・地域コミュニケーション)の学位を授与する。

  1. 言語、文化、交流に関して主体的に課題を見つけて取り組むことができる。
  2. 地域社会で役立つコミュニケーション力を身につけている。
  3. 地域社会の一員としての自覚をもち、多文化共生的視点をもって貢献する態度を身につけている。

学位授与の方針を満たしたうえで、それぞれの教育課程に定める所定の科目の単位を修得した者は図書館司書を含めた該当する資格を取得することができる。

生活学科
情報・経営専攻

生活学科情報・経営専攻は次の能力を身につけ、本学所定の卒業要件を満たした者に短期大学士(情報・経営)の学位を授与する。

  1. 情報処理とビジネス実務の専門知識と技能を修得している。
  2. 主体的に調べ、考え、まとめ、表現する力を獲得している。
  3. 情報活用能力を活かし、地域社会に貢献しうる力を身につけている。

学位授与の方針を満たしたうえで、それぞれの教育課程に定める所定の科目の単位を修得した者は図書館司書を含めた該当する資格を取得することができる。

生活学科
住居・デザイン専攻

生活学科 住居・デザイン専攻は次の能力を身につけ、本学所定の卒業要件を満たした者に短期大学士(住居・デザイン)の学位を授与する。

  1. 住居・デザイン分野での専門知識と技能を身につけている。
  2. 幅広い分野で活躍できる豊かな発想力とクリエイティブな力をそなえている。
  3. 地域社会の形成、文化の創造に貢献できる企画力と表現力をもっている。

学位授与の方針を満たしたうえで、それぞれの教育課程に定める所定の科目の単位を修得した者は一級建築士受験資格、二級建築士及び木造建築士受験資格、図書館司書を含めた該当する資格を取得することができる。

生活学科
食物栄養専攻

生活学科 食物栄養専攻は次の能力を身につけ、本学所定の卒業要件を満たした者に短期大学士(食物栄養)の学位を授与する。

  1. 食と栄養に関する確かな専門知識と技能を身につけている。
  2. 食を通して健康の維持・増進を図り、生活習慣病の予防を実践できる能力を修得している。
  3. 専門の知識・技能を活かし、社会人として地域社会に貢献できる能力をそなえている。

学位授与の方針を満たしたうえで、それぞれの教育課程に定める所定の科目の単位を修得した者は栄養士、栄養教諭二種免許状、図書館司書を含めた該当する資格を取得することができる。

幼児教育保育学科

幼児教育保育学科は次の能力を身につけ、本学所定の卒業要件を満たした者に短期大学士(幼児教育保育)の学位を授与する。

  1. 保育・幼児教育に関わる広い視野と、専門知識・技能をそなえている。
  2. 子どもやひととのかかわりを大切にし、保育・幼児教育の学びを活かすことができる。
  3. 学び続ける意欲と自覚をもち、子どもや地域社会に貢献しようとする。

学位授与の方針を満たしたうえで、それぞれの教育課程に定める所定の科目の単位を修得した者は幼稚園教諭二種免許状、保育士、図書館司書を含めた該当する資格を取得することができる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

教育目的および教育目標を実現し、学生の主体的な学修を通してディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)を達成するために、以下のように教育課程を編成・実施する。

  1. 幅広い視野を育成するため、語学および体育を含めた多様な分野から構成される全学共通の教養科目を編成し、バランスよく受講されるよう実施する。
  2. 職業および実際生活で求められる専門知識・技能を段階的に修得できるよう、各学科・専攻の特性に応じた初年次教育を導入し、専門教育科目を系統的に配置する。
  3. 協調性をもって社会に貢献する人材を育成するため、地域と関連した科目を配置し、生涯を見据えたキャリア教育を行う。
  4. 全学で統一的に策定された成績評価基準に基づいて学生の到達度を評価するとともに、アセスメント・テスト、学生による学習履歴、学習行動調査等の方法を用いることによって、学習成果を総合的に把握する。
地域コミュニケーション学科(国際文化交流学科)

地域コミュニケーション学科(国際文化交流学科)の学位授与方針に掲げる知識・技能・態度を修得させるため、以下の方針でカリキュラムを編成する。

  1. 学びの基礎となる科目を初年次に配置し、能動的学修により、学生が主体的な学びを実践できるよう体系的に編成する。
  2. 日本・世界の文化や言語に関する知識と技能、円滑な人間関係を築く力、自分の考え等を発信する力を理論的・実践的に学び、地域社会で役立つコミュニケーション力を総合的に育成するよう編成する。
  3. 生涯にわたり主体的に社会に貢献しようとする態度を育成するため、さまざまな科目や活動を有機的に連携させ、キャリア形成を支援する。
生活学科
情報・経営専攻

