トップページ > 本科・専攻科 > 本科(二年制) > 生活学科 食物栄養専攻 > お知らせ > 調理学実習Ⅰで「鳥取県中部の行事食」料理講習会を実施しました

調理学実習Ⅰで「鳥取県中部の行事食」料理講習会を実施しました

    平成29年1月20日(金)、食物栄養専攻1年生の「調理学実習Ⅰ」の授業で、「鳥取県中部の行事食」の料理講習会を実施しました。
    はまなす加工研究グループ 津村節子 代表、岸田美津江 氏、前田礼子 氏、天野富貴子 氏、浜岡紀子 氏の5名を講師に招き、「三色おはぎ」「ピーナッツとじゃこのかき揚げ」「みぞれ豆腐」の3品を実習しました。

    「三色おはぎ」では、始めに「おはぎ(ぼたもち)」は春と秋のお彼岸の代表的な行事食であり、「代満て・かま祝い」など農業行事の食としても作られるということを教えていただきました。次に炊飯器を使ってもち米を炊き上げて「半殺し(米粒が残る程度に半分だけつぶすこと)」の状態で丸め、「小豆餡」「むらさき芋餡」「きなこ」をそれぞれ付けて「三色」にする説明がありました。「むらさき芋餡」は、地元産のむらさき芋を用いて餡を手作りする方法やむらさき芋には様々な種類があり、紫色の濃いものからピンク色に近いもの、また水分や糖度も異なることなどを教わりました。

    「ピーナッツとじゃこの搔揚げ」では、「ピーナッツ」をナイロン袋に入れてすりこぎなどでたたきつぶすことでピーナッツの風味が増し、低温の油でゆっくり揚げるとカリッとした食感に仕上がることなど料理のポイントをていねいに教えていただきました。

    「みぞれ豆腐」は今回の実習では、湯梨浜町の海岸で獲れた岩のりを乾燥させて作ったのりを軽くあぶり「もみのり」にしてトッピングし香りを賞味しました。

    学生たちからは「むらさき芋餡を初めて食べましたが、とてもおいしかった。家で、もう一度作ってみたいです。」「みぞれ豆腐の大根が甘く、もみのりの香りがとてもよかったです。さっぱりしていて、とてもおいしかったです。」などの感想が聞かれました。また講師の先生からは「調理の手際がよく、上手に作れていた。」「学生のみなさんと交流ができて、とても楽しかった。若いエネルギーをたくさんもらいました。」などの感想もいただきました。地域の方と交流を深める有意義な実習になりました。

    IMG_7331かき揚げの衣のかたさはどうかな?

    IMG_7336「ピーナッツとじゃこのかき揚げ」を調理する学生

    IMG_7351「むらさき芋餡」をまぶして仕上げる様子 


    IMG_7370「三色おはぎ」「ピーナッツとじゃこのかき揚げ」「みぞれ豆腐」の出来上がり!





    Facebook twitter


    fixedImage
    ページトップ