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「とりたん生と語る会」を開催しました

「とりたん生と語る会」を開催しました

    「とりたん生と語る会」を開催しました

    国際文化交流学科2年次の授業「地域交流」では、学生たちがグループに分かれて地域の課題をリサーチし、その成果を発表するとともに地域の方々との意見交換を行う「とりたん生と語る会」を毎年、開催しています。

    「地域交流」は、地域の実情に応じた人材育成を実現するために、昨年度から鳥取県、地域の観光産業と連携し、産官学連携の体制で授業を運営しています。授業計画の段階から鳥取県、産業界と意見交換を行い、人材育成ニーズを把握した上で授業を計画するとともに、特別講師や「とりたん生と語る会」ゲストなどさまざまな形で産業界の方々にも授業参加いただき、実践的な授業を展開しています。

    今年度は、「倉吉ワイナリーの農地活用と観光プラン」をテーマとして学生たちがリサーチ活動に取り組みました。倉吉の白壁土蔵群にある「倉吉ワイナリー」(株式会社いまむら&カンパニー)は、自社の農地で栽培したブドウを原料とするワインを製造しています。ブドウ畑に隣接する空き地を今後、観光振興に活用したいということで、学生たちがさまざまなアイデアを考えました。

    ▼倉吉ワイナリー農地の見学


    学生たちは倉吉ワイナリー農地を見学した後、各グループで鳥取中部の観光資源を探るリサーチ活動を開始し、農地の活用案と鳥取中部の観光資源を結びつけた観光プラン、ツアープランを考えました。

    令和3年(2021年)7月30日に開催した「とりたん生と語る会」では、学生たちがリサーチの成果を発表し、観光産業や県庁のゲストと意見交換を行いました。学生たちの発表をもとに新たなアイデアが生まれたり、より実現可能性を高める提案が出されたりするなど、実りある会となりました。

    ▼「とりたん生と語る会」で学生たちが発表


    ▼発表した内容について意見交換しました


    ▼遠隔地からのゲストとはオンラインで意見交換しました


    ゲストの方々からは、以下のような感想をいただきました。
    ・調査や資料作成などよくできていたと思います。
    ・よそ者、バカ者、若者の発想を大事にしていただきたい。
    ・リサーチの中で地域をよく調べられていて、地域のことをよく知る機会になったと思う

    また、学生たちからも以下のような感想が寄せられました。
    ・プランを考える際には、地域や年代などを絞り込むことが重要だとわかりました。
    ・お客様に来たいと思ってもらえるようにするには、相手目線かつ客観的な視点からプランを検討することが大事だとアドバイスしていただきました。
    ・ターゲットのことをより深く知ることがよい提案につながるのだと学びました。

    ご協力いただいたみなさまに、深く感謝いたします。

    国際文化交流学科では、地域のニーズに応じた実践的な学びを充実させるために、今後も産官学連携の授業運営に積極的に取り組みます。



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