生活学科 食物栄養専攻

地域に密着した栄養士養成校で、知識と技能を兼ね備えた「食」の専門家をめざす

病気になったら病院へ行って治療をします。では、病気にならないためには、何をしたらいいのでしょうか?
病気を予防する手段の一つが食事であり、つまり「予防医学」の分野になります。「健康でいること」はなかなか大変で、近年、糖尿病や脂質代謝異常症といった生活習慣病が急増しています。自分が、家族が、そして周りの人が健康でいられるように、“とりたん”で「食」と「健康」について学んでいきましょう。
- 2019.11.28
- 2019.11.18
- 2019.11.15
- 2019.10.30
- 2019.10.25
- 2019.10.16
学科の特徴
食の専門家として活躍するために必要な知識と技能を!
栄養学や食品学、衛生学などの基礎から、調理の手法、対象者に合わせた献立作成法などの現場で必要となる専門的な内容まで幅広く学びます。
“プラスアルファ”の力を身につける!
栄養士をベースとして、さらにいくつかの科目を履修することで、“プラスアルファ”の知識・資格を持った食の専門家をめざすことができます。
地域社会も学びのフィールドに!
さまざまな地域イベントに参加したり、地域のプロのシェフや栄養士から指導を受けたりと、学内外のさまざまな場所で学ぶことができます。
在学生メッセージ

医療の知識も備えた栄養士をめざして
高校生の時に、入院していた知り合いに差し入れで手作りの料理を持っていくことが多かった私は、病気によっては食べてはいけない物、逆に食べた方が体に良い物があることを知りました。その時から私はもっと詳しく病気と食の関わりを学びたいと思うようになりました。
“とりたん”に入学してから、食品学や栄養学の講義では、食材が持っている栄養成分や体へのはたらきを学び、調理学実習やライフステージ栄養学実習では、講義で学んだことをもとに班の人と協力して料理を作り、試食するなど本当にたくさんの事を経験しています。「栄養士」という同じ目標を持った仲間や学びにふさわしい環境が整っていて、とても充実した生活を送っています。
さらに私は栄養士だけでなく医療秘書実務士の資格取得もめざしています。さまざまな知識を持ち、何にでも対応できる実践力を兼ね備えた、そして食を通してたくさんの人に喜んでもらえ、健康になってもらえる栄養士をめざして日々がんばっています。

多くのことが経験できる“とりたん”生活
料理を作ること、食べることが好きで、将来は食に関する職に就きたいと思い、栄養士の資格が取れ、さらに就職率の高い“とりたん”に進学を決めました。
入学後は先生方と一緒に三朝神倉大豆のおからを使ったケーキを開発し、地域のイベントでの販売や、卒業生の方が経営されるカフェで提供する活動に参加してきました。同級生だけでなく、先輩や後輩、先生方などたくさんの人と親しくなることができる機会になりました。距離が近く、何でも相談しやすい先生方や同級生のおかげで試験や学外実習、就職活動を乗り越えることができ、毎日楽しく、充実した学校生活を送っています。
卒業後は地元で栄養士として働くことに決まりました。2年間を通して学んだ知識や技能に関してはもちろん、調理学実習や給食管理実習、学外実習で学んだ応用力やコミュニケーション能力などを活かし、利用者さんのことを考え、おいしく健康的な食事が提供できる栄養士になりたいと思います。
時間割(1年次/参考)
my weekly schedule | MON | TUE | WED | THU | FRI |
---|---|---|---|---|---|
1 限 09:00~10:30 |
生化学 | 教師論 | 食品加工学 | 栄養指導論実習 | 給食管理実習 |
2 限 10:45~12:15 |
栄養情報処理演習 | 調理学実習Ⅰ | 英語B | ||
3 限 13:00~14:30 |
解剖生理学実験 | 給食管理 | 栄養学総論 | ||
4 限 14:45~16:15 |
臨床栄養学概論 | ヒトの科学 | 健康科学 | ||
5 限 16:30~18:00 |
先生からのメッセージ

食べることは生きること
学科長 教授 亀崎 幸子
『食べることは生きること』です。食べることによって私たちのからだは作られ、元気に活動することができます。さらに人生をも豊かにします。
「食」は、私たちの毎日の生活の中で、とても大きなウエイトを占めています。しかし、日々繰り返される「食」について、ややもするとおろそかに考えられがちです。そのため、栄養士をめざすみなさんには、本学で「食」についてしっかりと学んで欲しいと思います。
本専攻では、地域とのつながりを大切にしながら、理論を実験や実習を通して、「食」と健康に関して理解を深めることができるよう体系的なカリキュラムを組んでいます。「食」を通して人の一生に関わっていく栄養士は、知識だけにとどまらない人間の幅が求められます。多くの学びや経験を通して、自らを磨き、地域に貢献できる栄養士をめざしましょう。
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