生活学科 住居・デザイン専攻
豊かな発想力をもとに、暮らしのなかのデザインの可能性とあたらしい価値を生み出す。
私たちは、さまざまなデザインに囲まれて生活しています。
デザインはアートの領域だけでなく情報を伝えたり、あたらしい機能や価値を生み出す役割も担い、その重要性があらゆる分野で認識されています。
住居・デザイン専攻では、住居とデザインの分野を幅広く学び、豊かな感性を生かした、企画力、表現力、技術力を育成し、多領域の職種に対応し、活躍できる人材を送り出します。
デザインはアートの領域だけでなく情報を伝えたり、あたらしい機能や価値を生み出す役割も担い、その重要性があらゆる分野で認識されています。
住居・デザイン専攻では、住居とデザインの分野を幅広く学び、豊かな感性を生かした、企画力、表現力、技術力を育成し、多領域の職種に対応し、活躍できる人材を送り出します。
おしらせ ~ News & Topics ~
- 2024.08.02
- 2024.05.30
- 2024.05.30
- 2024.01.23
- 2024.01.18
- 2023.07.27
教員からのメッセージ
デザインをするうえで大事なこと
学科長/前田 夏樹 教授
みなさんはデザインというと「カッコいいもの」やオシャレなもの」と思っていませんか? それもデザインの持つ一面ではありますが、本当に大事なのは、「どうすればわかりやすいか」「どんな形だと使いやすいか」というように、そのデザインを見る人や使う人、暮らす人の立場に立ってデザインを考えることです。
本専攻では建築・インテリア・デザイン・アートの各分野の学びをとおして、ユーザーを意識したデザインを考えます。
本専攻では建築・インテリア・デザイン・アートの各分野の学びをとおして、ユーザーを意識したデザインを考えます。
学びのポイント
社会を豊かにするデザインスキルを磨き、多分野で活躍できる人材を育成する。
多様なデザイン分野から
専門科目を選択
専門科目を選択
建築・インテリア、デザイン・アートなど、自分の将来の目標に向けて、専門科目を選択し学ぶことができます。
最短で建築士資格取得を
可能にするカリキュラム
可能にするカリキュラム
卒業後すぐに一級・二級建築士試験を受験できるよう必要な科目が充実しており、受験指導も行っています。
多彩なCG制作で
デザイン力を磨く
デザイン力を磨く
コンピュータを用いたグラフィックデザインの授業が多く、多彩で完成度の高いデザイン作品を制作することができます。
学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。
建築とデザインを幅広く学べるのが面白い。
生活学科 住居・デザイン専攻 1 年 Mさん
インテリアコーディネーターに憧れ、建築とデザインの両方を学べるカリキュラムの内容に魅力を感じ、この学科を選びました。この分野でプロとして活躍されている先生も多く、体験に基づく実践的な授業はとてもためになります。「レイアウトデザイン」の授業では、“伝える” ことを意識しながら、文字の書体やイラストのバランスを考えていくことの大切さを学び、デザインコンテストに応募する作品に取り組みました。また、建築に関する授業では、基本的な理論を理解することで、デザインへの考え方の幅が広がりました。卒業後はデザイン関係の仕事に就くことも視野に入れながら、今は“とりたん” で得られるいろいろな学びを吸収したいと思っています。
自分が設計した建物で、鳥取のまちを元気にしたい。
生活学科 住居・デザイン専攻 1 年 Mさん
建築築ゲームに夢中になった小学生時代から変わらず、将来は一級建築士になるのが夢。“とりたん” は卒業時に一級建築士の受験資格が得られるので、そこを目標に授業に取り組んでいます。製図の授業では線の引き方、図面に書き込む文字の重要性など、先生にアドバイスしていただきながら基礎から練習を重ねています。世界各地の住宅形式を学ぶ「住居学」の授業では、自然環境と建築の関係性を具体的に知ることができ、自分の夢である、鳥取を元気にするまちづくりともつながり、もっと研究を深めていきたいテーマになりました。自分が建築した建物に笑顔で人が集まる様子を想像しながら、まずは製図の公募コンクールに挑戦して、スキルアップを図ります。
時間割 (1年次/参考) |
1限 9:00~10:30 |
2限 10:45~12:15 |
3限 13:00~14:30 |
4限 14:45~16:15 |
5限 16:30~18:00 |
---|---|---|---|---|---|
MON | ビジネス実務概論 | 構造力学Ⅱ | カラーコーディネーション | 実践スポーツ | |
TUE | ビジネス実務演習Ⅰ | 中国語Ⅱ | 建築計画Ⅰ | ヒトの科学 | |
WED | 人間関係論 | 建築構造論 | レイアウトデザイン | ||
THU | インテリアデザイン | パース演習 | 造形基礎Ⅱ | デザイン基礎Ⅱ | |
FRI | デザインソフトウェアⅡ | 建築CADⅠ | 建築設計製図 | 建築設計製図 |
地域での取り組み
企業が抱える問題を「デザインすること」で解決を図る
地元企業から受けるさまざまな相談を背景に、令和5年度からスタートした「デザインプロジェクトⅠ」では、地元企業が抱える課題を学生たちがデザインとして具体化し、解決を図る取り組みを行っています。授業では倉吉市内の老舗和菓子メーカーに参加いただき、従来の伝統的なスタイルにとらわれない、若い世代が発想する「新しい売り場・売り方」を課題に開発を進めていきました。授業の成果は和菓子メーカー担当者の方を招いてのプレゼンテーション発表で締め括る場を設けました。ただ開発するだけではなく、その根拠となる問題提起から具体的な解決策までを整理し、わかりやすく伝えるという、より実践的な経験を重ねました。企業からは「非常に新しい提案で、すべての社員にこういった考え方もある、こういった発想をしなければいけない、ということを示したい」との意見もいただくほど反響の高い授業となりました。企業にとっても「デザインすること」とは何かを考えてもらうきっかけとなる授業になっています。
社会で活躍する先輩たち
自分がデザインしたものが製品になるやりがい
生活学科 住居・デザイン専攻 令和4年度卒業 Fさん
仕事のやりがいは?
はがき、名刺、帳票、カタログなど、いろいろな書類関係のデータ作成と編集を行っています。実際に自分が制作したものが製品見本として手元に届いたときに、制作時に苦労したことが報われたような気がして、やりがいを感じる瞬間です。
とりたんの学びで得たものは?
グラフィックデザインやDTP演習など、デザイン全般の基礎的な学習で得た知識と技術は、今の仕事に直結しています。加えて、図書館司書も履修していたので、本についてのさまざまな知識も、制作の仕事をするうえでとても役に立っています。
今後の目標は?
学生時代はじっくり考えて課題を作成していましたが、仕事では締め切りまでに効率よく作業しなくてはいけません。私はまだデザインのレパートリーが少ないので、どんな制作物でも臨機応変に対応でき、一人でこなせるようになるのが目標です。
[ 就職・進学実績 ]
[ 主な就職先 ]
●ハウスメーカー ●建築設計事務所 ●建設会社 ●広告代理店 ●印刷会社 ●インテリアコーディネーター ●福祉住環境コーディネーター ●ウェブデザイナー ●グラフィックデザイナー ●図書館司書 など
[ 進学 ]
●本学 専攻科住居・デザイン専攻(一年制) ●四年制大学編入(島根大学総合理工学部など)