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[松本学長通信No.5] 後期が始まりました

後期が始まりました
みなさま、こんにちは。
ずいぶん日暮れが早くなってきました。朝夕の気温も下がり、漂っていた金木犀の香りも薄らいで、季節は本格的な秋へ移ろうとしています。

後期が始まって10日ほど経ちました。学生たちは受講科目の登録を終え、テキストも購入して気持ちを新たにしているところです。1年生の後期は、前期の初歩的なステージが終わり、授業が徐々に専門的になっていきます。この後期を「花を咲かせる前の養分を蓄える時期と心得て、リズムに乗ってしっかり力を蓄えよう」と、先日のオリエンテーションで話したところです。また、2年生の多くは就職などの内定も進み、めざしてきた資格取得や研究活動の仕上げに向け、腰を据えて頑張る時期です。

短期大学の就学期間はわずか2年間と短く、授業や体験活動など密度の濃い内容をねらうこともあって、学生の成長が速く感じられます。半年ごとの変わり目で、受講態度や立ち居振る舞い、返事の一つからも変化が分かります。先日は食堂で2年生の2人に声をかけられました。授業担当が半年なかったので久しぶりに顔をあわせた状況でしたが、冗談めいたやり取りからも自信と意欲が感じられ、嬉しく思ったことでした。おそらく夏休み中の学外実習で成果をあげることができたものと推察できました。

さあこれからの半年、取り巻く環境はどう変化していくのでしょうか。新型コロナの感染状況、台風や大雪などの自然現象による影響もある程度は覚悟しつつ、学生たちが順調に学びを獲得できるよう準備していく必要があります。コンペやコンクールへの応募、企業とのコラボなど各学科・専攻で取り組む学外機関とのさまざまな連携事業も、その重要な一つです。目立つ事業ばかりではありませんが、学生たちが力を発揮しながらじっくりと向かい、学び取ったことをさらに学内の学修で深められるようにと、欲張った構図を描いています。
鳥取短期大学
学長 松本 典子
(2022年10月6日 記)
 

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