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[松本学長通信No.13] 学歌斉唱

遥かな歴史のはぐくむところ
波々伎に輝く われらが母校
集うは明るき 若きみな
鳥取 鳥取 丘の上の学び舎
みなさま、こんにちは。
日中はまだ日差しに残暑が感じられるものの、それでも朝晩はしのぎやすくなってきたと感じます。お変わりなくお過ごしでしょうか。

上に載せていますのは、作曲家として著名な團伊玖磨氏が開学の年に直接本学を来訪され、作曲のみならず作詞も手がけていただいた本学の学歌(現在は鳥取看護大学の学歌でもあります)の1番です。平成13年春に本学が男女共学になるときには、歌詞の一部を「()き乙女」から「若きみな」へと変更してくださっています。お亡くなりになるほんの少し前のことでした。

このようなことから、本学では学歌を誇りに思いながら、ずっと大切に歌ってきました。とはいえ学生たちにとって日々の生活において学歌を歌う場面はそれほどにはありません。そこで卒業生となるからにはいつでも歌えるようであってほしいとの思いから、学期初めのオリエンテーションで学歌練習の時間を設け、幼児教育保育学科の音楽教員指導のもと全員で歌ってきました。

しかしながら、新型コロナウイルス感染防止に努めるこの数年間は、オリエンテーションの形態も方法も変更せざるを得ませんでした。大きく発声しての練習も避けなければなりません。それを今秋はようやく復活させることができそうです。9月25日の後期オリエンテーションでは、まず2分割した2年生集団に対して練習が再開されます。学生たちが果たして歌えるのかという懸念はあるものの、とにもかくにもともに声を出して歌うことができるようになったことを喜びつつ、学歌斉唱を行いたいと思います。
 
学歌の直筆楽譜
学歌の直筆楽譜
鳥取短期大学
学長 松本 典子
(2023年9月19日 記)
 

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