生活学科情報・経営専攻の学位授与方針に掲げる知識・技能・態度を修得させるため、以下の方針でカリキュラムを編成する。

  1. 学びの基礎から応用までを、順を追って学び修得できる順序で編成する。
  2. 情報処理とビジネス実務の専門知識と技術を理解させ、習得した技能が資格取得に結びつくように実践力を養成することを可能にする。
  3. 基礎から応用までの特別演習科目を設け、問題発見や問題解決能力および表現能力を育成する。
  4. 基礎能力を養い、専門性を高め、キャリア形成をはかることを可能にする。
生活学科
住居・デザイン専攻

生活学科住居・デザイン専攻の学位授与方針に掲げる知識・技能・態度を修得させるため、以下の方針でカリキュラムを編成する。

  1. 建築、インテリアおよびデザイン、アートに関する2つの分野から成る専門科目を編成するとともに両分野で共通して求められる基礎能力を育成する科目を配置し、主として少人数での授業を編成する。
  2. 建築、インテリア分野では、建築士受験資格の取得に関する科目を基礎から実践へと段階的に学修が深まるように設置して、建築士にふさわしい能力を育てる。
  3. デザイン、アート分野では、グラフィック、プロダクト、クラフト等に関する多様な専門科目を設置し、演習科目での授業を中心に問題解決能力や表現能力を育成する。
  4. 地域社会を形成する能力を育成するために、学外での実習科目を配置するとともに専門科目において地域での授業を積極的に展開する。
生活学科
食物栄養専攻

生活学科食物栄養専攻の学位授与方針に掲げる知識・技能・態度を修得させるため、以下の方針でカリキュラムを編成する。

  1. 栄養士に必要な食と栄養についての専門知識を身につけるため、科目の開講時期を基礎から応用へと段階的に発展させ、より理解を深めるように専門科目を編成する。
  2. 実践力、リーダー性および協調性を育成するために、食品学実験、調理学実習、給食管理実習などの実験・実習・演習科目において、グループ活動を積極的に取り入れる。
  3. 学外実習や各種分野の授業をとおして、人々の健康維持に貢献できる実践力を備えた栄養士を育成する。
幼児教育保育学科

幼児教育保育学科の学位授与方針に掲げる知識・技能・態度を修得させるため、以下の方針でカリキュラムを編成する。

  1. 保育者として必要な専門知識・技能を養うために、幼稚園教諭二種免許状及び保育士資格の取得に必要な科目を設置する。
  2. 保育者としての実践力・応用力を高めるために、学修成果の形成的評価の視点から各学期に実習関係科目を配置して学外実習を実施する。
  3. 個性あふれる保育者をめざして、能動的な学修が展開できる少人数制の演習科目・個別指導によるレッスンの設定、資格に関連した幅広い選択科目や保育実践を豊かにする関連資格科目を設置する。
  4. 職業人としての保育者として、卒業後も学び続ける意欲を持ち、主体的に個人・集団・社会の発展に寄与することができるよう、キャリア形成に関する科目を設置してキャリア発達を支援する。

アセスメントポリシー

鳥取短期大学では、教育の成果を把握し教育改善を持続的に実施する目的で、ディプロマ・カリキュラム・アドミッションの3つのポリシーに則した評価指標に基づいて学生の学習成果を測定・評価する。測定・評価は、機関レベル(大学、教育課程レベル学科・専攻、科目レベル各授業科目の3つの段階において、多面的に行う。

1.機関レベル

入学時アンケート調査、卒業前アンケート調査、学生の志望進路(就職率及び進学率)、卒業生アンケート調査、雇用主アンケート調査、学位授与数、退学率等から学習成果の達成状況を検証する。

2.教育課程レベル

入学時アンケート調査、卒業前アン各学科・専攻における卒業要件達成状況、単位取得状況、GPA、資格の取得状況、外部客観テスト等から教育課程全体を通した学習成果の達成状況を検証する。

3.授業科目レベル

シラバスで提示された授業等科目の学習目標に対する評価、学生による授業評価アンケート等の結果から、科目ごとの学習成果の達成状況を検証する。

専攻科

アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)

