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特別講師による講義で「予期せぬ妊娠」の実態と予防を学びました

特別講師による講義で「予期せぬ妊娠」の実態と予防を学びました
    令和3年12月1日(水)、幼児教育保育学科1年生が「乳児保育Ⅰ」(担当:山村裕子助教)の授業で、鳥取県助産師会中部圏域で活動している開業助産師の特別講義を聞きました。
    乳児保育Ⅰでは、3歳未満児の保育を取り巻く、現代の保護者の多様なニーズとその支援の広がりや課題、その保育の実際について学んでいます。
    保育所に入所する前ではありますが、胎児期(保護者にとっては妊娠期)のこと、その前の段階を想像し、理解することは、その後の支援のあり方につながります。
    こども虐待については、「虐待をするならなぜ子どもを産むのか」という率直な意見ももっていた学生たちですが、「人間の性的親密性を表現する12段階」や、「性的同意」などに関する知識を学び、それらがうまく伝えられない場合には、「予期せぬ妊娠」となりえることを学びました。そして、「予期せぬ妊娠」の、その後の実態について助産師さんからリアルな支援の実際を聞くことをとおして、保護者となる前の、男女のパートナーシップの在り方を深く考える機会となりました。
    思春期・青年期での人との関係性の築き方、そしてセクシュアリティの在り方を考え、生まれてくる子どもの命を守る予防を考える機会となりました。
    助産師さんの命の授業は、中学校や高校でも聞いたことがある、、そんな学生たちも多いのですが、聴講後は、
    「初めて聞くことばかりだった」「大学生となった自分たちの世代に合った内容だった」「性的同意はとても重要だと思う」「子どもの虐待を考える以前に、性行動について見直す必要があると感じた」「性的虐待との関連を感じた。日本の性に関する学習は遅れている」と言った感想が聞かれました。

    保育者として保護者を理解することはもちろんのこと、学生たちも自分の事として、考える機会となりました。
    デートDVについても、自分の事として、真剣に聞いているようです
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    鳥取県は人工妊娠中絶率が全国で…現在は3位(令和2年度)
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    産む選択をした際には、私たちが保育者として支援者となるのだと実感
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