調理学実習Ⅱで「八頭地域のひな祭り」の料理講習会を実施しました
平成29年1月26日(木)、食物栄養専攻2年生の「調理学実習Ⅱ」の授業で、「八頭地域のひな祭り」の料理講習会を実施しました。
フレッシュ八頭の長谷川良江 会長、國政勝子 副会長、村尾久美子 ふるさとの味伝承部会長の3名を講師に招き、「ちらしずし」「菊花豆腐と春菊のすまし汁」「たにし(あさり)とねぎのぬた」「おいり」の4品を実習しました。
講師からは料理の由来や、調理方法について説明がありました。八頭地域ではひな祭りの日には「ひし餅」「おいり」「干カレイ」「甘酒」「豆腐ちくわ」などたくさんのごちそうを作って、桃の花や柳の枝とともに、おひなさまの前に供えます。おひなさまは「たにし」が大好物で、「耳とかえても食べたい」そうです。ひな祭りの頃には、地元のお店で「たにし(冷凍)」が販売されますが、今回の実習では、「たにし」が春先にしか手に入らないということで「あさり」で代用し、調理を行いました。
「おいり」は昔ながらの菓子ですが、従来はもち米の玄米、かき餅、黒豆をそれぞれ炒って混ぜ合わせた「ほとぎ」をお供えしているそうです。(「ほとぎ」は方言です。)今回は、講師の先生が事前に作り持参くださった「ほとぎ」は試食とし、実習では米をポン菓子にしたものとかき餅を水あめで固めた「おいり」を作りました。初めておいりを作る学生たちは、水あめの加熱時間は泡の大きさで判断することを講師の先生から教えていただきました。水あめを混ぜた熱々のおいりは固まりやすいため、学生たちは手を水で濡らしながら、素早く俵型に握っていきました。
学生からは、「おいりを俵型にするときに、最初は熱いと思ったが、握ってみると熱くなかった。」「すまし汁で使った水だし(前日から水に昆布と煮干しを浸けておき、翌日こしただし。加熱はしない。)はとても香りが良く、しっかりとだしが出ており、調味料をあまりいれなくてもとてもおいしかった。」などの感想が聞かれました。
講師から菊花豆腐の作り方を教わっている様子。菊花豆腐はお椀に盛り、汁を注ぎいれると菊のように開いた豆腐になる。
熱々のおいりを丸める様子。熱いうちは、握らずに手の平で転がすように丸めるのがポイント。
おいりの丸め方を教わる様子。
「ちらしずし」「菊花豆腐と春菊のすまし汁」「たにし(あさり)とねぎのぬた」「おいり」のできあがり。
フレッシュ八頭の長谷川良江 会長、國政勝子 副会長、村尾久美子 ふるさとの味伝承部会長の3名を講師に招き、「ちらしずし」「菊花豆腐と春菊のすまし汁」「たにし(あさり)とねぎのぬた」「おいり」の4品を実習しました。
講師からは料理の由来や、調理方法について説明がありました。八頭地域ではひな祭りの日には「ひし餅」「おいり」「干カレイ」「甘酒」「豆腐ちくわ」などたくさんのごちそうを作って、桃の花や柳の枝とともに、おひなさまの前に供えます。おひなさまは「たにし」が大好物で、「耳とかえても食べたい」そうです。ひな祭りの頃には、地元のお店で「たにし(冷凍)」が販売されますが、今回の実習では、「たにし」が春先にしか手に入らないということで「あさり」で代用し、調理を行いました。
「おいり」は昔ながらの菓子ですが、従来はもち米の玄米、かき餅、黒豆をそれぞれ炒って混ぜ合わせた「ほとぎ」をお供えしているそうです。(「ほとぎ」は方言です。)今回は、講師の先生が事前に作り持参くださった「ほとぎ」は試食とし、実習では米をポン菓子にしたものとかき餅を水あめで固めた「おいり」を作りました。初めておいりを作る学生たちは、水あめの加熱時間は泡の大きさで判断することを講師の先生から教えていただきました。水あめを混ぜた熱々のおいりは固まりやすいため、学生たちは手を水で濡らしながら、素早く俵型に握っていきました。
学生からは、「おいりを俵型にするときに、最初は熱いと思ったが、握ってみると熱くなかった。」「すまし汁で使った水だし(前日から水に昆布と煮干しを浸けておき、翌日こしただし。加熱はしない。)はとても香りが良く、しっかりとだしが出ており、調味料をあまりいれなくてもとてもおいしかった。」などの感想が聞かれました。
講師から菊花豆腐の作り方を教わっている様子。菊花豆腐はお椀に盛り、汁を注ぎいれると菊のように開いた豆腐になる。
熱々のおいりを丸める様子。熱いうちは、握らずに手の平で転がすように丸めるのがポイント。
おいりの丸め方を教わる様子。
「ちらしずし」「菊花豆腐と春菊のすまし汁」「たにし(あさり)とねぎのぬた」「おいり」のできあがり。