「大山山麓の郷土料理」を実習しました
平成26年12月4日(木)食物栄養専攻2年生の「調理学実習Ⅱ」の授業において、「大山山麓の郷土料理」講習会を実施しました。
大山町食生活改善推進委員会 会長 荒金恵美子氏、同支部 推進員の谷尾文子氏、中田真理氏、浅田妙子氏の4名を講師に招き、「大山おこわ」「豆腐のなめこ椀」「柚子入り大根なます」の3品を実習しました。はじめに講師から、料理の由来や調理方法を丁寧に教えていただきました。「大山おこわ」は、もち米を鶏肉、人参、ごぼう、しいたけ、栗などと一緒に蒸した味わい深い『鳥取の代表的な郷土料理』で祭りや祝い事のご馳走として受け継がれ、各家庭で味付けや材料が工夫され「家庭の味」「ふるさとの味」として継承されています。学生たちは、講師から直接手ほどきを受けながら教わり、出来あがった料理はみんなでおいしくいただきました。
学生たちからは、「名前は知っていましたが、はじめて作りました。たっぷりの具材をもち米に混ぜたおこわはなつかしい味で、とてもおいしかったです。家族にも作って食べさせたいです。」「地元の食材の味を活かした郷土料理で、長芋やなめこ、柚子も使った季節感あふれる料理でした。就職してからのメニュー作りの参考にもなりました。薄味でもとてもおいしくいただくことのできる料理でした。」などの感想が聞かれました。
講師の説明の様子
食材を手際よく切る学生たち
蒸したもち米に煮含めた食材と煮汁を加え混ぜる様子
「大山おこわ」「豆腐のなめこ椀」「柚子入り大根 なます」の出来上がり!