各専攻の教育目的と目標にもとづき、適切な選考方法と基準により合否を判定し、次の要件をそなえている人を、入学者として受け入れる。

  1. 専攻科で学ぶために必要な専門知識・技能あるいは資格を有する人。

さらに、各専攻はそれぞれの教育目的および学問分野の特性にあわせて、以下のアドミッション・ポリシーを定める。

国際文化専攻
  1. 日本と世界の文化に関心をもつ人。
  2. 地域研究を学ぶ意欲があり基礎学力をそなえている人。
経営情報専攻
  1. 経営情報についてより高い専門知識と高度な資格取得をめざす人。
住居・デザイン専攻
  1. 住居・デザイン分野を深く学習する意欲をもつ人。
食物栄養専攻
  1. 栄養士の業務に関心があり、管理栄養士をめざす人。
  2. 食と健康に関心があり、勉学や研究に意欲のある人。
幼児教育専攻
  1. 幼児教育に関する学びをさらに深める意欲のある人
  2. 幼児教育に関する一定の学びや経験を有する人
 

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

各専攻の所定の教育課程を学修し、次の高度な専門的知識・実践的能力および研究能力をそなえているときは、修了を認定する。

国際文化専攻
  1. 日本を中心とするアジア、およびヨーロッパに関してより高度な文化的知識を身につけている。
  2. 地域研究の視座と方法を習得している。
  3. 論理的思考力と豊かな表現力を備えている。

本専攻を修了するには、2年以上(4年以内)在学し、62単位以上を修得する必要がある。

本専攻は独立行政法人大学改革支援・学位授与機構認定専攻科であり、修了要件を満たした上で学修成果を機構に提出し、審査に合格した者は学士(教養または学芸)の学位を取得することができる。

経営情報専攻
  1. 経営情報に関する専門知識と技能を応用し、研究および実践能力を修得している。

本専攻を修了するには、1年以上(2年以内)在学し、30単位以上を修得する必要がある。

住居・デザイン専攻
  1. 建築分野での設計、デザイン分野での商品開発と自己表現に関する高度な能力をそなえている。

本専攻を修了するには、1年以上(2年以内)在学し、30単位以上を修得する必要がある。

食物栄養専攻
  1. 研究的態度を身につけ、さらに食と健康に関する向上心をもっている。
  2. 高度な専門知識を活かして地域社会に積極的に貢献する。

本専攻を修了するには、1年以上(2年以内)在学し、31単位以上を修得する必要がある。

本専攻は、本科を含め修業年限3年の栄養士養成施設として厚生労働省から認められている。本専攻修了後2年以上の栄養士実務経験で、管理栄養士国家試験受験資格が得られる。また、本専攻で修得した単位は、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構に申請すると四年制の学位(学士)を得るために必要な単位に加えることができる。

幼児教育専攻
  1. 高度な知識と技術を併せ持った保育者としての質の高さと専門性を備えている。
  2. 高度な知識と技術にもとづく実践力、応用力をもって地域の子ども・子育て支援に応えることができる。
本専攻を修了するには、1年以上(2年以内)在学し、30単位以上を修得する必要がある。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

専門教育および研究指導をとおして、各分野で求められるより高度な専門知識・技能・研究能力を培うカリキュラム編成とする。

国際文化専攻
  1. 日本を中心とするアジア、およびヨーロッパの地域研究を行う。
  2. 学士の学位(教養または学芸)の取得が可能な教育課程を編成する。
経営情報専攻
  1. 経営情報に関する高度な専門知識と技能を修得させるとともに、研究・応用能力と現実的問題解決能力を育成する。
住居・デザイン専攻
  1. 主体的な問題解決能力と応用力を養うため、建築とデザインに関して高度な教育を行う科目を配置し、少人数での授業を実施する。
食物栄養専攻
  1. 食と健康に関する幅広い専門知識をより深く学び修得させる。
  2. 探究心と研究方法を身につけ、その成果を論文としてまとめる力を育成する。
幼児教育専攻
  1. これまでの幼児教育に関する基礎的な学びや経験を、より学際的かつ専門的に深める科目編成とする。
  2. 多様化、高度化、専門化が進む幼児教育を取り巻く現状について知見を広げ、保育者としての実践力、応用力を高めるために、保育現場での事例研究、実践研究に関連した科目を配置する。
  3. 自ら課題を見出し、解決に向けた方法を身に付けるために、修了研究の科目を設置する。

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