生活学科 フードデザイン専攻


地域社会に貢献できる食のスペシャリストをめざす
栄養士は、食の専門知識だけでなく、調理や献立作成、食育の手法など幅広い技能が求められます。
多くの実習や地域イベント、企業との商品開発などの経験を通じて、知識と実践力を備えた“食” のスペシャリストを養成します。
多くの実習や地域イベント、企業との商品開発などの経験を通じて、知識と実践力を備えた“食” のスペシャリストを養成します。

おしらせ ~ News & Topics ~
- 2025.06.13
- 2025.06.12
- 2025.06.09
- 2025.05.22
- 2025.05.22
- 2025.05.02
教員からのメッセージ
人生100年時代と食
学科長/野津 あきこ 教授
人生100年時代を迎え、長寿社会をどのように生き抜いていくのかが、問われる時代になりました。そのなかでも「食」は重要な位置づけとなっています。栄養士は健康長寿を支えていく仕事です。人間、食物、環境などの関係性に着目し、ライフステージや身体状況に応じた栄養や、食べたものが体にどのように消化吸収され、健康状態の維持・改善につながるのかを学びます。持続可能な開発目標(SDGs)にむけて一緒に学んでみませんか。

学びのポイント
地域に密着したカリキュラムで、実践力を兼ね備えた食のスペシャリストをめざす
基礎から実践まで栄養士に
必要な知識と技能を習得
必要な知識と技能を習得
栄養学や衛生学などの基礎から、調理の手法や対象者に合わせた献立作成法などの現場で必要となる専門的な内容まで、幅広く学びます。

強みとなるプラスアルファの
力を身につける
力を身につける
栄養士だけでなく、栄養教諭や医療秘書実務士など、強みとなるプラスアルファの知識・資格を持った食の専門家をめざすことができます。

体験をとおして
実践力および創造力を磨く
実践力および創造力を磨く
地域のプロのシェフや栄養士からの指導、地域イベントへの参加を通じて、さまざまなかたちでの学びの機会があります。

学生インタビュー
“とりたん” で学ぶこと。
そこには、どんな出会いがあって、どんな未来が待ち受けているのでしょう?
四年制大学でもなく、専門学校でもなく、短期大学ならではの魅力とは?
ほんの少し先に、“とりたん” で学ぶことを選択し、未来へと踏み出した先輩たちの、等身大の“いま” をご紹介します。

友人に支えられ、プレゼンにもチャレンジ。
生活学科 食物栄養専攻(※) 2年 Uさん
調理実習の授業が特に好きで、いろいろな調理技術を学びながら、栄養バランスや見た目を工夫して献立を考えるのが楽しいです。グループ活動が多いので、クラスのみんなと仲が良く、居心地のいい雰囲気に後押しされ調理実習でデモンストレーションをしたり、プレゼンをしたり、チャレンジをする機会が増え、人前で発表することも苦手ではなくなりました。“とりたん” では大学行事を全力で楽しむ学生が多く、高校時代、コロナ禍で行事がなかったぶん、大学祭や体育祭、球技大会もみんなで協力し合い、思い出をたくさんつくっています。残りの学生生活を全力で楽しみながら、大好きな地元の食材を取り入れた食事を提供できる栄養士をめざしています。

スポーツ栄養士としてアスリートを支えたい。
生活学科 食物栄養専攻(※) 1年 Nさん
高校時代、部活動のマネージャーとして選手たちをサポートするなかで、アスリートを支える仕事に興味を持ちました。特に、体をつくる食事は大切と実感し、栄養の側面からスポーツに関わっていきたいという目標をもって“とりたん” に入学しました。栄養に関する専門的な知識を深めながら、調理に関する基礎知識と技術を基礎から応用まで学べること、また、授業でわからないことがあったら気軽に質問できる先生がたくさんいるのも、この学科の魅力です。卒業後は栄養士として現場経験を積みながら、さらに管理栄養士の資格にも挑戦し、アスリートの体調を整え、パフォーマンスを最大限に引き出せるスポーツ栄養士への道を進んでいきたいと思います。
※2025年度入学生までの専攻名称
時間割 (2年次/参考) |
1限 9:00~10:30 |
2限 10:45~12:15 |
3限 13:00~14:30 |
4限 14:45~16:15 |
5限 16:30~18:00 |
---|---|---|---|---|---|
MON | 調理学実習 Ⅱ | 食品加工学 | |||
TUE | 臨床栄養学各論 | スポーツ栄養学 | 学校栄養教育論 | 栄養教育実習指導 | |
WED | 看護・介護概論 | 食品衛生学実験 | |||
THU | 給食管理実習 Ⅱ | ||||
FRI | 食品学各論 | 給食施設実習事前事後指導 | 疫学と公衆衛生活動 |
地域での取り組み
地域に貢献できる人材育成をめざし 実践的に学ぶ
フードデザイン専攻では「地域社会で活躍できる栄養士の育成」をめざし、地域性を取り入れた授業の実施と学生の地域活動の2点に力を入れています。授業では、地域の栄養士や食品会社の方、プロのシェフの方から、特別講師として学生に講義や実習をしていただく機会を設けています。例えば、「キャリア形成基礎A」の授業では、地域で活躍している栄養士の方を招き、実際の現場での様子を聞く職業理解の機会を設けています。また、「調理学実習」では日本料理や西洋料理などのプロのシェフの方から、現場で培われた技術と理論を目と手で学ぶ機会があります。地域活動では、「くらよし国際交流フェスティバル」や「中部発! 食のパラダイスフェスタ」といった地域のイベントや、「牛乳・乳製品利用料理コンクール」などのコンクールへの積極的な参加を促しています。さらに、地域の食品会社・スーパーマーケットなどとの共同商品開発などを介して、地域の方との接点を持ち、学生たちの学びや、自己実現につなげます。

社会で活躍する先輩たち

心身を癒し、生きる力になる食事を提供したい
生活学科 食物栄養専攻(※) 令和3年度卒業 Yさん
※2023年度入学生までの専攻名称
仕事のやりがいは?
病院給食で主に常食の調理を担当しています。入院患者さんのなかには、食事を楽しみにされている方が多いので、少しでも治療の支えやリハビリのモチベーションにつながればという思いで、日々やりがいを感じながら食事を提供しています。
とりたんの学びで得たものは?
大量調理の授業は、ほとんど現場と変わらない技術を、実際に調理をしながら学ぶことができたので、日々の業務で欠かせない知識になっています。また「食品学実験」で学んだ食材の性質も、調理や食材を保管するうえでとても役立っています。
今後の目標は?
治療を受けた患者さんが、食事が回復への活力となった経験を活かし、将来は栄養士会の災害栄養チームに携わりたいと考えています。心身を回復させ“生きる力” になるような食事が提供できるよう、病院給食の現場で経験を重ねていきたいです。
[ 就職・進学実績 ]
[ 主な就職先 ]
●病院(栄養士、医療系事務) ●委託給食会社(栄養士) ●高齢者福祉施設 ●児童福祉施設 ●公務員(専門職系) ●食品関連企業(製品開発・品質管理) ●一般企業 など
[ 進学 ]
●本学 専攻科食物栄養専攻(一年制) ●四年制大学編入(島根大学生物資源科学部、くらしき作陽大学食文化学部栄養学科、美作大学生活科学部食物学科 など)
※ 食物栄養専攻 卒業生実績
社会人入学を希望する方へ
生活学科 フードデザイン専攻のメニュー一覧
