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鳥取県寄付講座「地域と観光Ⅰ」スタディツアーに出かけました

鳥取県寄付講座「地域と観光Ⅰ」スタディツアーに出かけました
    令和5年2月27日(月)、28日(火)の午後2日間、国際文化交流学科1年 集中講義「地域と観光Ⅰ」の授業に関連したスタディツアーに出かけました。

    27日(月)、ツアー1日目は、倉吉市の赤瓦・白壁土蔵群を訪れました。
    観光ガイド・安達さんの案内で、白壁土蔵群周辺を散策しながら各所で説明を聞きました。自分たちだけで見て回ると通り過ぎてしまうところでも、説明を聞きながら見たり触ったりすることで、より深く学び知ることができました。
    また、白壁土蔵群にあるお店に立ち寄り、店主の方からお話を聞きました。チャレンジショップで営業するタコス販売のMaize TOTOでは、店を持つことへの思いやサブカルチャーを大事にしながら営業していることをうかがいました。県内の民藝品をあつかうセレクトショップcocorostoreでは、民藝との出会いや県内の民藝品を海外に販売する事業展開などさまざまなお話をうかがいました。はこた人形工房では、後継者がなかなかおらず苦慮していることや、新製品開発に向けて、はこた人形のほか、干支を取り入れた作品作りを行い人気商品になっていることを聞きました。
    ▲赤瓦にある倉吉出身の元力士・琴桜の銅像前で説明を聞いている学生たち
    ▲赤瓦にある倉吉出身の元力士・琴桜の銅像前で説明を聞いている学生たち
    ▲チャレンジショップ内で営業するMaize TOTO
    ▲チャレンジショップ内で営業するMaize TOTO
    ▲民藝品をあつかうセレクトショップcocorostore
    ▲民藝品をあつかうセレクトショップcocorostore
    ▲はこた人形工房で店主の話を聞く学生たち
    ▲はこた人形工房で店主の話を聞く学生たち
    その後、ワーケーション施設「担庵」にて、倉吉観光ガイドの安達さん、倉吉MICE協会の会見さんから、仕事内容や観光の仕事に就くまでの経緯などを聞きました。学生に近い世代の若いお二人からは、自分の仕事に楽しさややりがいを感じ、倉吉の魅力発信にむけて尽力されておられるパワーを感じました。

    ツアー2日目の28日(火)は、三朝温泉にある旅館「三朝館」を訪れました。
    前半は、旅館業を知るために、沖田雅浩代表取締役社長とおもてなし課のスタッフからお話を聞きました。沖田社長は、コロナ禍を経て、客層が家族、ご夫婦、カップル、20代~30代の女性数名グループの利用へと変化し、地元の方が地元の旅館へ宿泊されることが増えた。常に三朝を選んでいただく工夫を行うことが重要だというお話をいただきました。また、おもてなし課のスタッフからは、仕事内容や就職するまでの経緯などを聞き、学生からの質問にもお答えいただき学びを深めました。
    後半は、接遇体験として、露天風呂付き高級客室の見学、客室でのお茶出しやお部屋案内、お食事処での配膳体験を行いました。配膳された食器などを見本に一人一人配膳を行いました。木目の向きや蒸気の吹き出し口の向きなど、小さなところへの気配りに感心しました。
    ▲客室での接遇体験
    ▲客室での接遇体験
    ▲お食事処での配膳体験
    ▲お食事処での配膳体験
    お客様が何を求めておられるかを考え、お客様へより良いおもてなしを行えるよう、細やかな気くばりにもとづくホスピタリティについて深く学び、充実したスタディツアーとなりました。

    研修の対応をしてくれたおもてなし課のスタッフの一人は、鳥取短期大学国際文化交流学科の卒業生でした。学生たちにとっても卒業後の進路の一例を具体的にイメージできる機会となりました。

    国際文化交流学科では、令和3(2021)年度から「創造的観光人材育成プログラム」を開始しました。「地域と観光Ⅰ」は、その中核となる鳥取県寄付講座の科目であり、この授業は、本学科の受講生に加えて、社会人対象履修証明プログラムの受講者5名も参加しました。

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