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鳥取県立博物館と連携し、授業で「対話型鑑賞」を体験しました

    鳥取県立博物館と連携し、授業で「対話型鑑賞」を体験しました

    国際文化交流学科の1年生の必修科目「交流とホスピタリティ」では、鳥取県立博物館にご協力いただき、授業の一環として「対話型鑑賞」について学んでいます。対話型鑑賞は、対話を通じて作品の理解を深める鑑賞法で、コミュニケーション教育やビジネス分野での活用が進められています。4年目となる令和4年度前期は、3回にわたり「対話型鑑賞」の授業が行われました。

    第1回目は、令和4年6月14日(火)に鳥取県立博物館主催「コレクション宅配便」で博物館所蔵の美術品を鑑賞しました。博物館の学芸員の方々にファシリテーションをしていただき、「対話型鑑賞」がどのようなものなのかを体験しました。

    美術館や博物館に行ったことがあるという学生も、普段は静かに鑑賞することになれており、今回のように対話をしながらアートを見ることで、作品に対しても一緒に鑑賞した人に対しても新しい気づきがあったようです。「対話型鑑賞」の重要なポイントでもある、人によって見方が違うこと、それに気づくことで新しい考え方や見方ができることを実感し、学生は初めての「対話型鑑賞」を楽しんでいました。



    第2回目は、6月21日(火)にファシリテーターについての講義中心の授業が行われました。
    まず「対話型鑑賞」がどういうものなのかを博物館の学芸員の方々に教えていただき、ファシリテーターに必要な力である「きくこと」についても学びました。グループワークもしながら話をしてくださり、面白いだけでなく、体験によって気づきのある充実した時間となりました。



    第3回目は、6月28日(火)に県立博物館から持ってきていただいたレプリカを用いてファシリテーション体験を行いました。第2回目に学んだファシリテーションのことを思い出しながら、グループに分かれ、学生がファシリテーター役となる「対話型鑑賞」に挑戦しました。最初は緊張しながらファシリテーターをしていた学生も、グループのメンバーの言葉にしっかり耳を傾けながら話を引き出していました。作品についてさまざまな解釈や考えを聞くことができ、改めて自分一人ではないからこそできる多様な見方の面白さを学生は楽しんでいたようです。



    後期には鳥取県立博物館に出かけて、小学生と「対話型鑑賞」を行う予定です。

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