「鳥取県漁業士会による料理講習会」を開催しました

平成27年12月3日（木）、食物栄養専攻2年生の授業「調理学実習Ⅱ」において、鳥取県漁業協同組合ならびに鳥取県漁業士会の方々13名を講師に招き、「鳥取県漁業士会による県産魚を使った料理講習会」を開催しました。
はじめに、鳥取県水産課の方より、鳥取県の漁業や魚離れの進行と理由、おいしい魚の選び方、魚食の魅力等についてお話しいただきました。
続いて、「旬のお魚を美味しくさばきましょう！」と題し、鳥取県漁協の方から、ハマチのさばき方を教えていただきました。ウロコや内臓を取る所から、3枚におろし、骨・皮を取って刺身にする所まで、一つ一つの工程を、デモンストレーションを交えながらていねいに教えてくださり、真剣に見て・聴いて・実践する学生の様子が見られました。
実習後、さばいたハマチは「ハマチのお刺身」や「ハマチのたたき」にし、鳥取県漁協の皆さんが作ってくださった「カニ汁」とともに、おいしくいただきました。質疑応答では、学生から漁業士さんに質問をさせていただき、どの班も会話が弾み楽しい交流のひとときとなりました。
学生は、「今まで食べた刺身、カニ汁の中で一番美味しかった。」「一人暮らしで魚を食べる機会があまりないので、今回刺身、カニ汁を食べることができて嬉しかった。」 「今までこんなに大きな魚をさばいたことはなかったけれど、漁業士さんにていねいにご指導いただいたので勉強になりました。家でもさばいてみたい。」 などと語り、充実した実習となりました。

丁寧にわかりやすく示範される講師

３枚おろしの実践！

漁業士さんから、個別に手ほどきを受ける学生たち。

「ハマチのお刺身」「ハマチのたたき」「カニ汁」の完成！