三朝町温泉街の観光ツアーをプレゼンテーション！

生活学科情報・経営専攻1年生の後期必修科目である「基礎演習B」では、社会人基礎力を養うことを目的に、グループで一つのテーマに取り組む課題解決型授業を行っています。昨年度からは三朝町と連携した授業となっており、今年度は同町温泉街の観光ツアーを考えるというテーマに取り組みました。そして、令和4年3月14日（月）、その成果を松浦三朝町長はじめ、6名の三朝町関係者の方々にプレゼンテーションする機会を得ることができました。
当日は、感染対策として発表が長時間におよぶことを避けるため、全9グループのうち評価の高かった3つのグループの代表者が発表を行いました（「三朝町ツアー2」、「親孝行ツアー」、「三朝町ファミリーツアー」）。
三朝町のみなさまからは滑舌良く聴きやすい発表であったこと、各グループともコンセプトが明確であること、模造紙にイラストなども取り入れることで見やすかったことなど学生に温かい言葉をかけていただきました。一方で、観光の方向性として体験型観光が好まれるようになってきたことを踏まえたツアーを開発した方が良いといった改善案も挙げていただきました。最後に、松浦三朝町長からは、1人3万円で1泊2日と費用と時間を制約した観光ツアーを学生に提示してもらったことで、実際に観光客がとる行動を想定することのできるものだと好意的な評価をいただくことができました。
発表した学生からは「緊張した」といった声が挙がっていましたが、グループを代表してプレゼンテーションをしたことや、質問や感想に自分の回答や意見を述べるなど、今回の意見交換会は貴重な経験となったのではないでしょうか。ぜひ今後の学生生活にも活かしていってもらいたいです。