めざせ!「歴史王国とっとり」 地域の歴史資源を観光に活かそう

地域コミュニケーション学科では、「創造的観光人材育成プログラム」の一環として2年次の必修科目「地域交流」において観光をテーマにした授業を展開しています。令和7年度は「歴史王国とっとり ~鳥取の〇〇の歴史を深掘りしてみた~」をテーマに、鳥取県内の歴史を深掘りし、新たに観光資源として活用できないか探っています。
第3回目となる5月15日(木)の授業では、青谷かみじち史跡公園 文化財主事の門脇隆志さまを特別講師として迎え、「文化財を活用した地域活性化の取り組み事例 ―出土琴の復元と活用を事例として―」をテーマにお話しいただきました。青谷かみじち遺跡から出土した琴は全国的にみても古い部類であり、当時の人々の信仰などを知る貴重な資料であることを紹介いただくとともに、琴を復元し、それを活用事業に活かすまでのプロセスについてのポイントを教えていただきました。また復元琴を用いてオリジナル曲を演奏していただいたり、実際に学生たちも復元琴を弾いてみたりするなど、体験的な授業となりました。
今後、学生たちは8つのグループに分かれ、歴史資源に関する地域の方々へのインタビュー調査を行っていきます。そして7月24日(木)には、学生たちの調査報告、観光PR動画披露を行うとともに、地域の方々との意見交換会「とりたん生と語る会」を開催する予定です。語る会の詳細については、また決まり次第案内いたします。乞うご期待!
![]() 青谷かみじち遺跡とは
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![]() 復元された琴
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![]() 復元琴の演奏の様子
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