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教育実習の疑問にお答えします!【第3弾 附属こども園の先生編】

教育実習の疑問にお答えします!【第3弾 附属こども園の先生編】
     
    教育実習の疑問にお答えします!
    幼児教育・保育の領域に興味のあるみなさんにとって、学外実習ってどんなものなのかなぁ…と関心を持つ人は多いですよね。8月のオープンキャンパスでは、みなさんから教育実習について、たくさんの質問をいただきました。その場でお答えしきれなかった質問に、とりたんの先生とりたんの先輩たち附属こども園の先生たちがお答えしていきます。
    今日は第三弾、いよいよ附属こども園の先生方からの回答です。こども園の先生へは「保育職」について、「子ども」についての質問がたくさん寄せられました。それでは、どうぞ!
    附属こども園の先生たち
    (8月オープンキャンパスより)
    Q1:
    保育士になろうと思われたきっかけは何ですか?
    A1:
    いとこが保育士だったため、身近な職であったから。また、高校のときの職場体験もきっかけになりました。
    歌ったり踊ったり、ピアノを弾いたりすることが好きだったから。年の離れた弟のお世話をすることも好きだったから。
    大好きな先生がいて、「あんな風になりたいな・・・」と思ったから。
    これといった理由は無いけれど、今ではやりがいを見つけて楽しんでいます。
    子どもが好きだったから
    Q2:
    保育士になるまでに努力したことは何ですか?
    A2:
    自分の中に遊びの引き出しをたくさん作っておくこと(手遊び、運動遊び・・・)
    自分の得意なことを見つけたり伸ばしたりすること
    実践の本を読むなどして、いろいろな保育について知ること
    「保育って何?」ということを学ぶことや、実習先で学んだことを自分の引き出しとして残していくこと
    ピアノの練習。短大入学後から始めて何とか弾けるようになりました。奇跡!!・・・いや、努力!!
    ピアノレッスン
    Q3:
    保育士になって一番大変だと感じたことは?
    A3:
    行事の担当になり、計画案を立てて発表したり司会進行をしたりして、初めての主担当は緊張しました。仕切るのが苦手なので、段取りを考えるなど自分が主となるときは大変さを感じます。
    保護者との話や対応。怪我や事故が起きたときに、その経緯などをわかりやすく伝えること。
    Q4:
    保育の仕事の魅力はなんですか?
    A4:
    子どもたちの成長と元気さ。
    子どもたちが信頼、安心して自分のところに来てくれるなどすると嬉しい😊。成長を感じられること!
    子どもたちの成長を間近で感じられる。
    また、いろいろな子どもと出会う中で自分自身も知らなかったことを知れたり、自分の興味の幅も広がります。
    Q5:
    保育者として、大切にしていること、心がけていることはなんですか?
    A5:
    子どもたちの気持ちに寄り添う、決めつけない! 思いを受け止めて関わっていくこと。
    子どもと全力で楽しむ! でも、責任感を忘れない。
    まずは明るく! 自分自身も楽しむことを大切にしています。保育者が楽しいと子どもたちも自然と笑顔に😊
    子どもたちとともに決めたり、一緒に保育をつくりあげていくことを大切にしたいと思っています。
    子ども一人ひとりの頑張りやすてきな所、上手になったことなどを見つけて褒めること。
    全力で楽しむ
    Q6:
    子どもが一番喜ぶ遊びは何ですか?
    A6:
    「ごっこあそび」「どろんこあそび」「スライムなどの感触あそび」など・・・
    外遊び、ドッジボール、追いかけっこ、リレーなどの体を動かしてする遊び。自然を使った遊び。
    自分の興味ある遊びを一人でも、友だちと一緒にでもじっくりと楽しめることが一番かな、と思います。
    本園ならではの、ザリガニ釣りや園内にある山の探検は子どもたちも大好きです。
    また、製作、ブロック、鬼ごっこ、ままごとなどなど、その子どもによって好きな遊びもさまざまですが、安心できる場所や人とじっくりと遊べることが一番だと思います。
    触れ合いですかね。体ごとぶつかり合ったり触れ合ったりを飽きるまで・・・(例:一本槍など)
    好きな遊びをじっくりと
    Q7:
    子どもたちのけんかが多数起こったりしたとき、先生方はどのようにされているのでしょうか?
    A7:
    子どもたち同士で、解決しようとする姿があれば見守る。怪我につながりそうだったり、解決が難しそうだったりするときは、間に入って話を聞いていく。また、どうしたらよいか周りの子どもたちに解決方法を聞き、みんなで考えることも。
    様子をまずは見て、子どもたちで解決できそうならそのまま見守ります。
    互いの思いを出し合ったり、相手の気持ちが伝わったりするように、関わっていきたいと思っています。
    一度に多数起こったときには、ひとまず、担任も心を落ち着かせ一息つき、状況を把握します。
    それから、他の子に声をかけ子どもたちに仲介を任せる、あるいは危険が伴ったり感情が激しく揺らいだりしている場合は、保育者が対応するなどします(これは、4・5歳ですかね)。
    年齢の低い子であれば、まず落ち着かせるために体に触れることから始めますかね。
    年齢に応じてだと思いますが、一度みんなで話し合う機会を設けていく。
    職員間で情報共有して、対策や子どもたちの背景を知る。
    Q8:
    園児に注意をしても、なかなか聞いてもらえないときはどうしますか?
    A8:
    一対一で話をする時間をつくる。手遊び等でひきつけて落ち着いてから全体でどうしたらよいか考えて行く。
    一度注意することを止めてみる。だまって様子を見たり、声のトーンを変えて声かけをしたりしてみる。
    みんながいる場所で伝えても、内容が入ってこないため、場所を変えて伝える。
    Q9:
    園児に対して、演じながら保育をする場面や手遊びなどをするとき、「恥ずかしいな」と思うことがあると思うのですが、どのように慣れましたか?
    また、恥ずかしさを捨てるおすすめの方法があれば教えてください。
    A9:
    人前で何かをする(話す、演奏する)ことにどんどんチャレンジして場慣れしていきましょう!
    女優になる☆
    得意・不得意があると思うが、子どもたちの反応がいいと、やっていて嬉しいし、気持ちいい!
    子どもたちが喜ぶことを想像すると思い切りしやすいです。慣れもあるのかも・・・
    一人だと恥ずかしくても、仲間(職場の同僚)が一緒だと勇気が出ます。大丈夫!!
    私は鳥取短期大学の授業の一つである「うたのおにいさんおねえさん」の活動をとおして、そうした場面に慣れることができました。割り切ってなりきる!
    うたのおにいさんおねえさん
    いかがでしたか?こども園の先生方が「リアル」に答えてくださいました。どの先生のお答えも、子どもたちへの愛情にあふれていましたね。3回にわたってお送りした、このシリーズも今回で最終回です。少しでも、みなさんの夢への後押しができるとうれしいです。
    そして、短大教員・先輩たち・こども園の先生方、みんなでみなさんとまたお会いできるのを楽しみにしています!

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