「令和6年度 重要文化財尾﨑家住宅 保存修理現場見学会」に行ってきました!
令和6年6月26日(水)、生活学科住居・デザイン専攻2年生が、「令和6年度 重要文化財尾﨑家住宅 保存修理現場見学会」に行ってきました!
尾﨑家住宅は、元文4(1739)年に建てられた民家で、現在、平成29年から伝統的な工法による茅葺屋根の修復などの保存修理が行われています。今回は、尾﨑家をはじめ湯梨浜町教育委員会、(公財)文化財建造物保存技術協会のみなさんのご協力をえて、学生たちは、貴重な保存修理現場を見学することができました。その中で、鉋(かんな)の使い方を直接指導していただき、学生たちは、初めて大工道具に触れることができました。保存修理現場見学会をとおし、学生たちは重要文化財を保存する技術の難しさと、そこで生活する方(今回は尾﨑家)の文化財とともにある暮らしを学ぶことができました。
尾﨑家住宅は、元文4(1739)年に建てられた民家で、現在、平成29年から伝統的な工法による茅葺屋根の修復などの保存修理が行われています。今回は、尾﨑家をはじめ湯梨浜町教育委員会、(公財)文化財建造物保存技術協会のみなさんのご協力をえて、学生たちは、貴重な保存修理現場を見学することができました。その中で、鉋(かんな)の使い方を直接指導していただき、学生たちは、初めて大工道具に触れることができました。保存修理現場見学会をとおし、学生たちは重要文化財を保存する技術の難しさと、そこで生活する方(今回は尾﨑家)の文化財とともにある暮らしを学ぶことができました。
以下、学生の感想を一部抜粋
■今回の保存修理現場は、本来見学できないような現場を説明と体験付きで案内があり、大変貴重な体験となった。新築の工事現場との違いを比較しながら見学できたことは、新鮮で有意義な見学会となった。
■実際に台鉋を体験した。台鉋を木材に合わせ、少し力をかけて後ろに引いて、木の表面を滑らせるように使用するのだが、一定のチカラで滑らすことができず、途中で止まってしまい、力加減も難しかった。機械と鉋で加工した面を比較したが、機械では少しざらつき、鉋で加工するとつるつる、サラサラとした心地よい感触で、あまりに違いすぎて驚いた。茅葺屋根も特徴的で、今回の見学では、下から見た際に綺麗に見えるように下の芽を変えるなどの工夫がなされることがわかった。