倉吉市中心市街地・商店街にて学外研修を行いました！

生活学科情報・経営専攻では、1年次後期の『プロジェクト演習（ビジネス）』において課題解決型の授業を行っています。その一環として、今年も2023年11月24日（金）と11月25日（土）の2日間にわたってフィールドワークを実施しました。
1日目午後は、倉吉市中心市街地活性化におけるこれまでの取組み内容や課題、今後の方向性について、倉吉市経済観光部しごと定住促進課の担当者から「倉吉市中心市街地活性化への取組み」を行政の視点からプレゼンテーションしていただき、倉吉市中心市街地活性化協議会のタウンマネージャーには「倉吉市中心市街地活性化の現状と未来」を民間の視点から詳しく話をしていただくとともに、学生たちの質問にも回答していただきました。また、地域おこし協力隊の方にも、新たな賑わいを生み出すプロジェクトについて話をしていただき、その後、学生との意見交換を行っていただきました。
2日目には、倉吉銀座商店街振興組合長に商店街の現状や課題、今後の展望について話をうかがいました。その後、街中へ出かけ、各店舗で出店の経緯、仕入や販売状況、経営課題、人と人とのつながりの重要性など幅広く話を聞くことができ、学生たちの質問に対しても丁寧に回答していただきました。最後にこれまでに学習してきたことやさまざまな人から教わったことなどをKJ法を利用して各自で整理し、グループごとにまとめていきました。
学生の感想としては、今回の学外研修で自身の視野が広がったこと、グループワークを通じて自分の意見を出すとともに他人の考えを受け入れることで人とのかかわり方を学習できたこと、今回の経験が地元を考えるきっかけになったことなどを挙げていました。学生たちは学外研修において自ら主体的に動くことによって、自信や達成感など何らかの手ごたえを感じたのではないかと思います。この調子で勉学や就職活動にも励んでいってほしいです。