国際文化交流学科_2023
地域社会のなかで多様な人びととともに生きていく協調性とコミュニケーション力を育む学び。
地域社会のなかでもグローバル化が進展し、さまざまな文化や価値観をもつ人びとがともに暮らす時代です。地域コミュニケーション学科では、多文化共生を実現するために必要な「文化の多様性に対売る深い理解」や「自分の考えや文化を伝える表現力」を育成します。
言語のスキルを養い、ていねいに接するホスピタリティを身につけ、観光施設、ホテル・旅館をはじめとする接客・販売の仕事、多彩なニーズに応える図書館司書、本を通じて学びをサポートする学校司書なご、人とかかわる仕事に役立つ総合的なコミュニケーション力を育成します。
言語のスキルを養い、ていねいに接するホスピタリティを身につけ、観光施設、ホテル・旅館をはじめとする接客・販売の仕事、多彩なニーズに応える図書館司書、本を通じて学びをサポートする学校司書なご、人とかかわる仕事に役立つ総合的なコミュニケーション力を育成します。
おしらせ ~ News & Topics ~
- 2024.04.08
- 2024.03.07
- 2024.01.31
- 2024.01.26
- 2024.01.16
- 2023.12.26
学科長からのメッセージ
新しい「自分」と出会う
学科長/ 渡邊 太 教授
現代社会で求められるコミュニケーション力とは、表面的な社交性ではなく、他者の声に耳を傾け、幅広い視野を持ち、深く考える力を備えた総合的な人間力です。大学では、答えの定まっていない問いに取り組むことを通じて自分自身で考える力を養い、さまざまな人との対話と交流の実践を通じて多様性を学びます。自分とは異なる他者の思考や感性に触れることは、物の見方を揺さぶり、新しい「自分」の発見につながるでしょう。
学びのポイント
多様なコミュニケーション力を身につけ、社会で活躍できる土台をつくる。
「言語」「文化」「交流」を
トータルに学ぶ
トータルに学ぶ
言語、文化、交流をトータルに学び、多文化共生のための広い視野をもち、批判的に深く考え抜く実践的な「教養」を身につけます。
自文化・異文化を学び
表現力を伸ばす
表現力を伸ばす
自文化・異文化を学び、言語の背景を理解することで着実な言語力を身につけ、さまざまな場面で自分の考えを効果的に表現する力を伸ばします。
ともに生きる協調性を養う
グループワーク
グループワーク
たくさんのグループ活動をとおして、異なる価値観をもつ他者の意見を受け入れる態度や、皆と協力して実行するコミュニケーション力を養います。
学生インタビュー
伝える力が鍛えられ積極性が身についた。
国際文化交流学科 2年 Kさん
この学科はグループワークの授業が多く、社会で役立つコミュニケーション力が身につくのではと思い入学を決めました。授業は少人数で進められ、先生方もとてもフレンドリー。高校までの感覚とは違うアットホームな雰囲気のなか、楽しみながら学ぶことができます。「異文化交流」の授業では、いろいろな国の文化や人との交流体験で視野を広げるとともに、日本の文化、地域の素晴らしさを再発見する機会を得ることができました。“とりたん”での学びをとおし、人前で話すこと、自分の意見を論理的に伝えることが鍛えられ、苦手意識を克服することもできました。勉強以外でも新しいサークルを立ち上げるなど能動的に行動できるようになり、社会に踏み出す自身にもつながりました。
時間割 (1年次/参考) |
1限 9:00~10:30 |
2限 10:45~12:15 |
3限 13:00~14:30 |
4限 14:45~16:15 |
5限 16:30~18:00 |
---|---|---|---|---|---|
MON | 異文化コミュニケーション | キャリアデザイン入門 | 現代鳥取学 | 図書館概論 | |
TUE | 基礎英語演習A | 実践スポーツ | 日本語表現法 | 日本国憲法 | |
WED | プレゼンテーション基礎 | 韓国・朝鮮語Ⅰ | 情報処理演習 | ★地域社会体験A | |
THU | ★地域社会体験B | 読書と豊かな人間性 | 共生のためのプロジェクト演習A | スタディスキル | |
FRI | コミュニケーション英語A | 交流とホスピタリティ | 宗教と文化 | 図書館情報資源概論 |
★印の科目は集中講義
地域・ひとと、未来とつながる。
地域を知り、コミュニケーション力を磨く日々の活動がたくさんの可能性が待つ未来へとつながっています。
岡野先生 私は言葉に関する授業が多くて最近では「ら抜き言葉」の歴史的メカニズムについて話をしたけれど、Aくんも「見れる」とか「食べれる」とか使うの?
