地域コミュニケーション学科


地域社会のなかで多様な人びととともに生きていく協調性とコミュニケーション力を育む学び
地域社会のなかでもグローバル化が進展し、さまざまな文化や価値観をもつ人びとがともに暮らす時代です。
地域コミュニケーション学科では、多文化共生を実現するために必要な「文化の多様性に対する深い理解」や「自分の考えや文化を伝える表現力」を育成します。
言語のスキルを養い、ていねいに接するホスピタリティを身につけ、観光施設、ホテル・旅館をはじめとする接客・販売の仕事、多彩なニーズに応える図書館司書、本を通じて学びをサポートする学校司書など、人とかかわる仕事に役立つ総合的なコミュニケーション力を育成します。
地域コミュニケーション学科では、多文化共生を実現するために必要な「文化の多様性に対する深い理解」や「自分の考えや文化を伝える表現力」を育成します。
言語のスキルを養い、ていねいに接するホスピタリティを身につけ、観光施設、ホテル・旅館をはじめとする接客・販売の仕事、多彩なニーズに応える図書館司書、本を通じて学びをサポートする学校司書など、人とかかわる仕事に役立つ総合的なコミュニケーション力を育成します。

おしらせ ~ News & Topics ~
- 2025.05.29
- 2025.05.22
- 2025.05.19
- 2025.04.04
- 2025.02.28
- 2025.01.22
学科長からのメッセージ
自分を成長させる学び
学科長/ 岡野 幸夫 教授
多様化する地域社会でイキイキと活躍するには「成長し続ける自分」を意識することが大切です。多様性を理解するには、表面的な情報や言葉の裏にある事情や思いへの想像力が欠かせません。この学科ではさまざまな他者と対話・交流して視野を広げ、正解のない課題を深く考え抜く力を養い、得られた知見を他者に説明する表現力を鍛えます。これらの学びをとおして、現状に満足しない「成長し続ける自分」の基礎を培いましょう。

学びのポイント
多様なコミュニケーション力を身につけ、社会で活躍できる土台をつくる。
「言語」「文化」「交流」を
トータルに学ぶ
トータルに学ぶ
言語、文化、交流をトータルに学び、多文化共生のための広い視野をもち、批判的に深く考え抜く実践的な「教養」を身につけます。

地域課題を解決する
実践力を育む
実践力を育む
地域でのフィールドワークや体験学習を通じて、観光分野で求められるホスピタリティや地域課題を解決する実践力・主体性を育みます。

ともに生きる協調性を養う
グループワーク
グループワーク
たくさんのグループ活動をとおして、異なる価値観をもつ他者の意見を受け入れる態度や、皆と協力して実行するコミュニケーション力を養います。

学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。

語学力を活かし地域の魅力を発信する。
国際文化交流学科(※) 2年 Iさん
高校時代、海外に憧れていましたが、YouTubeで自国の魅力を答える海外の方を見て、自分が地元のことをよく知らないことに気づきました。外に目をむけるばかりではなく、まず地元についてちゃんと知ろうと思い、地域文化が学べる“とりたん” への進学を決めました。「地域交流」や「異文化交流」の授業では自分たちでアポイントを取り、現地調査まで行う実践的な学びが社会勉強にもなりました。また、地域の方や県内在住の海外の方との交流を通し、さまざまな視点から地域の魅力を再発見することもできました。コミュニケーション力を高めるため積極的に学んだ英語や中国語、手話などの語学力を活かし、卒業後は観光業に携わり、地元の魅力を発信したいと思っています。

