第17回 鳥取短期大学後援会主催の講演会を開催しました

令和6年11月21日(木)、一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー代表理事(通称:ユタラボ)の檜垣賢一氏を講師にお迎えし、本学にて講演会を開催しました。
この講演会は、学生の保護者で組織する鳥取短期大学後援会が主催したもので、今年度で17回目となります。今回の講演会は、地域コミュニケーション学科との共同主催で開催しました。
“人生を楽しむ秘訣 ライフキャリアの考え方 ~「過疎」発祥のまちが、若者から選ばれるまちとなった秘訣~”と題し、山口、東京、ニューヨークでの生活を経て「過疎」という言葉発祥のまち島根県益田市に移住を決めたきっかけ、都会での物質的な豊かさではなく、地方での人との繋がりの中で生きる喜びなどについて、講師ご自身の体験を交え語っていただきました。
受講した学生からは、
この講演会は、学生の保護者で組織する鳥取短期大学後援会が主催したもので、今年度で17回目となります。今回の講演会は、地域コミュニケーション学科との共同主催で開催しました。
“人生を楽しむ秘訣 ライフキャリアの考え方 ~「過疎」発祥のまちが、若者から選ばれるまちとなった秘訣~”と題し、山口、東京、ニューヨークでの生活を経て「過疎」という言葉発祥のまち島根県益田市に移住を決めたきっかけ、都会での物質的な豊かさではなく、地方での人との繋がりの中で生きる喜びなどについて、講師ご自身の体験を交え語っていただきました。
受講した学生からは、
- 講演会から学んだことは、考えの多様性を重視することです。自分や友だち、田舎に住む人、都会に住む人など、それぞれ考えや大事にしていることが違い、それを否定せずに受け入れることが大事だと学びました。
- 講演の中で、地域の人たちと『家族じゃないのに家族のような温かさを感じられる関係』の話が心に響きました。その中で『自分がここにいてもよいと思える空間』という話があり、大学での自分は無意識にそう思えていることに気づきました。
- 過疎をポジティブに捉えるという点が面白かったです。過疎地域では若い人が少ないので若い人が大切にされる。『何もないなら自分たちでつくればいい』『活躍できるチャンスが過疎地域だからこそある』といった、過疎をポジティブに変換して捉え、実際に行動に移せるのも過疎地域ならではだと考えたとき、『過疎って悪いことじゃないのだな』と思えたことが面白かったです。
- 講演を聴いて、幸せのものさしは一つではない、ということを学びました。私は視野が狭く、物事を限定的に捉えてしまいがちでしたが、お話をうかがって幸せはいろいろなところにあって、物事をどう捉えるかによって幸せのものさしは増やしていけると思いました。
など、たくさんの感想が寄せられ、講演後は熱意ある質疑応答が繰り広げられました。
講師の檜垣先生、とても楽しく貴重な講演をいただき、ありがとうございました。
![]() △檜垣賢一氏の講演の様子
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