Aさん 使います(笑)。あの授業はとても面白かったです。私はコミュニケーション力を高めようとこの学科を選びましたが、岡野先生は授業以外でもサポートしてくれて、「日本語能力試験」3級に受かったのも先生のおかげです。次は2級合格をめざし、もらった漢字ドリルは今も少しずつやっています
岡野先生 A君は考え方や礼儀もしっかりしているし、コミュニケーション力も高いですよ。コミュニケーション力をつける実践的な学びの機会も多かったですが「地域交流」の授業はどうでしたか?今年のテーマ「地域のアート資源発掘」で、A君のチームは三朝に行ったんですよね。
Aさん はい。白狼焼や紙漉き体験で地元の人と接し、インターネットの情報にはない地域の歴史や地元の人しか知らない事柄もわかりました。特に印象に残ったのは、顧客のニーズとサービスを提供する側の能力の、両方を満足させる革新的なアイデアを作ることの難しさです。
岡野先生 地域のさまざまな方とコミュニケーションすることで、地域が持っている課題も発見してそれをどう考えるかなど、人間の個性の多様性や社会の複雑さ、厳しさも学べたようですね。卒業後の具体的な夢はありますか?
Aさん 子どものころからの夢は先生で、自分の知識を伝えるという意味での英語の先生になりたいと思っています。ただ”とりたん”で学ぶなかで人の役に立ちたいと思うようになり、今は何かほかの道もあるかなと。自分が蓄えた知識を活かして、この社会が本当に必要としていることに貢献したいと考えています。
岡野先生 2年の通年科目「特別研究」では英語教育がAくんのテーマだよね。興味をもったことをとことん突き詰める事由が学生時代にはあるから、そのときどきで興味の持ったことを学んでいけばきっとあとの人生につながります。これからもAくんらしく一生懸命やってください。
お客様の「ありがとう」がエネルギー源
国際文化交流学科 令和3年度卒業
(有)ひよこカンパニー 大江ノ郷自然牧場 Tさん
(有)ひよこカンパニー 大江ノ郷自然牧場 Tさん
ココガーデンカフェでホール業務に従事しています。主な仕事は、お客さまへのお冷出しやパンケーキ提供などの接客、バックヤードでの梱包などです。繁忙期には大勢のお客さまが一日中途切れることなくお見えになるので、飲食後のテーブルの後片付けとそれに続くカトラリー準備など、スピード感をもってていねいにこなさなければなりません。次に何をすべきか優先順位を考えてうまく行動できないときもありますが、お客さまからの「ありがとう」のひと言が、やはり一番のやりがいにつながっています。
正しい敬語で接客ができると自信を持てたのは、”とりたん”でビジネス敬語やコミュニケーションを学んだおかげです。人と接することが好きな人はもちろん苦手な人にとっても、社会に出てから即戦力となる最良の学びだと思います。これからも、お客さまから「このスタッフ印対応してもらって良かった」と思ってもらえるよう、ホール業務だけでなくショップやバックヤードでもマルチに活躍できるスタッフになりたいと思います。
正しい敬語で接客ができると自信を持てたのは、”とりたん”でビジネス敬語やコミュニケーションを学んだおかげです。人と接することが好きな人はもちろん苦手な人にとっても、社会に出てから即戦力となる最良の学びだと思います。これからも、お客さまから「このスタッフ印対応してもらって良かった」と思ってもらえるよう、ホール業務だけでなくショップやバックヤードでもマルチに活躍できるスタッフになりたいと思います。
[ 就職・進学実績 ]
[ 主な就職先 ]
●図書館司書 ●旅行代理店 ●ホテル・旅館 ●観光施設 ●銀行 ●自動車販売店 ●葬祭業 ●一般企業 など
[ 進学 ]
●本学 専攻科国際文化専攻(二年制) ●四年制大学編入(島根大学法文学部、美作大学生活科学部 など) ●留学(慶煕大学国際教育院 など)