地域の子どもたちに本の魅力を伝えたい。
地域コミュニケーション学科 1年 Tさん
図書館司書に興味があり、一度社会に出てから学び直しで“とりたん” に入学しました。“とりたん” は鳥取県内で唯一、図書館司書の資格が取得でき、地域コミュニケーション学科では学校司書についても学べることが大きな魅力です。授業は、多様な視点で物事を考える力が身につくところが面白いです。コミュニケーションのように答えがない問題に対して考えを深める経験は、自分の視野を広げるきっかけになりました。学内の雰囲気もよく、クラスメートより年上ですが、仲間や先生方がフラットに接してくれるので、毎日楽しく過ごしています。将来は、地元の図書館で地域の子どもたちと交流し、本の魅力を伝えることができる図書館司書をめざしています。
※2023年度入学生までの学科名称
時間割 (1年次/参考) |
1限 9:00~10:30 |
2限 10:45~12:15 |
3限 13:00~14:30 |
4限 14:45~16:15 |
5限 16:30~18:00 |
---|---|---|---|---|---|
MON | 異文化コミュニケーション | キャリアデザイン入門 | 現代鳥取学 | 図書館概論 | |
TUE | 基礎英語演習A | 実践スポーツ | 日本語表現法 | 日本国憲法 | |
WED | プレゼンテーション基礎 | 韓国・朝鮮語Ⅰ | 情報処理演習 | ★地域社会体験A | |
THU | ★地域社会体験B | 読書と豊かな人間性 | 共生のためのプロジェクト演習A | スタディスキル | |
FRI | コミュニケーション英語A | 交流とホスピタリティ | 宗教と文化 | 図書館情報資源概論 |
★印の科目は集中講義
地域での取り組み
自分の興味関心を深める 豊富なフィールドワーク
地域社会で求められるコミュニケーション力を高めるために、地域に出かけ地域の方と交流する機会が豊富にあります。1年次の授業では鳥取県立博物館と連携した「対話鑑賞」に関する講座を受け、県内の小学生に対してファシリテーションを実践します。「地域社会体験A」では県内の施設・企業で体験実習を行い、「異文化交流」では外国籍の方など文化背景の異なる方と交流します。2年次の「地域交流」では、グループごとに地域に出かけてリサーチ活動を行い、地域の方との意見交換を行います。また、授業以外でも毎年「くらよし国際交流フェスティバル」など地域のイベントに積極的に参加しています。こうした学生全員が関わる取り組みに加えて、「創造的観光人材育成プログラム」では現場での観光体験やフィールドワークを通じて実践的に学び、学校司書科目では近隣の学校図書館に出かけて理解を深め、英語の科目では地域のイベントで英語絵本のおはなし会を行い英語の表現力を養います。自分の興味関心や得意に応じてより深く学び、コミュニケーション力を伸ばします。

社会で活躍する先輩たち

対話力を磨きながら、楽しい旅のお手伝いをする
国際文化交流学科(※) 令和5年度卒業 Oさん
※2023年度入学生までの学科名称
仕事のやりがいは?
大山のツアーガイドとしてお客様をご案内しているとき、「ガイドをお願いしてよかった!」と言っていただくと、とても温かい気持ちになります。また研修やフィールドワークを通し、大山の魅力を再発見できるところにも面白さを感じています。
とりたんの学びで得たものは?
コミュニケーションスキルや対話鑑賞の授業がとても役立っています。ガイドをするうえで“聴く力” やわかりやすく正確に“伝える力” がとても大切で、“とりたん” で学んだことを意識しながらお客様のニーズに寄り添った案内に努めています。
今後の目標は?
最近はインバウンドのお客様が増えているので、得意な英語を活かして、海外のお客様にも幅広く対応できるスキルを磨いていきたいです。プライベートでも国内外いろいろな場所に出かけ、たくさんの経験をインプットしていきたいですね。
[ 就職・進学実績 ]
[ 主な就職先 ]
●ホテル・旅館 ●観光施設 ●旅行代理店 ●図書館司書 ●自動車販売店 ●銀行 ●一般企業 など
[ 進学 ]
●本学 専攻科地域文化専攻※※(二年制) ●四年制大学編入(島根大学法文学部、皇學館大学文学部 など) ●留学(慶煕大学国際教育院 など)
※ 国際文化交流学科 卒業生実績
※※ 2026年4月 専攻名称変更
※※ 2026年4月 専攻名称変更
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