平成26年度公開講座～全講演終了しました～

平成26年9月7日（日）、倉吉交流プラザ視聴覚ホールにおいて、今年度最終となる公開講座（第7回）を開催しました。講師に小説家　松本　薫氏をお招きし「読んで広がる、書いてつながる」と題して講演が行われました。
初めに、先生の著書である『謀る理兵衛』の解説を、調子よく張り扇を叩きながら「講談」調で熱弁されました。倉吉に縁のある淀屋をモデルに書かれた小説とあって、興味をそそられ、面白く話に聴き入りました。後半は、自分の経験をエッセイや自分史、小説に書き残す方法や、わかりやすく伝わる文章を書くためにはどうすればよいかを説明されました。書くことは苦しく、また楽しい。自分の経験を書き残すことで、後世への財産となる。自分の人生を振り返る機会になると締めくくられました。
受講生からは、「書く面白さを学べてよかった」「倉吉につながる歴史と物を書くことについての熱意が伝わった」などの感想が寄せられました。
講演に続いて、閉講式を行い、倉吉市教育委員会教育長の福井伸一郎氏の挨拶で全日程を終了しました。

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今年度の公開講座は全7回の日程を終了いたしました。多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。