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「鳥取×観光フリースタイル2023」を開催しました

「鳥取×観光フリースタイル2023」を開催しました
    2023年8月21日(月)、“観光まちづくりと地域の産業”をテーマに、「鳥取×観光フリースタイル2023」(会場/本学交流センター)を開催しました。
     
    最初に、株式会社丸十の岡野稔会長を講師に、「アートは街を活性化する:アートツーリズム」と題してお話をいただきました。
    丸十では、巨大アート作品を自社倉庫に納めていたことがきっかけで、県立博物館が開催した現代アートイベントのサテライト会場となり、鑑賞するお客様で賑わったそうです。これから県立美術館が開館するので、自社だけでアートを展開するのではなく、来場者のみなさまが倉吉を巡ってさまざまなアートを楽しんでいただく仕組みを作っていくことが大切であり、そのためには各所の連携が必要だと岡野会長は力説されました。倉吉には多数のアート作品が各所に設置されており、短大への上り口にも彫刻作品があると聞き、学生たちは、身近にあったアート作品の存在に驚いた様子でした。
    また、国の補助金に採択された「アート格納庫M」についても概要をお話しされ、展示会を始め、自社製品をからめたオリジナル商品の全国展開や小学生を対象とした「アート授業」の計画など、今後の展望をお話しいただきました。
    △岡野会長の講演を聞く学生たち
    △岡野会長の講演を聞く学生たち
    つぎに、本学生活学科住居・デザイン専攻の石田有作教授から、「産業観光から展開するまちづくり」として、富山県高岡市にある企業「能作」の事例を紹介いただきました。錫製品等をあつかう新工場を設計する際に、製造工程を見学したりカフェで実際に錫製の食器を使ったりできるようデザインしたところ、今では数多くの観光客が訪れる観光スポットとなったそうです。昔からある地元の産業を観光のスポットへと展開していくまでの経過を聞き、固定観念にとらわれず、どのように発想を転換しアイデアを広げて観光へと繋げていくのかについて学びを深めました。
    △講演する石田教授
    △講演する石田教授
    △ツアーでの学びを発表する学生たち
    △ツアーでの学びを発表する学生たち
    その後、国際文化交流学科1年の学生たちが授業「地域社会体験B」を通じて参加した「三朝御幸行列」、「星空舞田植え体験」、「鳥取民藝スタディツアー」で学んだことをグループごとに発表しました。
    後半は、講師の方と学生の代表者で意見交換を行い、フィールドツアーから学んだことから、鳥取の観光地を巡る移動手段の問題まで幅広く意見交換しました。このイベントでは、発表のほか、イベントチラシの作成、運営・司会を学生が行いました。
    △講師の方と意見交換する様子
    △講師の方と意見交換する様子
    △イベントが終了しにこやかな学生たち★
    △イベントが終了しにこやかな学生たち★
    国際文化交流学科「創造的観光人材育成プログラム」では、新しい観光をクリエイトする課題にチャレンジするため、今後もさまざまな現場に出かけて学びを深めるとともに、学びの成果を積極的に公表する機会を設けます。

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