ミニ授業・学生間交流を行いました
11月18日(火)、鳥取大学附属特別支援学校高等部専攻科(以下、鳥大専攻科)の皆さんが来学され、幼児教育保育学科の学生と交流を行いました。
鳥大専攻科は、18歳以上の障害青年の学校教育の場で、本学の学生と同じ年齢の青年たちが学んでいます。障害に関係なく、同じ「学生」同士の交流の機会を積極的に設けようと、本学科の國本真吾准教授(特別ニーズ教育学)がコーディネーターとなり、毎年のようにこの企画を実施しています。 この日は、本学図書館で学外利用者手続の実施・図書館見学の後、ミニ授業体験、食堂での学食体験、短大生とのディスカッションなどが行われました。当日の案内役は、本学科2年生で「特別研究(特別ニーズ教育学)」を履修する学生たちが行いました。
鳥大専攻科の皆さんは、普段の学校の環境や鳥取大学のキャンパスとは異なる本学の様子に驚きや関心の反応を示され、「また来たい!」という感想の声が聞かれました。学生同士のディスカッションも盛り上がって、あっという間に終わり、別の機会に再度行いたいという声が双方からあがりました。
コーディネート役の國本准教授は、「本学の学生は学外実習で障害者支援施設などを経験しているが、実習とは違った対等な関わり方ができ、障害理解を超えた新たな出会いや接点となった様子。近年強調される『共生社会』の実現を、具体的な形でつかみ取った感がある」と、今回の交流を総括しました。
図書館の学外利用者手続きの様子
國本准教授によるミニ授業体験
食堂での学食体験
学生同士のディスカッション