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[松本学長通信No.15] 収穫の多かった保育学生研究大会

みなさま、こんにちは。
師走に入ってもここ山陰では比較的穏やかな日が続いていましたが、今日は一変して雪の降る寒い一日となりました。みなさまのところはいかがでしょうか。今回は、久しぶりに学生たちと参加した「保育学生研究大会」についてご報告したいと思います。

保育士養成校で組織する全国保育士養成協議会の中・四国ブロック(現在会員62校)では、毎年会員校の学生が集まって研究大会が催されます。コロナ禍にあった3年間はリモート形式での開催を余儀なくされましたが、今回は4年ぶりに対面で2日間にわたって行われました。会場は高知県民文化ホールと高知会館です。

初日は、開会セレモニーやこども家庭庁専門官の基調講演、そして学生交歓会として当番校学生によるアトラクションなどがにぎやかに続きました。夕方からはブロックの役員会が開かれ、役割のある私たち教員はそちらへ。研究発表は2日目。口頭発表と実技発表の2会場にわかれて行われ、本学からは「特別研究」で取り組んできた口頭発表2題を、5名の学生が準備したパワーポイントの資料を映し出しながら発表しました。この様子は、大学HPの「NEWS&TOPICS」でも紹介しますのでご覧ください。

もちろん緊張はしたものの、大勢の前で堂々とそつなくこなし、15分の持ち時間の中で出た質問にもしっかり対応できた様子には、研究が自分たちのものになっていることを感じさせるものでした。機会の少ないこうした発表の場を経験でき、2年間の集大成ができた5名の学生は、自信を得てさらに研究課題を追究していくものと期待されます。ほかほか陽気にも誘われ、帰途の車内では全員が爆睡だったことは言うまでもありませんが。

本大会ではないものの、私もかつては学生を引率して体操演技発表会に参加するのが恒例でした。発表前は一緒にドキドキしながらも、学生の出来栄えから成長が感じられて嬉しく思ったり、自身の指導方法を客観的に評価したりする絶好の機会でした。今回引率した先生たちも、発表前の横顔はやや緊張した面持ち。胸の内はきっと同じような思いだったに違いありません。

今回、余裕のあまりない日程でしたが、参加した学生も教員も収穫は多く、さあまた頑張ろうと意欲を燃やす有意義な大会になりました。
学歌の直筆楽譜
鳥取短期大学
学長 松本 典子
(2023年12月17日 記)
 

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